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■じゃりン子チエ シリーズ

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博打好きの父親・テツの代わりにホルモン屋を営む小学生チエちゃんの生活を描いた大阪下町コメディ。
一度映画化され、その後テレビ放映されたタイトル。メインキャラの声優は関西芸人または関西圏の人がほとんどだったせいかさすがに自然で違和感がなかったですね。テツ役の西川のりお氏はこれ以上にない適任。台詞まわしもイメージもぴったし。関西では一時期、鬼のように再放送してました。つか番組編成に中途半端に穴が開いたときに埋めるのに使われてたという感じでしたが。登場人物もエピソードもけっこうアクが強く、好き嫌いがはっきり分かれるタイトル。関西と関東じゃ視聴率かなり幅があったみたいだし。個人的には漫才が好きなのもあってかなりハマりました。テレビアニメは2回されましたが前半の方がおすすめです。後半はトーンダウンというかノリがいまいち。
大阪の西成区が舞台。博打ばかりしてちっとも働かず店の金をくすねたり備品を質屋に入れたり気弱な父親(主人公の父方の祖父)にお金をせびったりとダメ親父の典型なタイプ。そんな生活に耐えられず母親は家出し家計がままならないので子供のチエちゃんが働くことになる・・。と文字で書くと悲劇っぽいですが悲壮感はあんまりなくとにかくパワフルというか生命力があふれています。
主人公チエちゃんも個性的ですが、物語の要は父親のテッちゃんのような気がする。この人が受け入れられるか否かで作品の好き嫌いが分けられるといっても過言ではあるまいて。まあ要するにこの人、こどものまんま年を重ねているタイプなわけです。自分の利益のために画策したり計算したり、思ってもいないことをうまく言ってしのぐとことかは、大人特有の卑怯さとか本音と建前というより、こどもがちっちゃい利益のために画策する様そのままだったり。昔のガキ大将とサザエさんのカツオを足したような行動パターン。喧嘩も強いけど自分より強いあるいは同等の相手に燃えるとことかはおばあさんの教育の賜物かもしれない(笑)生活能力は皆無だし困った人ですが愛すべき人ではあると思います。いいように使われてると思われる人たちもテツを慕っているのはその辺の性格が要因なのかな。実際自分の親だったら難儀なことこの上ないですが。
チエちゃんがお母さんが家出したとき父親のところにとどまったのは、ほっとけないというのもあるだろうけど、手が出るタイプではあっても家族には手をあげてなかったからなんだろーなと。自分が愛されているというのも感じてただろうし。まったく行動はともなってないけどねー。語りだすとキリがなくなってくるな;
古きよき(?)関西の下町情緒を堪能したい人はどうぞ。

じゃリン子チエ/1981年TBS系放映全64話/堪能度:★★★★★
チエちゃん奮戦記 じゃりン子チエ/1991年TBS系放映全39話/堪能度:★★★★☆
じゃりン子チエ/1981年映画110分 /堪能度:★★★★★






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