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■すべてがFになる

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森博嗣のミステリー原作。原作は読んだことがなくともタイトルはなんとなく知っているという人は多い気がする。単なる思い込みだけど。
本格推理小説を元としているせいかリアリティのある、言い換えれば昨今のアニメに比べると地味めな印象を受ける。浅野にいおがキャラデザでアニメ的な特徴もないし。とはいえ人物の区別がつかないこともないしビジュアルの工夫はされているしオープニングも含めセンスもいいしなかなかに見応えがあった。じっくりと租借するように描かれているので退屈しそうかなと思ったがだらだらと進めていないところがいい。
途中であれ?と思って調べたけどやっぱり若干原作と違うところがあった。ある意味いい改変と思った。原作が小説なので人物の台詞が多く、終始殺人事件に絡む探偵役である女性が暮らす施設に招かれた学者青年と女性の議論が大半を占めていたような。
特殊な経歴を持ち、コンピュータシステムに守られた特殊な環境にいた殺されたと思われる女性、ある種の密室殺人のトリック、女性の気質と彼女の取り巻く環境あたりが肝か。原作未読の人はラストのオチにはあっと言うだろう。
原作は1996年、ネットやパソコンの普及が急速に高まった頃。デジタル要素が鍵の作品だが当時らしい発想だなと感じるなあ(トリックも含めて)デジタル画面における色コードの仕組みをこの話で知ったっけ。すべてがFの色は白。(どうでもいい)OP・EDとも曲は好み。

2015年フジテレビ系放映全11話 / 堪能度:★★★★☆






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