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■タイムホロウ -奪われた過去を求めて-

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普通の高校生・歩郎は誕生日の朝、火事の悪夢を見る。そして目が覚めるとなぜか両親が12年前に失跡した事実のある世界になっていた。歩郎は飼い猫から得た過去を修正できる能力を持つ「ホロウペン」を駆使し自分の世界へ帰るため謎を解決していく。
事件が起こったら、会話や探索で場所を特定し、件のペンを用い気になる箇所を囲ってその部分のみ過去の空間を浮き出し修正することにより起こった事象をなかったことにして事件を収束させる構成。
DSのペン機能をうまく、というより、まんま使ってるアドベンチャーゲーム。
オープニングの力の入りよう、魅力のあるキャラデザ、目新しく面白いと感じるシステム、音楽も良・・・なんですよ。なんですが、なんというか物足りないというかうすっぺらいというか。
もう少しスケールが大きかったり人間描写が深かったりしてもいいんじゃなかろうかと思うのは贅沢なんですか?主人公のバックボーンとか細かいところが説明不足なのもいまいちで。シナリオをもうちょっと練りこんでほしかったかな。個人的にラストはもやっとしてしまったのもどうもね;
ゲームのボリューム自体もこじんまりしている印象を受けました。動画にお金をかけすぎたんでしょうか・・(笑)
しかし、困った現在の状況を過去ペンでなかったことにできるという怖さ(リセットの怖さ)は体感できるのでその辺は評価できるかな。けっこうすごい能力者同士なのにやってることは子供の喧嘩レベルで、人間性が矮小すぎるキャラが多いのはそのへんのリアリティを出すためなのかも。
ゲームシステムで印象に残っているのは、主人公が過去に飛ぶ回数に制限があるやつかな。シナリオで、なんども過去に移動すると肉体にダメージがかかるという設定の元組まれたシステムですがちゃんとMAX値が後になるほど少なくなっているのには芸が細かいなあと感じました。どのシナリオも、へたれゲーマーでも余裕でクリアできる尺なんですがね。もうちょっと条件厳しくてもよかった気もする。
ゲームはさくさくっとクリアしたい人、絵が命!な人には楽しめると思います。
さんざん文句言ってますが私の個人的評価は高い。それだけに残念だと感じる部分が多いんですが。同じようなシステムで続シリーズとかでないかな。
このゲーム後日シナリオ(ぶっちゃけ2周目)もちょっとだけあります。久々に2回目やってみたときに気がついた。短いけど。

コナミデジタルエンタテインメント /ハマリ度:★★★★☆
アドベンチャー / ニンテンドーDS 



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