comics REVIEW |HOME|

■漫画感想

読んだ漫画の適当な感想を置いています。2010年12月以前初巻発行タイトル対象。

内容説明

2010年12月以前に初巻が発行されたタイトル対象。
2011年1月以降初巻発行タイトルは漫画感想2をご覧ください。
トラックバックやコメントは現在受け付けておりません。コメント等はブログのほうでお願いします。
2007年7月にスクリプトを移行したためサイト更新記録と月別一覧の更新月が違う場合があります。
詳細は漫画感想概要をご覧ください。一部ブログ再録あり。

インデックス

作品名|あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら・わ行
著者名|あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら・わ行
その他|おすすめお気に入り月別短文・雑記RSSファン頁跡地
外部頁|まんがブログ漫画感想2017~主催同盟跡地番外ラノベ感想

ジャンル


最近の更新エントリー(30件)

1  2  3  4  5

僕はすべてを知っている / 高久尚子

Amazon
僕はすべてを知っているをAmazonで見る

包茎整形治療の名医とまれに見る美しい下半身を持つ青年のBL。
職業上醜い下半身を見る毎日に辟易していた包茎整形治療の名医と謳われる男性医師が、街で見かけた理想の美しい下半身を持つ青年と出会い、彼の勤めるケータイショップに通い詰める・・という所から始まるBLラブコメもの。
表紙からセンシティブな話かと思ったら軽いノリの話でした。とはいえ恋愛展開は双方純粋に相手を思いつつゆっくりと距離を近づけていくタイプ。ノリノリのコメディ、ってわけでもないし、基本的に恋愛をゆっくり育む系の純な恋愛ものなんだけども主軸が下半身の美醜とか、妄想が暴走って展開が多くてどうしてもギャグとしか読めないという・・;すんません。それにしても服の上からでも形状がわかるってすごいな。
せつないシリアス系が似合う絵柄にこの主題というギャップがミソなんでしょう。エピソードの手数も多く、物語としても読み応えがありました。

高久尚子
キャラコミックス4巻 / 徳間書店
ジャンル:ボーイズラブ / 好み度:★★★☆☆


投稿者 higure : アーカイブ | △UP

僕らの時間 / あおいれびん

Amazon
僕らの時間をAmazonで見る

男の子だもの!に続く応援団シリーズ2作目。今回は応援団団長と生徒会長のお話。現在は生徒会が応援団をつぶそうとしているという図式で、団長と会長は犬猿の仲、ということのようだが、以前は仲が良く現在の状況にはとある理由があるという設定のよう。
BL的には団長×会長。団長は会長に迫るが会長は拒否、みたいな場面が冒頭にある。
といっても仲が悪いってのは表向きで(ある意味ではそうであろうが)実際は団長が迫って会長が拒否しきれずみたいなBL展開が終始続きます。蓋を開けて見れば相思相愛以外の何物でもないというBL的萌えパターンですかね。ときめくっちゃときめく展開かな。BL描写は多め。著者の絵も展開も癖が強い印象ですがけっこうはまります。

あおいれびん
ドラコミックス全1巻 / コアマガジン
ジャンル:ボーイズラブ / 好み度:★★★☆☆


投稿者 higure : アーカイブ | △UP

きのう何食べた? / よしながふみ

Amazon
きのう何食べた?をAmazonで見る
/ bk1で見る

料理を通して綴られる弁護士と理髪師の男夫婦の家庭と周囲の日常。
主人公は40代のイケメン弁護士。定時に帰宅し安値の食材を求め家につき料理をする。できたころに連れ合いである理髪師の男性が帰ってきて食卓を囲む、そんな日常。
登場する料理は、基本的に焼く・煮るがメインの簡単レシピ。栄養のバランスは考えられているもののどちらかというと地味という印象が強いかな。青年誌連載だし男性が作る料理なんですが、女性が描くからか、こだわった男の料理というよりあくまで主婦が作る「毎日食べる」料理。
兼業主婦・新米主婦・食べ盛りのいない家庭向け。料理がさほど趣味ではない・得意ではない・時間がかけられない人、主人公たちのようにそろそろ高カロリーでおいしいものばかりを食べてもいられない年代以降を対象としているかんじ。あくまで私見ですが。
料理風景の描写は、ほぼ一人で行われ心の中でレシピをつぶやきながら調理していくという構成。大仰な演出がなく淡々と描かれているので飲み込みやすいです。
料理レシピがメインの話ではありますが、一般社会で生じる日常的な風景とか問題とかが描かれています。弁護士側の両親の話とか各々の仕事場での話とか、普通に暮らしているとあるよなあという事柄が一話完結形式でさらっと描かれています。
ゲイ夫婦の話ですがBL的表現は一切ありません。こどものいない夫婦の話として見れそうな内容。両親の話とか家計の話とか老後計画の話とかねー。

よしながふみ
モーニングKC1~ / 講談社
ジャンル:青年・料理 / 好み度:★★★★★おすすめ


投稿者 higure : アーカイブ | △UP

角刈りすずめ / KICHIJO(一條マサヒデ×菊池昭夫)

Amazon
角刈りすずめをAmazonで見る

角刈り頭のさすらいの麻雀打ち・通称角刈りすずめが様々な雀荘を巡る物語。・・と麻雀劇画に見せかけたシュールギャグ。
主人公は角刈り・強面・和服とみるからに業界の人のような姿。さすらいの麻雀打ちで雀荘を巡り、麻雀しかない自分が骨を埋めるにふさわしい雀荘を探しているという設定。・・なのは良いのですが、主人公が迷って入る雀荘は奇天烈なところばかりというパターン。
形式を固定化して、主人公が奇妙な雀荘に翻弄される様を一発芸的ギャグ展開で〆るという構成。絵柄は劇画調、登場人物たちはいたって本気、だけど読み手にはギャグそのもの、というノリ。帯にあるとおり、確かに麻雀を全く知らなくても楽しめる内容です。
巨大かつ重量のある牌で打つ雀荘、車を使って牌を動かす雀荘、超全自動な雀荘、孔雀のいる雀荘・・・。とまあよくネタが思いつくなあと。あくまで劇画調のシリアスな絵柄を崩さずコメディを表現しているところがかなりツボでした。劇画の割りに線が整理されていて読みやすいし。幕間の、角刈りすずめの生態ネタもまた面白い。

KICHIJO(一條マサヒデ×菊池昭夫)
完全版 / 近代麻雀コミックス全1巻 / 竹書房
ジャンル:青年・麻雀・ギャグ / 好み度:★★★★★


投稿者 higure : アーカイブ | △UP

矢継ぎ早のリリー / D.キッサン

Amazon
矢継ぎ早のリリーをAmazonで見る
/ bk1で見る

「矢継ぎ早のリリー」「鞠めづるヒトビト」「或ル婦人」「シスター・シスター」を収録した著者の短編集。
「矢継ぎ早のリリー」
吸血鬼の男性ヴィクトルと彼と契約を交わしたとされる少女アネット、アネットの母親の遺言の執行人たちの物語。少女アネットと契約を交わした吸血鬼の男性の物語と、リリーたち遺言執行人の仕事の行使という2つの軸をさりげなく融和させた内容。
施設を抜け出した不遇な少女アネット、末期の水ととってほしい相手を探していたヴィクトル。2人の心情描写と彼らの状況を客観的に語る執行人たち。静かにゆっくりと真綿でくるむように心を鷲づかみにされそして染み渡るドラマの描写がツボでした。
「鞠めづるヒトビト」
平安時代の蹴鞠に没頭する人々の話・・・なんですがノリはほとんどサッカーものと言っていいかと(笑)雅な賞賛の言葉と華麗な蹴鞠の描写だけどノリはコメディ。この絶妙なノリを作り出すセンスがすごい。
「或ル婦人」
おそらくは明治か大正あたりのレトロな時代の日本が舞台。この時代の純文学を彷彿とさせる雰囲気。とあるいわくのある未亡人に金を借りに来た青年。劇的なものはないし現実でもありふれたことであろう詮方ない悲しい事柄。「印象に残る」という言葉が実にしっくりくる話でした。当人は望んでいないし特殊な力があるでなし、でもなぜか周囲がこうなる人っているんです。
「シスター・シスター」
ファンタジーシリアスドラマ。有事の際は私を捨てざるを得ない立場の公人の悲哀と姉妹の絆がテーマ?的外れかも;けっこう凝った宗教というか巫女というかファンタジー設定ですが端的に説明されてするっと話に入れる構成が見事。
収録されている短編が全てジャンルも傾向も違いかつクオリティが高いお勧めの短編集。語彙のない人間なので読んでみてくださいとしか言えませぬ。
それにしても普通ジャンルは違えどカラーというか傾向って大体似るものなのですがこの著者はそれが見受けられない。本当にセンスや構成能力など才能の引き出しが多い人なんだなあとしみじみ感じます。

D.キッサン
ゼロサムコミックス全1巻 / 一迅社
ジャンル:少女・ファンタジー他 / 好み度:★★★★★


投稿者 higure : アーカイブ | △UP
1  2  3  4  5





Powered by


緑画舎HOMEPAGEへ戻る