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■漫画感想

読んだ漫画の適当な感想を置いています。2010年12月以前初巻発行タイトル対象。

内容説明

2010年12月以前に初巻が発行されたタイトル対象。
2011年1月以降初巻発行タイトルは漫画感想2をご覧ください。
トラックバックやコメントは現在受け付けておりません。コメント等はブログのほうでお願いします。
2007年7月にスクリプトを移行したためサイト更新記録と月別一覧の更新月が違う場合があります。
詳細は漫画感想概要をご覧ください。一部ブログ再録あり。

インデックス

作品名|あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら・わ行
著者名|あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら・わ行
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最近の更新エントリー(30件)

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あさりよしとお短編集 毒入り<錠剤篇> / あさりよしとお

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「重箱の隅」「橋の下の住人」「Let's go!うなぎちゃん」「宮本武蔵」「Mahjong&Dragons」を収録した作品集。
「重箱の隅」
コミックスの大半を占めるシリーズ。93~95年ごろのアニメやゲーム・映像の業界の内情を暴露し苦言を呈したエッセイ漫画。2Pで一ネタなのですが内容がものすごく濃い。カールビンソンでもOVAを貶した台詞がありましたがこの実情を知れば確かにそう思うわなあと。正直ここまでとはと唖然とする。
テーマの性質上、ネームがむちゃくちゃ多いですが理路整然としており頭にスッと入るところはさすが。小気味の良いブラックぶりも特徴。
「橋の下の住人」
橋の下に住むおじさん。彼は秘密組織に改造された正義のヒーローだと信じる少年、ホラにしか聞こえず彼に詰め寄る少年の姉。おじさんの言うことは、真実なのかカタリなのか冗談なのか。それは少年が命の危機に瀕したときに・・・。真偽をあいまいにしたオチと人間描写が興味深かったです。
全然関係ないですが、往年の円谷ウルトラマンシリーズで、シビアで社会に確実に存在する差別の描写が出た話があって、やるせない気持ちになったのを思い出しました。
「Let's go!うなぎちゃん」
某美少女戦士のブラックパロディ。サンドウォームに似た容姿、言動総てがブラックなうなぎちゃんと彼女に翻弄されつつツッコミ役のへのへのもへじ顔のあみちゃんのお話。まっくろくろすけ~♪
「宮本武蔵」
歴史ではなく麻雀コメディ。宮本武蔵の生涯と五輪書は麻雀にも使えるのか!ちょっと目から鱗(笑)
「Mahjong&Dragons」
こちらも麻雀コメディ。中世RPG舞台のファンタジー装備を身につけた面々が麻雀でクエストをこなす。色欲が絡むととたんに弱くなるオチが絶妙。

あさりよしとお
リュウコミックス全1巻 / 徳間書店
ジャンル:青年・ブラックユーモア他 / 好み度:★★★★★


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ジゼル・アラン / 笠井スイ

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20世紀初頭のヨーロッパ。あるアパートの大家を務める少女・ジゼルは店子の青年を助手がわりに「何でも屋」を開業する。
市井で暮らすお嬢様ジゼルの日常劇といったところか。
教養のつけっぷりとか物腰や雰囲気でいいとこのお嬢と推察できる10代の少女のような主人公。彼女が市井の大家をしているのは自ら望んでの社会勉強のようなかんじですが1巻の時点では詳しいことは語られず。
日常風景的ミステリな構成、さりげなくてリアルなのに魂が入ってるなあと思う人間描写、生活の中で出会うさまざまな出来事を端折ることなく、とにかく丁寧に描かれているなあという印象です。
ただ日常を描くでなく、「読み物」として魅せるけどきっちり地に足がついた、劇的までいかないけどメリハリのついたストーリー構成も魅力。
可愛くて理知的、頭の回転が良く知識も豊富、物怖じせず固定観念に囚われず好奇心旺盛、大人びてはいるけど少女らしい情緒も持つという思いっきりいろいろ詰め込んだ主人公のキャラ設定はツボだなあ。
主人公の機転で事件を解決だったり、主人公が知らなかった世界に浮き立つ話だったりといったほのぼのとした終わり方だけでなく、つらいけど乗り越えていくべき現実的な話もあったり。
今のところ、1つの依頼に絡むエピソードで1つの話という具合で、2巻以降は主人公の実家がらみでよりシリアスな話になりそうな。

笠井スイ
ビームコミックス1~ / エンターブレイン
ジャンル:青年・ドラマ / 好み度:★★★★★

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投稿者 higure : アーカイブ | △UP

出前姫 民話ボンボン / 吉田戦車

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食堂王国・あわび王国にギリギリ王国から出前の注文があり、王国の跡取りである出前姫は、父王の作った料理をギリギリ王国へ運ばねばならないという。出前の食事に群がる妖怪たちをかいくぐり進む出前姫の旅路の物語。
えーとうまく説明できなくてすいません。料理を主軸にしたお使いならぬ出前RPGといった雰囲気のお話。
主人公はとある国の王女様。王族らしい高潔さとけっこう庶民派な気質を兼ね備えたキャラ。彼女の国は料理が有名で料理の注文が入れば王自ら料理を作り後継者がその国に一人で出前をするという慣わし。
ということでとまどいつつも慣わしなので料理を持って、(人間が同行できないというので)妖術師の魂のかけらのお供と共に出前の旅に出るという展開。料理目当てで襲う妖怪とか、昔出前に出てうっかり妖怪になってしまった実兄との出会いとか、野望を持つラスボス的妖怪との対峙とか、かなり読み応えがありました。
物語自体はわりとしっかりした構成に、著者らしい脱力したノリとナンセンスさなど独特の雰囲気がいい感じに融合しています。
童話とかドラクエとかが好きな人にはお勧めの作品。著者のカラーであるちょいキモいデザインの登場人物たちが許容できればですが。王子の妖怪スタイルにはちょっと涙が出た・・(笑)
主人公の有能なフォロー役の妖術師の女性と、主人公や王子のさりげない王族口調にかなり萌えました(いやほんとに)

吉田戦車
ビームコミックス全1巻 / エンターブレイン
ジャンル:青年・コメディ / 好み度:★★★★★


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GAME OVER / 水谷フーカ

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とあるきっかけから恋人同士になった中学生の男の子とOLの恋人たちを描いたGAME OVERをはじめ誘拐のすすめ・けだまのケーキ・きのうけんかをしました・を収録したハートフルラブストーリー集。
「GAME OVER」
会社に向かうバスの中で男性の隣に座り自分を二度見させたら勝ちという密かな一人ゲームを楽しむOL。暇つぶしにはじめたゲームは百発百中だったが、自分を見ない中学生男子が現れる。ムキになるOLは男の子に対し次第に意識をしはじめ・・。初々しい駆け引きから彼氏彼女の仲になり結婚に至る間のある日の情景を描いたシリーズ。
大人の余裕を見せたいけれど相手を前にすると余裕がなくなる年上の彼女、子供らしい独占欲と大人顔負けの余裕さとまっすぐに彼女を見る年下の彼氏。
互いにコンプレックスを持ちつつもほのぼので穏やかな空気を纏う2人の空気がすごくすきでした。
「誘拐のすすめ」
元気な男の子は大好きな女の子と付き合うため女の子が大事なお兄さんと勝負して負かそうとするが。かわいい恋愛コメディかと思ったら、いったん崩れた家庭がやり直すドラマでもあった。コミカルさとかわいさとせつなさが良い具合にブレンドしてるなあ。
「けだまのケーキ」
とあるケーキ屋さん。ちゃきちゃき娘の店員と、腕はいいけど気弱で小さい生き物な店主のほのぼのハートフルなお話。いいコンビというのはこういう2人のことを言うんだろうなと思ったり。
「きのうけんかをしました」
2人の女の子のお話。仲良しの2人は同じマフラーをするのが常。ちょっとした喧嘩の次の日、片方がちがうマフラーをしてきてもう一人はショックを受ける。思春期の女友達てこういう一幕ってけっこうあるんだろうなあ。なんとなくお手洗いをいっしょにいくノリというか(それとは違うか)ああ、女の子って可愛い。

水谷フーカ / 白泉社全1巻
ジャンル:少女・恋愛・ハートフル / 好み度:★★★★★


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7と嘘吐きオンライン / HERO

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ツイッターを題材にした「7と嘘吐きオンライン」人の評価を紙に書いた言葉として見える少女の話「レッテルのある教室」絵の道を目指す少女の不思議な体験「臆病色にひかるキャンバス」を収録した作品集。
サイトで発表された短編の書籍化かな。もちろんWEBで見るとタダなんですが書籍の形として読みたかったのでうれしかったな。
「7と嘘吐きオンライン」
本家twitterでもtwitterの特性を十二分に活かした青春ものとして高い評価を得ていたタイトル。たしかにどこぞのドラマよりうまいと思います(笑)
内向的な女の子が、暮らすではやっているのでなんとなくはじめたtwitter。名前を間違えられたことをきっかけに名前の七島から7の数字をアイコンにした。
学校のことをつぶやくうちにフォローされるようになり、マリというリプライを飛ばしあう友達もできた。でもリアルではあいかわらず内向的なままだしクラスメイトをフォローする勇気も持てなかった。
そんな中、クラスで人気者の少年が自分が「7」だと認める。吃驚するもそのまま少年の嘘にのっかるかたちで発言を繰り返す主人公だが・・。
ジャンル的には青春ものだろうけど劇的なものは少ないです。なんてことはないやりとりや心情や行動を積み重ねて構成されていてそれがかえってリアルというか。
少年が嘘をついた理由とか、別の人格になりきれるオンラインの世界とか、嘘を知りつつあわせる主人公の心情描写とかマリと7とのやりとりとリアルのやりとり、とかが見所かなあ。じわじわっとくるという印象が強い。
「レッテルのある教室」
他者が他者に感じる評価を紙に書いた言葉として知覚できる少女が主人公。まさに「レッテルを貼られている」状態がそのまんま見えるという感じ。それゆえに他者によい印象を与えるようがんばっている少女と根暗など散々な評価を受ける少年のお話。主人公の気の使いっぷりがものすごく疲れました。他者の評価ってやっは気になってしまうかなー。見えるなら特に。自分ってどうあるべきかというぐるぐる考えてしまうところとか共感を覚える人が多そうな。
「臆病色にひかるキャンバス」
絵の道に進もうと母親に告げるが趣味でとどめられないのかといわれてショックを受ける少女。だってお母さんはいつも私の絵をすごく褒めてくれたのに。協力してくれると思ったのに。思い付きじゃなく真剣に考えて告げたのに。そんなもやもやを抱えて外に出た主人公は一人の少女と出会う。
うまくやろうとすると返って味を殺しちゃうみたいなものは確かにある。芸術系を目指すもしくは食い扶持にしている人の話ではほぼ必ずぶつかる壁じゃないかと思ったりも。勝手な想像ですが。
まあ将来に対する不安と希望という題材を自然に描いた良作。本当にするっと感じられるというか。
携帯にまつわるコネタは面白かったなあ。確かに多機能すぎて知らなければ電話じゃないよなw

HERO
ガンガンコミックスオンライン全1巻 / スクウェアエニックス
ジャンル:少年・青春 / 好み度:★★★★★


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