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■漫画感想2

2011年1月以降に発行された漫画の感想。

内容説明

2011年1月以降に初巻が発行されたタイトル対象。
2010年12月以前初巻発行タイトルは漫画感想をご覧ください。
現在はほぼ緑画舎まんがブログの再録です。
詳細は漫画感想2概要をご覧ください。
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作品名|あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら・わ行
著者名|あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら・わ行
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最近の更新エントリー(30件)

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ラブホの上野さん / 博士 / 原案:上野

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ラブホテル・五反田キングダムのフロントを勤める上野さんが、恋愛関係で悩める男性・女性の傍らにさりげなく現れ、なし崩しに恋愛指南を展開していく蘊蓄コメディ。
女心がわからぬ男性への指摘、デートの誘い方、会話術、また彼氏が欲しい女性への助言など多岐に渡る。とはいえやはり男性に対してのアドバイス、というネタのほうが多めか。
言っていることは恋愛心理の初歩なのだろうし、某心理学ほどコアな内容ではないが、それなりにそれゆえにさらりと読めて適度な面白さがあり、気軽に読める内容だと感じる。
異性に対するテクニックがさっぱりわからない、という人には知識の一端として使えるのかなあ。本の通りにすれば思った結果が得られるかどうかはまた別の話だと思うが、説得力はあるかと。構成的にレクチャーぽい押しつけがありそうなのだが、キャラの性格付けが功を奏しているように思う。
なんでラブホのフロントが恋愛指南をするのか、というのは男女の恋愛関係がまとまればラブホ利用者も増えるから、ということなのか。まあ指南が一通り終わればきっちり自ホテルの宣伝をしているのでそういう設定なんだろうな。
無口で無愛想なホテル従業員とその彼氏のカップルはほんと理想だなあ。あと後々漫画やアニメのパロディがちょいちょい挟まってるのは原作・作画、どちらのご趣味か。

原案:上野 漫画:博士
MFコミックス1~ / メディアファクトリー
ジャンル:青年・コメディ / 好み度;★★★★★


投稿者 higure : アーカイブ | △UP

残念博士 / 瀬野反人

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車にひかれそうになった女子高生は、ある白衣を着た目が死んでる女性と出会う。その女性は「博士」と名乗り、科学的根拠はさっぱり不明瞭だが技術は素晴らしく、しかし実用性はいまひとつというびみょーな発明品を作ってしまうひとだった。
綾波某系の感情の起伏が乏しい博士、その助手の男性、冒頭で出会った女子高生とそのトモダチ、博士の旧友で同じく博士(発明家)な女性たちと、博士の発明品などで回すナンセンス系発明ギャグ。
何か困ったことが発生→博士が発明品を出す→発明品を使ってみる→オチという構成が多めかな。
珍妙な発明品を巡ってのボケツッコミ的な会話ややりとりのテンポが微妙で面白い。軽快さが際立っているわけでなくそこはかとなく脱力してしまう独特のノリが印象的だった。
博士のぼんやりズレた発言や女子高生のトモダチのメーターの振り切ったおバカキャラがボケ役で、女子高生と助手の男性がツッコミ役なんだろうけど、女子高生はまあともかく助手はきっちりツッコミ役と見せかけて実はけっこうズレているところが多々見受けられるという・・。博士の旧友も、博士をライバル視するけど実力は微妙でトラブルメーカーのようで実は常識人寄りというマルチタイプで、ボケツッコミがダブルスタンダード?に成っているところも特徴の1つのよう。
たぶん人を選ぶタイプのコメディなのだろうが私には大好物でした。しかし大判紙面では画面が白すぎる気がするなあ。

瀬野反人
角川コミックスエースエクストラ全3巻/ 角川書店
ジャンル:青年・ギャグ / 好み度:★★★★★


投稿者 higure : アーカイブ | △UP

ヒトはイカにして滅んだのか?  / 柴谷けん

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人類が滅びイカが進化し文明を築いている世界。彼らの考古学研究チームが、人類滅亡の理由を解き明かす研究発表という体で展開される人間生活のある一幕を綴るコメディ。
直立した知性体のイカの種・イカリアンの考古学者たちが研究発表するという形で、タイムワープカメラというアイテムを使い21世紀の日本に住む人間の生活状況の映像を発表資料にして研究を発表するみたいなかんじ。
様々な人間を対象に彼らの人間関係や考え方などを焦点に研究発表されていくのだが、一話目の対象が、二話目では脇役として登場したりと、研究対象の人間たちはぼんやりと関係があるオムニパス構成となっている。こういうの大好き(笑)
研究発表の主題におけるポイントや各々のエピソードにはシニカルなオチがついていてなかなかに面白い。たとえば、地球の砂漠化は草食動物が草を食い散らかしたからで、つまりは「草食男子」も原因なのでは、とか。ある意味こじつけなはじまりと感じるものもあるが、研究発表という体で構成された起承転結は秀逸で、絶妙な作品だと感じる。

柴谷けん
アクションコミックス全1巻 / 双葉社
ジャンル:青年・コメディ / 好み度:★★★★★


投稿者 higure : アーカイブ | △UP

不能犯 / 神崎裕也 / 原著:宮月新

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相手に「思い込み」を強くさせることにより死に至らしめる能力を持つ男性・宇相吹正。彼は憎悪・嫉妬など様々な理由で殺人を依頼する人間に応え対象をその能力で殺し、彼の犯行を実証できない故に逮捕もできない容疑者「不能犯」である。
人間心理操作に長けている青年が、人間の愚かさを見るのが楽しみで依頼を受けているってかんじ。因殺された側はもちろん、依頼した側ももれなく破滅ルート直行ってのがミソ。主題的にも全体的にエグい展開が多いのだが、たいていは因果応報だったり自業自得だったりするので後味が悪い、というのは少ない方かなと。わりと凝ったどんでん返し展開が多かったようにも思う。一話完結形式なのも読みやすくて好み。
他者に対し殺意を覚えた人間の望みを叶える、ってのはサスペンスジャンルにはわりとよく見られる王道な設定だけど、味付け次第で興味をそそるか否か変わってくるもんだなあ。主人公の能力が、ファンタジーな設定寄りではなく、創作だとしてもそれなりにリアリティがあると感じた。しかし時々出てくる主人公のギャグのような所作は個人的にはちょい微妙(笑)味はあるんだけどね。
主人公を追いかける、主人公の能力が効かない?裏表の少ないまっすぐで若干熱血気質の刑事のキャラの配置や構成など、秀逸だと思う。

漫画:神崎裕也 原著:宮月新
ヤングジャンプコミックス1~ / 集英社
ジャンル:青年・サスペンス / 好み度:★★★★☆


投稿者 higure : アーカイブ | △UP

ハクメイとミコチ / 樫木祐人

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森の奥に住む背丈9㎝の女の子・ハクメイとミコチをはじめとした、彼女たちの暮らしを描いたファンタジー日常ストーリー。
身長9㎝の種族が暮らす世界のお話。詳しくは言及していないが大地の精霊、北海道のコロボックルとか北欧のノームみたいなかんじ。森の奥に居を構え同居している、大工仕事系が得意な子と調理・裁縫などが得意な子が主人公のよう。物を作り売ったり買い出ししたり自然に存在する動物たちを使って移動したり・・・彼女たちの素朴な暮らし向きが牧歌的かつ写実的な丁寧な作画で綴られている。
ファンタジー的な舞台背景だがその暮らしの様子は昔の田舎暮らしといった印象を受ける。風景描写や登場人物たちの暮らしのための営みの描写は、ほのぼのというか読んでいて癒やされる。描き込みが丁寧な絵本のよう。おすすめです。

樫木祐人
ビームコミックス1~ / エンターブレイン
ジャンル:青年・ファンタジー / 好み度:★★★★★

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投稿者 higure : アーカイブ | △UP
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