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■漫画感想2

2011年1月以降に発行された漫画の感想。

内容説明

2011年1月~2016年12月に初巻が発行されたタイトル対象。
2010年12月以前初巻発行タイトルは漫画感想をご覧ください。
現在はほぼ緑画舎まんがブログの再録です。
詳細は漫画感想2概要をご覧ください。
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インデックス

作品名|あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら・わ行
著者名|あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら・わ行
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おすすめ・お気に入りタイトル25選

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父とヒゲゴリラと私 / 小池定路

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妻を亡くしやもめの兄と兄の幼稚園児の娘とクマ系弟の同居生活を中心に描いた家族日常コメディ。
地味で線の細いちょっと虚弱な兄は、妻を亡くし元気な幼稚園児の娘と二人暮らしなのだが、家事が追いつかず生活に支障が出るようになったので在宅稼業で家事能力がある弟が同居することになる、というはじまりの、兄と弟と兄の娘の家族コメディ。題名のヒゲゴリラは容姿がクマ系の弟のこと。
三人の同居生活は衝突はあってもなきがごとし、幼稚園児の娘に合わせられる器の大きい弟、温和な気質の兄、ぐずることが少ない天真爛漫であっけらかんとした娘の気質もあいまって、家族間のやりとりはあっさりというか気負いがないというかで、言いたいこと言うけど深刻な喧嘩にならなくて見ていてほっこりする。
また娘の通う幼稚園の保育士さんとか兄の会社の同僚や部下たち、妻の両親登場し、各々物語においての立ち位置がきちんとして無駄がない。ほんわかとした雰囲気だが、娘の何でも無い行動や仕草や成長に折に触れ、兄の亡き妻の思い出や妻への思いがしんみりと描かれるエピソードも挟んである。妻の思い出の中にはかなりアグレッシブでコメディなエピソードもあるんだけどね。その気質はきっちり娘へ受け継がれている模様。それ以外でも登場人物たち各々の様々な感情や思いが描かれており物語の奥行が広がっている。力一杯おすすめする作品。

小池定路
バンブーコミックス4コマセレクション1~ / 竹書房
ジャンル:4コマ・家族ドラマコメディ / 好み度:★★★★★


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どうなのっ河本さん! / 目黒三吉

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中華料理屋の女店主の河本さん、バイトの田中くんや12歳のこども料理評論家の寧さんを中心としたご近所コメディ。
幼い愛らしいこどもがとある大衆食堂で食事中、大人同士の喧嘩が始まる。喧嘩は出される食事がまずいのが原因だが、そのこどもは理路整然とその料理の欠点を指摘しきっちり完食した後礼儀正しく代金を払い出て行く。そのこどもは著名なこども料理評論家だった。こどもはその帰路でヤンキーに絡まれたところを個性的な中華服を着たナイスバディな女性の介入で難を逃れ、その後入った中華飯店で何でも無い料理に郷愁を得る。その店は先だって助けてくれた?女性の店だった、というはじまり。
そんなかんじでこども料理評論家は自由人な料理店店主の河本さんと出会い、その後店の二階に住むようになる。一見料理評論的な中華系グルメものかと思ったけどそうでもなく、中華街ぽい地域でのご近所コメディといったかんじの内容でした。バイトの青年とかその幼なじみの少女とか大手中華料理店のお嬢とか個性豊かな面々も登場。脇キャラもなかなかに個性的だが、やはりヒロインたる河本さんと評論家の寧さんのキャラが突出してるかな。河本さんの自由すぎる言動は見事というほかなく、寧さんの、大人びた言い回しが多いし理知的な気質を漂わせていてもこどもらしい表情を見せるところがツボでした。
なんというか漫画的突き抜けたドタバタ展開もあれば妙にリアリティのある面もあるという不思議な作風。バカ展開あり、ちょっとほろっとするドラマ展開あり、何でもあり(笑)
絵が綺麗で読みやすいところも好みでした。著者って話の雰囲気に合わせて絵を調整するのが巧いなあと思う。主題があるのかないのかよくわからない内容なのでおすすめ!とまで行かないけど娯楽ものとしては楽しめる内容だと思う。

目黒三吉
アーススターコミックス3巻  / 泰文堂
ジャンル:青年・コメディドラマ / 好み度:★★★★★


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孔明のヨメ。 / 杜康潤

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題名通り孔明のヨメ・月英を主格とした4コマ歴史コメディ。三国志演義に登場する女性は絶世の美人が多い中、容姿は今ひとつだが孔明も認める才能ある賢夫人というイメージの月英のキャラを、いわゆる不細工ではなく確かに美人ではないが子供に見えるほど幼く可愛らしい風貌としているところ、また聡明という面では、農機具や罠など工作技術が卓越しているいわゆる理系タイプで、孔明の研究の助けとなるという設定などとにかく随所に光る構成が秀逸。
さすがに三国志フリークだけあってフィクションだけどとても説得力があるというかありえそうと思わせるほどに緻密に組まれているところが素晴らしい。孔明の嫁取り云々の噂の真相?はほんと巧くできてる。
孔明と月英を始めとした周辺のキャラがほんわかと和むかわいいキャラだし、かといってゆるゆるな話ばかりでもなくきっちり史実に則したシビアなエピソードもあったりドラマチックな展開もあったりとバランス良く楽しめる。
個人的には、孔明夫妻の初々しいやりとりと月英さんの工具案の素晴らしさに妙に胸が躍った。三国志の知識がなくとも楽しめる内容だと思う。おすすめ。

杜康潤
まんがタイムコミックス1~ / 芳文社
ジャンル:4コマ・歴史・コメディ / 好み度:★★★★★


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ラブホの上野さん / 博士 / 原案:上野

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ラブホテル・五反田キングダムのフロントを勤める上野さんが、恋愛関係で悩める男性・女性の傍らにさりげなく現れ、なし崩しに恋愛指南を展開していく蘊蓄コメディ。
女心がわからぬ男性への指摘、デートの誘い方、会話術、また彼氏が欲しい女性への助言など多岐に渡る。とはいえやはり男性に対してのアドバイス、というネタのほうが多めか。
言っていることは恋愛心理の初歩なのだろうし、某心理学ほどコアな内容ではないが、それなりにそれゆえにさらりと読めて適度な面白さがあり、気軽に読める内容だと感じる。
異性に対するテクニックがさっぱりわからない、という人には知識の一端として使えるのかなあ。本の通りにすれば思った結果が得られるかどうかはまた別の話だと思うが、説得力はあるかと。構成的にレクチャーぽい押しつけがありそうなのだが、キャラの性格付けが功を奏しているように思う。
なんでラブホのフロントが恋愛指南をするのか、というのは男女の恋愛関係がまとまればラブホ利用者も増えるから、ということなのか。まあ指南が一通り終わればきっちり自ホテルの宣伝をしているのでそういう設定なんだろうな。
無口で無愛想なホテル従業員とその彼氏のカップルはほんと理想だなあ。あと後々漫画やアニメのパロディがちょいちょい挟まってるのは原作・作画、どちらのご趣味か。

原案:上野 漫画:博士
MFコミックス1~ / メディアファクトリー
ジャンル:青年・コメディ / 好み度;★★★★★


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残念博士 / 瀬野反人

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車にひかれそうになった女子高生は、ある白衣を着た目が死んでる女性と出会う。その女性は「博士」と名乗り、科学的根拠はさっぱり不明瞭だが技術は素晴らしく、しかし実用性はいまひとつというびみょーな発明品を作ってしまうひとだった。
綾波某系の感情の起伏が乏しい博士、その助手の男性、冒頭で出会った女子高生とそのトモダチ、博士の旧友で同じく博士(発明家)な女性たちと、博士の発明品などで回すナンセンス系発明ギャグ。
何か困ったことが発生→博士が発明品を出す→発明品を使ってみる→オチという構成が多めかな。
珍妙な発明品を巡ってのボケツッコミ的な会話ややりとりのテンポが微妙で面白い。軽快さが際立っているわけでなくそこはかとなく脱力してしまう独特のノリが印象的だった。
博士のぼんやりズレた発言や女子高生のトモダチのメーターの振り切ったおバカキャラがボケ役で、女子高生と助手の男性がツッコミ役なんだろうけど、女子高生はまあともかく助手はきっちりツッコミ役と見せかけて実はけっこうズレているところが多々見受けられるという・・。博士の旧友も、博士をライバル視するけど実力は微妙でトラブルメーカーのようで実は常識人寄りというマルチタイプで、ボケツッコミがダブルスタンダード?に成っているところも特徴の1つのよう。
たぶん人を選ぶタイプのコメディなのだろうが私には大好物でした。しかし大判紙面では画面が白すぎる気がするなあ。

瀬野反人
角川コミックスエースエクストラ全3巻/ 角川書店
ジャンル:青年・ギャグ / 好み度:★★★★★


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