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■義母と娘のブルース シリーズ

桜沢鈴

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キャリアウーマンの女性と再婚相手と連れ子の娘との暮らしを描いた家族コメディ4コマ。
仕事一筋のバリバリのキャリアウーマン亜希子さんは、娘が一人居るサラリーマンと結婚することに。タイトルそのまま義母と娘との交流を描いた内容。
あきこさんの行動全てがビジネスライクで、娘になるみゆきに自己紹介する際に名刺や履歴書を渡したりレポートをまとめて説明したりといった、主婦感覚とのズレと、家庭的なことが壊滅的というギャップが見所の1つ。
あきこさんの、キャリアらしい竹を割ったような性格と、一生懸命で壁にもくじけず努力を惜しまない気質は見ていて爽快な気持ちになります。それゆえの方向性のズレが面白く、それを見るみゆきも聡明な子で呆れ顔なツッコミ対応もまた好感が持てました。あと主婦の井戸端会議についてのあきこさんの観点が印象に残っています。こういう見解もあるのかとちと目から鱗(笑)
みゆきの父親とあきこさんの馴れ初めも笑えました。えーとおとうさん、よく勤まってたなあ(笑)
そして物語の終盤、みゆきの父親があきこさんと再婚した本当の理由がわかります。一種の契約結婚から始まった2人でしたが結婚後に本当の愛情が育まれたという展開、そして突然の予期された哀しみを経てあきこさんとみゆきは親子となります。それから何年かたってすっかり家族となった、でもやっぱりツッコミどころのある行動もあるよ、みたいな2人と周辺のその後のエピソードも。
ちょっと中途半端で終わってる感が無きにしも非ずですが収録ページが足りなかったのかなあ。
あと、あとがきも興味深かったです。4コマにおいてのタブーとか。このタイトルはあえてお約束を逸脱したと書かれていますが、最近ではこういう構成も増えてきていると思います。シリアスやドラマ、ストーリーコマでもやれそうな話を4コマでやるタイプね。ストーリータイプだとくどくなる部分も4コマだと自然に読めるという利点もあると思う。
後に続編も1巻発売されました。

桜沢鈴
義母と娘のブルース / 義母と娘のブルースFINAL
ぶんか社コミックス 各全1巻 / ぶんか社
ジャンル:4コマ・家族ドラマ / 好み度:★★★★☆

作品名か行 , 著者名さ行 [ 4コマ漫画 ]







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