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■BLOODY MAIDEN~十三鬼の島~

華尾ス太郎 / 原作:タイダ菊彦

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部員十数名の女子薙刀部の合宿に選ばれたのは部長の実家の財閥が管理する孤島。戦国時代の伝説を持つその島で静かに連続殺人が開始される。
連続殺人に巻き込まれた少女たちのサバイバルでありミステリサスペンスであり、な内容。
追い詰められた十数人の思春期の少女たちの心理をついたパニック描写と次々と殺される展開は13日の金曜日のごとくの緊張感が、ミステリ外の百合を含めた女子のエロ絵面は妙な生々しさがあります。あと数人死亡してるのにほかの人間は気づきもしない流れとか、10人も超えると人間関係が微妙に複雑だったりというあたりは妙なリアリティを感じたり。
常軌を逸した殺人鬼による猟奇的殺人か、伝説の財宝などの現実的な理由の利己的殺人か、の謎が主題のミステリサスペンスかと思ったら、戦国時代の島の悲劇絡みのオカルト要素も入り込むし。いやオカルト部分は伏線はちゃんとあったし不要とは言わないけれど、オカルト設定の使い方がいまいち。正直現実的な要素のみでも良かったんじゃなかろうかと。
要素をつめるだけつめている割には構成的にはまとまってはいるものの、風呂敷のたたみ方がいまいち好みでないというかしっくりこない感が強かったタイトル。

原作:タイダ菊彦 / 漫画:華尾ス太郎
ドラゴンコミックスエイジ全2巻 / 富士見書房
ジャンル:青年・サスペンス / 好み度:★★☆☆☆

作品名は行 , 著者名は行 [ 青年漫画 ]







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