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■少年ノート

鎌谷悠希

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学校の合唱部を舞台に、感受性が強く天使の歌声・ボーイソプラノを持つ少年の物語。
感受性が強く純粋ゆえに周囲の空気を敏感すぎるほど感じてしまう少年・由多香。絶対音感を持つ人とか、楽器や声だけでなく日常のありふれた音にも敏感な人がいると聞きますがこの主人公もその類のようで。
それまでの環境と違う場所で中学に入学した彼は、学校の合唱部の練習に触れ、感動し入部する。そして男子だがソプラノパートをやりたいと告げる。その声は天使の歌声と称するに値するもので、主人公の声に触発された部員たちはコンクールへの意欲が出てくるというかんじ。
音楽を主題とする話に見合った深い情景とか人物描写が巧み。やはり著者の画面構成は綺麗だなあと。
合唱部を舞台に展開していくと思われるが、主人公は合唱部として歌を歌い続けたいが変声期前の限られた主人公の声を別の場で、という話もあり、そのあたりで歌そのもの以外での青春ドラマも展開されていく模様。前作のようなファンタジー要素のない青春学園ものだが、独特の微妙で繊細な人物描写は健在のよう。

鎌谷悠希
モーニングKC1~ / 講談社
ジャンル:青年・ドラマ / 好み度:★★★☆☆

作品名さ行 , 著者名か行 [ 続刊 , 青年漫画 ]







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