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■石精綺譚

原鮎美

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見た獲物を石に変える銀の瞳を持つ石精と呼ばれる生物が存在する世界。その石精の力を宿した変異種の少年の物語。
中世ファンタジー世界観だが旅人冒険系ではなく、ごくありふれた人間の社会の中に生きる職人の少年が主人公。
見た対象を石に変化させるいわゆるバシリスク的な瞳を持つ大型の爬虫類系生き物・石精がごく当たり前に存在する。遭遇すれば人も石にされて喰われるが、石精がもたらす恩恵もあるという世界観。
主人公の少年は、石精のなきがらから得られる石や砂を加工する石職人の見習い。身よりのない彼は同世代の少年少女が多くいる老職人の元に引き取られている。しかし彼には後々わかるが先天的に石精と酷似した能力を持つという秘密があるという背景。
真実を知られたくない気持ち、周囲の反応、眼の能力のコントロールといったエピソードを通しての人間ドラマ的な物語が主軸のよう。主人公の身の上はなかなかにヘビーですが周囲の人間との関係などはハートフルに近く、鬱展開にならないいい塩梅の人間ドラマが展開されています。
1巻表記がないですが、ここで終わりなのかな・・?だとしたらちょっと中途半端だしいろいろ伏線がひかれたままのようだし。打ち切りなのかこの巻の売れ次第で次が出るパターンなのか・・・?

原鮎美
ビームコミックス1巻 / エンターブレイン
ジャンル:青年・ファンタジードラマ / 好み度:★★★★☆

作品名さ行 , 著者名は行 [ 青年漫画 ]







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