comics REVIEW2 |HOME|TOP|

■御伽の檻

しぐま太朗

Amazon
御伽の檻をAmazonで見る

自身を闇の皇子と認識する男子は、彼が自分の野望のために必要な聖天使と認識する少女との出会いを果たすのだが。中二病?男子とぽっちゃり純真無垢女子の傍目にはほんわかなラブコメディ。
黒マントを纏う目つきの悪い主人公の男子。風貌もしょっぱなの台詞も一見ファンタジー世界の悪役そのものだが彼の住む世界はごく普通の現代社会。ごく普通の母親にどやされお文句をたれつつもおつかいに行く・・というはじまり。
当人は闇の皇子で、覚醒の鍵を握る聖天使の少女を探している、という認識。そして覚えのある公園に赴き、そこで一人の少女と出会う。背に羽根が見え、主人公は間違いなく探していた聖天使と確信するのだが、当の少女はすでに主人公を知っているように駆け寄ってくる。というのも少女にしてみれば主人公はある約束を交わした幼馴染みだったわけで。
主人公は聖天使を得るという目的で、少女は大好きな幼馴染みと再会し昔の返事として、ふたりは恋人同士となるが・・というかんじ。
主人公はどうみても中二病だ、と当初は思うのだが、その言動の徹底ぶりというか闇の皇子という認識のブレなさに、え?本物の設定?と惑い、1巻終わりまでどちらか明確な答えが出ない構成。まあ主軸は、双方の認識というかつきあう意味の微妙なズレがあるカップルの話だと思うのだけど。ちょい変化球なラブコメという認識でいいのだろうか。
ヒロインはたしかにちょいぽちゃだがとても愛らしいし、一途な気質は男性が好みそうなキャラだなあと。私も好きだが(笑)ふたりのエピソード自体はほのぼのとしたものだし好ましいものだった。あとはやはり伏線がとても気になる、次巻でどう話を展開させるのか気になる、作品だった。

しぐま太朗
アクションコミックスコミックハイ!全2巻 / 双葉社
ジャンル:青年・青春 / 好み度:★★★★☆

作品名あ行 , 著者名さ行 [ 青年漫画 ]







【リンク】
Powered by
漫画感想トップへ戻る
緑画舎HOMEPAGEへ戻る