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■漫画感想2

2011年1月以降に発行された漫画の感想。

内容説明

2011年1月~2016年12月に初巻が発行されたタイトル対象。
2010年12月以前初巻発行タイトルは漫画感想をご覧ください。
現在はほぼ緑画舎まんがブログの再録です。
詳細は漫画感想2概要をご覧ください。
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インデックス

作品名|あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら・わ行
著者名|あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら・わ行
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おすすめ・お気に入りタイトル25選

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どんぶり委員長 / 市川ヒロシ

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料理が手慣れている男子は、あるきっかけから生真面目な委員長女子に呼びつけられ丼料理を作らされる羽目になる。丼に特化した学園グルメコメディ。
ヒロインはしつけが、特に食事作法が厳しくB級グルメ的なものは食べたことがない生真面目な委員長。学校での調理実習の際、料理を作り慣れている男子が課題を無視してちゃっちゃと親子丼を作りさっさと食べてしまった出来事がおこる。
当初は下品な食べ物と敬遠していたがそのときの親子丼がとてもおいしそうで忘れられず、自分で作ってみても上手く行かず、仕方がないので件の男子に作ってもらうように頼む、というはじまり。
まあお願いするというよりツン?な上から目線な頼み方に一度は断るも、ヒロインの勢いに押されなんのかんのと作ってしまう男子、という構図ができあがる。
定番から変わり丼まで様々な丼料理が披露され、幕間にはレシピも載っている。丼というのもあるのだろうがどれもわりと手軽に作れるものばかりで、料理本としても使える内容ではなかろうか。物語のほうは、お嬢様気質ぽい委員長にツッコミつつもなんのかんのとつきあっている人の良い男子の関係はちょっとほのぼのする。委員長のグルメレポートっぷりはいい意味で滑稽でけっこう的を射た表現だと感じた。

市川ヒロシ
アクションコミックス全4巻 / 双葉社
ジャンル:青年・グルメ・学園 / 好み度:★★★★★


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千歳ヲチコチ / D・キッサン

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時は平安時代。風変わりな姫・チコが友人に充てた文が行方不明となり、その文を偶然拾った貴族男子・亨はその文に魅かれ戯れに返歌をする。ここから始まるふたりの物語と、ふたりを取り巻く平安の貴族たちの暮らしや出来事をまったりと描く物語。

平安時代のお話。といっても時代考証バリバリの雅~な感じではなくポップでゆるい作風。
ヒロインは、家柄は中堅・容姿は当時の美人の要素とはちょっと外れておりかつ一般的な女性とはちょっと感覚が違う姫。虫が好きないわゆる「虫愛ずる姫」で思考が理系っぽいというか自然事象に素朴な疑問を持つタイプ。風変わりなヒロインを疎む人物が周囲におらず、親しい友人や掛け値なしに愛情を注ぐ乳母や教育係の家族に恵まれおっとりとまっすぐな性格に育ったという印象ですね。
そんなヒロインが友人に充てた文が行方不明になり、貴族男子が文を拾い読んだところなんとなく心に響くものがあり戯れに返歌をする、というところから物語ははじまります。貴族男子はけっこう高い家柄だけど若い割に生真面目というかちょっと世を悟ったタイプ。仕事もキャリア組ルートでいけるけどあえてたたき上げ組ルートで、というかんじ。
たやすく男女があいまみえられない時代、少女漫画でいうところの偶然という名の運命的なきっかけなんだけどこの話の面白いところは、すぐに運命的きっかけをクローズアップすることなく、姫と男子、各々の周辺の人物とのやりとりとか暮らしというかを交互に描いていくところですかね。1巻終了時点できっかけの文のやりとり以外二人の接点が全くないという今時珍しい構成。
人物同士の会話に出てくる言葉や、やりとりのノリは現代風な要素ばかりですが、平安時代独特の文化や風俗や貴族たちの暮らしの風景や催事・行事といったところは考証に準じていると思われます。平安時代の習慣とか初めて知ったことも多かったです。
なんというか、ただまったりとゆるい話ばかりでなくドラマチックな展開もあるんだけど漫画的大仰さがないというか人々の暮らしの中の自然と言うかありえそうな雰囲気が良いですね。どの登場人物も活き活きとして嫌いなキャラが全くいないってのも好みでした。人物の言動などコメディのノリもとにかく笑えるというかツボにはいりまくりでした。
ごく普通の暮らしの中でいろんな人との出会いといろんな出来事を経て成長していく二人。ちょっとずつ、ちょっとずつ、ふたりの縁が近づいていく過程を堪能できます。まさしくちょっと風変わりな平安物語。超おすすめです。

D・キッサン
ゼロサムコミックス全8巻 / 一迅社
ジャンル:少女・時代・コメディ / 好み度:★★★★★

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投稿者 higure : アーカイブ | △UP

でこぼこガーリッシュ / 原鮎美

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高い身長と美形で男前なルックスと身なりで男性と勘違いされやすい織子、小学生並の身長と体型と可愛い風貌で成人に見られないナッツン。親友同士の二人の女子大生を中心に描かれるキャンパス4コマコメディ。
織子とナッツンのよくある日常やらやりとりやらを軽快に描いた内容。ふたりはとても仲が良く、ボケツッコミとか掛け合いや喧嘩っぽいやりとりもあるが気負いしない良き関係だなと感じる。
織子が男子に間違われやすいのはその服装や髪型もあるのだが、男装の麗人気質でもなく本来はごく普通の女性の感性を持っている。過干渉気味の双子の兄たちが悪い虫がつかないように男装しろと言いそれに従っているうちに染みついてしまったというかんじ。男装で目立たないが実はナイスバディ、服装次第でフェミニンに変貌するというのがミソ。
ナッツンのほうは成長が・・止まったまんま年を重ねておりそれはそれで愛らしいのだが大人の女性になりたいと望んでいるかんじ。
彼女らのキャンパスライフや、彼女らが所属する古典芸能研究会の個性的な面々も登場しなんのかのと幅の広いコメディが描かれていく。4コマという形式だからというのもあるが、あるあるな身近に感じる会話や出来事を漫画的にいい感じに誇張して楽しめる構成になっている印象。気軽に読めて素で面白い。毎話冒頭にある二人のツーショットカット絵もなんか好き。

原鮎美
ビームコミックス全3巻 / エンターブレイン
ジャンル:青年・4コマ / 好み度:★★★★★


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お前はまだグンマを知らない / 井田ヒロト

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グンマを自虐と愛で綴る地方ギャグコメディ。
主人公の男子高校生は、幼少期に一度住んでいたが後に他県に行き再びグンマの高校に通うことになったのだが、というはじまり。
ネット等でネタ的に取りだたされることが多い彼の地群馬・・ではないグンマでのカルチャーショックの洗礼を受ける主人公の視点から、地元あるあるネタを突き抜けたテンションで綴るギャグ漫画。
主人公は一度グンマで暮らしたことがあるもののほぼ外の人間、昔なじみの地元民の同級生はいるが頼りになりそうでならない。地元独特の文化や気候に翻弄され、余所者と制裁を受けそうなところをなんとかかんとか回避していく様が見所なのだろう。
関西の人間なので正直地元ネタ自体はピンとこない、のだがとにかく読ませる勢いはあるし、他地域の文化や名所を知るにもいいタイトルだと感じた。この自虐な展開は著者が群馬出身だから描けるんだろうなと思う。ちょこちょこ真面目というか経験談的なト書き説明が入り、マジなのかと思うエピソードもままあったり。
グンマネタだけでは話が続かないからか他県の人間の暗躍とかスパイとかという体で他県の地方ネタも出していく模様。しかしあれだ、東京周辺の県同士はいろいろ複雑なのかね・・やっぱり・・。
加減を知らないギャグの滑稽さと登場人物の本気っぷり必死っぷりの融合と表現描写が見事すぎる。

井田ヒロト
バンチコミックス / 新潮社
ジャンル:青年・コメディ / 好み度:★★★★★

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投稿者 higure : アーカイブ | △UP

潔癖男子! 青山くん / 坂本拓

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潔癖男子天才サッカープレーヤーの青山君を中心としたサッカー青春学園コメディ。
主人公の青山くんは世代別サッカー日本代表の天才プレーヤーだが極度の潔癖症。なので、ヘディングやタックルなど汚れるプレーは避け続けるのだが、その潔癖さゆえに逆に功を奏し、的確なボール運びなど完璧なプレイでチームを勝利に導くという設定。
そんな彼が入学した高校のサッカー部は無名のチーム。その意外性から疑問を持つ学校外のオファーがあったり、部のキャプテンは極端な潔癖ゆえの主人公の行動につっかかってみたりと、部活動というかスポーツものによくある青春ものな展開が続く。
潔癖症が泥臭いサッカープレーヤーという意外性と潔癖男子の極端な行動とが目玉なのだろう。コテコテのスポーツ漫画が苦手、という人にも楽しめる構成。かといってサッカー要素そっちのけというわけでもない。スポーツものらしいサッカープレイ自体の描写も丁寧に描かれている、絶妙なバランス。
主人公が淡々としたキャラなので周囲のキャラの感情の起伏が多い印象。キャプテンはキャプテンで主人公に文句を言う立ち位置ながら当人も超おぼっちゃまでちょっと感覚がズレているところもあるというのも面白い。というか主人公を含めメインキャラのキャラ設定にひとひねり加えているところがミソなのかも。あと主人公が重要だと感じるポイントと他者感嘆するポイントが微妙に乖離しているところに面白味を感じる。きっちりとした線で描かれた絵柄で読みやすいところも好み。

坂本拓
ヤングジャンプコミックス1~ / 集英社
ジャンル:青年・スポーツ・コメディ / 好み度:★★★★★


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