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■漫画感想2

2011年1月以降に発行された漫画の感想。

内容説明

2011年1月~2016年12月に初巻が発行されたタイトル対象。
2010年12月以前初巻発行タイトルは漫画感想をご覧ください。
現在はほぼ緑画舎まんがブログの再録です。
詳細は漫画感想2概要をご覧ください。
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インデックス

作品名|あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら・わ行
著者名|あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら・わ行
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おすすめ・お気に入りタイトル25選

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田中くんはいつもけだるげ / ウダノゾミ

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常に気怠げで低空飛行なテンションの田中くんと彼が放っておけず世話を焼く無口な太田くんをはじめとした学園4コマコメディ。
主人公(のはず)の田中くんは、常に低空飛行なテンション・話す声はボソボソ・隙あらばぼーっとしたり眠ったりといった気怠げキャラ。教室移動すら億劫がる田中くんを放っておけずなにかと世話を焼く太田くんは、背が高く三白眼?ゆえに周囲から怖い人間に見られがちだが、中身は面倒見のよい気質で家事・勉強その他そつなくこなし無類のスイーツ好きというキャラ。
一見凸凹なコンビに加え、クラスメイトの良くも悪くも思春期のおとこのこ、な男子3人組や田中くんの気怠げさに感銘を受け師匠と仰ぐ小さき生き物な女子・その女子と仲良しでヤンキーキャラになりきれていない可愛いモノ好きな女子・元地味女子で努力の末現在はアイドルな立ち位置の優しい気質で田中くんに片思いの女子・・・など次々と個性豊かで好ましいキャラが登場する。
どの登場人物も個性のベクトルは違うが微笑ましく嫌味のないキャラ設定でどのエピソードもほっこりするものばかり。主人公のゆっくりさに、太田くんのスペックの高さに女子達の可愛らしさに癒やされまする。
前作同様、ある意味主人公が周囲を(というか主に太田くんを)振り回す構図に見えなくもないが、面倒なことを回避するための計算高さはあるが、他人に世話になっている場合はそれを自覚しつつ感謝の意を明確にしているところが好ましい。
また主人公の面倒を見る太田くんも、嫌々ではなく、ほんと息をするようにやってるとこが良いな。顔?雰囲気?のせいで損してるとこもあるけどさほど気にしないとことか難儀な場面でもクールに寄りよい方向に努力するとこが好きだなあ。登場人物にあまり頓着しないほうだけど、太田くんに関しては幸せになって欲しい・・と切実に思ってしまう(笑)
この読んでて感じる心地よさはなんのかのと独りよがりなキャラがいないからなのかも。ほんわかした気持ちに成りたい人にはお勧めの作品。

ウダノゾミ
ガンガンコミックスオンライン / スクウェアエニックス
ジャンル:4コマ・学園・コメディ / 好み度:★★★★★


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シークレット5  / 真枝アキ

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デビューが決まった女性ユニット「シークレット5」は、所属芸能事務所所長の娘で音痴だけど口パクは上手い子、奇跡の童顔だが実は三十路の子持ちの子、実母と共に芸能ミーハーで男性並みの長身の子、デビューという蜜に誘われ女装してユニットに入った実は男子の子・・という個性というか癖の強い4人のメンバーで構成されている。ちなみに4人なのにシークレット5なのは、残り一人はデビュー前に不祥事を起こして参加できずという。
そんなグダグダなスタートで始まる彼女らの芸能活動4コマコメディ。キャラが割と多いがメインは増えも減りもせず1人1人に焦点を当てたネタがバランス良く展開されていく。キャラ設定もキャラデザも見事に描き分けられているし、4コマ目できっちり落とす構成が良い。各々の方向性が定まっていてキャラ描写が活き活きしてる。どのエピソードも大笑い、じゃないけどクスッと笑ってしまう。絵もはっきりと下線画と絵柄で4コマに向いている。
エピソードとしては、女装の男子が一番光っているかなあ。デビューの経緯とそれによる弊害は涙が出るし実はメンバーの中で一番「女性アイドル」っぽいというあたりがかなりツボった。個人的に一番好きなのは三十路の人妻かな。一番年が近いからか・・も・・(笑)
芸能モノはあまり・・・って人にもかなり楽しめると思う。

真枝アキ
バンブーコミックス全2巻 / 竹書房
ジャンル:4コマ・コメディ / 好み度:★★★★★


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ワンダーラビットガール / 廣瀬ゆい

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主人公は家庭でも学校でも居場所がない劣等生でドルオタ男子。双子の兄は優秀で人望も厚く主人公とは顔はそっくりなのに正反対。だが兄は弟の主人公にとても優しく主人公も兄を尊敬し慕っていた。そんな中、兄の精神が壊れ入院する事態が起きる。茫洋として反応が薄いがある条件で錯乱を来す状態。
兄が呟いたワンダーラビットガールという言葉と、兄の病室にあったUSBに入っていた兄の学校の女生徒と彼女らの性癖のリストから、兄を病に至らせたのはこのリストの中の「ワンダーラビットガール」だと判断、主人公は兄になりすまし、リスト内の女性と接触しワンダーラビットガールを探すことに、というはじまり。
見た目は兄と似ているのでなんとかごまかしつつリストの女生徒たちと接触を図るがどの女性も特殊な性癖持ち。彼女らが興奮する状況を作り主人公はほぼ手をつけることなく彼女らを絶頂に導き手がかりを得ていく。生の女子を目の前に本来の目的を失って兄に謝りつつ己のリビドーに従おうとするも女子側が一人で完結しておあずけ見たいな展開がいろんな意味で印象深い。えろ描写は妄想(という逃げ道)でかんなり濃い。絵柄と絶妙な画面構成なのかがっつり青年向けより薄味に感じる不思議。
兄に告白してフラれている女性ばかりでそれを知っての心の叫びを含め、主人公のモノローグが特徴的な一人ボケツッコミだし、けっこうゲスいというか欲に忠実なキャラなのが面白い。まあヒロイン達も主人公に負けず劣らず思い込みが強いモノローグだけど。
話の根幹はサスペンスだし登場人物たちは真面目というかシリアスだけど読み手から見るとほぼギャグに見える作風。それにしても世には様々な性癖があるんだなあ・・。
とにかく一風変わったキャラ描写と台詞回しが見所。他作者を引き合いに出すのはアレだけど河田雄志原作の漫画のテイストによく似ている。氏の原作漫画が面白いと感じればハマる話だなと感じた。
ネタバレになるが主人公が追いかけている推しアイドルも登場する。1巻目での伏線に気付かなかったよorz

廣瀬ゆい
ジャンプコミックスSQ全7巻 / 集英社
ジャンル:少年・サスペンス・青春 / 好み度:★★★☆☆


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父とヒゲゴリラと私 / 小池定路

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妻を亡くしやもめの兄と兄の幼稚園児の娘とクマ系弟の同居生活を中心に描いた家族日常コメディ。
地味で線の細いちょっと虚弱な兄は、妻を亡くし元気な幼稚園児の娘と二人暮らしなのだが、家事が追いつかず生活に支障が出るようになったので在宅稼業で家事能力がある弟が同居することになる、というはじまりの、兄と弟と兄の娘の家族コメディ。題名のヒゲゴリラは容姿がクマ系の弟のこと。
三人の同居生活は衝突はあってもなきがごとし、幼稚園児の娘に合わせられる器の大きい弟、温和な気質の兄、ぐずることが少ない天真爛漫であっけらかんとした娘の気質もあいまって、家族間のやりとりはあっさりというか気負いがないというかで、言いたいこと言うけど深刻な喧嘩にならなくて見ていてほっこりする。
また娘の通う幼稚園の保育士さんとか兄の会社の同僚や部下たち、妻の両親登場し、各々物語においての立ち位置がきちんとして無駄がない。ほんわかとした雰囲気だが、娘の何でも無い行動や仕草や成長に折に触れ、兄の亡き妻の思い出や妻への思いがしんみりと描かれるエピソードも挟んである。妻の思い出の中にはかなりアグレッシブでコメディなエピソードもあるんだけどね。その気質はきっちり娘へ受け継がれている模様。それ以外でも登場人物たち各々の様々な感情や思いが描かれており物語の奥行が広がっている。力一杯おすすめする作品。

小池定路
バンブーコミックス4コマセレクション1~ / 竹書房
ジャンル:4コマ・家族ドラマコメディ / 好み度:★★★★★


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どうなのっ河本さん! / 目黒三吉

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中華料理屋の女店主の河本さん、バイトの田中くんや12歳のこども料理評論家の寧さんを中心としたご近所コメディ。
幼い愛らしいこどもがとある大衆食堂で食事中、大人同士の喧嘩が始まる。喧嘩は出される食事がまずいのが原因だが、そのこどもは理路整然とその料理の欠点を指摘しきっちり完食した後礼儀正しく代金を払い出て行く。そのこどもは著名なこども料理評論家だった。こどもはその帰路でヤンキーに絡まれたところを個性的な中華服を着たナイスバディな女性の介入で難を逃れ、その後入った中華飯店で何でも無い料理に郷愁を得る。その店は先だって助けてくれた?女性の店だった、というはじまり。
そんなかんじでこども料理評論家は自由人な料理店店主の河本さんと出会い、その後店の二階に住むようになる。一見料理評論的な中華系グルメものかと思ったけどそうでもなく、中華街ぽい地域でのご近所コメディといったかんじの内容でした。バイトの青年とかその幼なじみの少女とか大手中華料理店のお嬢とか個性豊かな面々も登場。脇キャラもなかなかに個性的だが、やはりヒロインたる河本さんと評論家の寧さんのキャラが突出してるかな。河本さんの自由すぎる言動は見事というほかなく、寧さんの、大人びた言い回しが多いし理知的な気質を漂わせていてもこどもらしい表情を見せるところがツボでした。
なんというか漫画的突き抜けたドタバタ展開もあれば妙にリアリティのある面もあるという不思議な作風。バカ展開あり、ちょっとほろっとするドラマ展開あり、何でもあり(笑)
絵が綺麗で読みやすいところも好みでした。著者って話の雰囲気に合わせて絵を調整するのが巧いなあと思う。主題があるのかないのかよくわからない内容なのでおすすめ!とまで行かないけど娯楽ものとしては楽しめる内容だと思う。

目黒三吉
アーススターコミックス3巻  / 泰文堂
ジャンル:青年・コメディドラマ / 好み度:★★★★★


投稿者 higure : アーカイブ | △UP
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