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イマドキ青春男クラ /イマドキ青春女クラをAmazonで見る

男子クラスと女子クラスに分れている学校を舞台にしたいろんな男子といろんな女子の青春恋愛群像劇。
恋に恋する男子・その男子に恋愛感情を持つ男子・難儀な本命がいる遊び人男子、女性下着デザインに興味を持つ男子の4人組と、官能小説作家のクール女子・ぽっちゃり純朴女子・男の娘とボーイッシュ女子4人組が
織りなす短編を集めたかんじ。
登場人物内の女子と男子が絡むエピソードがいろいろ詰まっている。レーベル的にも頁数的にも殺伐とした話はなく、壁に当たりつつもそれなりにほんわかした結末で締めくくられる。
どのキャラもちょい癖がある子もいるけどみんな好感が持てるのが良い。
なんとなくもっと続きを読みたくなる、というかあの子とあの子はもう進展しないのかなあとかいろいろ気になるけど2巻で完結。後日談が期間限定で発表されたようですが初版からけっこう後で読んだので逃してしまった;残念。

イマドキ青春男クラ/女クラ / カワハラ恋
あすかコミックスDX各全1巻 / 角川書店
ジャンル:少女・青春 / 好み度:★★★★☆

ホテルサラマンダー サメマチオ 


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世界的資産家が引退を機に手がけた会員制ホテルを舞台にしたヒューマンコメディドラマ。
客が来ないのは結構なこと、とはばからないやる気のない支配人、
雑用係のそばかすメガネのメイドさん、無愛想でラーメンが得意な名シェフ、
警備担当らしい執事ロボといった従業員と客との交流を巡るお話。
基本やってくる客を中心に話が周り、客は毎度変わるが、
その中でとあるエピソードからホテルに常駐するようになる女性がレギュラーとなっていく。
ホテルを舞台にした人間ドラマが主軸ではあるが、
けっこうファンタジーというかぶっ飛んだ変わった設定も盛られている。
それがギャグ要素となり、絶妙なバランスでエンタメ性
も強い内容となっている印象。

サメマチオ
KC×ITAN全3巻 / 講談社
ジャンル:少女・ドラマ / 好み度:★★★★☆

うそカノ 林みかせ 


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片思いの男子が、誰か彼女のふりをしてくれないか、というつぶやきを耳にしたヒロイン。
その場で勇気を振り絞り、ウソの彼女に自分がなると提案する。
ヒロインは好きな男子に自分の気持ちを悟らせないようにしつつも
心は浮き足立ち、かつこれはチャンスだと頑張る。
ふわふわの柔らかい女子だが前向きに進む強さもある。
相手男子は偽りとはいえきちんと恋人をやっているし、
少女漫画における恋の相手そのままの心身ともにイケメン
なのでほんわかとする。
とはいいつつも、男子がウソカノを望んだのは報われない恋の相手に
自分も付き合っている相手がいると見せたいからだと知ると主人公の心にも変化が。
そんなかんじのゆらゆらと揺れる初々しい恋心が展開される。
一応収まるとこに収まって次のステージへというところで次の巻。
柔らかい絵柄と何事にも一生懸命な主人公の描写は心が和む。
一巻目の童子収録作品は、「ゆれる、こもれび亭。」「夏の涯」

林みかせ
花とゆめコミックス全11巻 / 白泉社
ジャンル:少女・恋愛 / 好み度:★★★★☆

イケメン優等生・チャラ系モテ男・パシリ系活発子犬くんなキャラを持つ3人の男子で構成されたミステリアス解決部。部活内容は、生徒が投書する「不思議だと思う事柄」を解決するというもの。
そんな彼らにやってくる依頼は、という内容なのだが最近入る投書内容は不思議というより萌えジャンルの探求を望むものばかり。ちなみに投書する生徒はいつも同じ。
そんなこんなで、部員3人が嫌々萌えジャンルを探求していくはじまりの学園コメディ。萌えジャンルとは眼鏡とか着流しとか多種多様。エピソードを重ねるうちに萌え探求の投書をする女生徒が投書だけに飽き足らず部活にしゃしゃり出てきて、さらにカオスになっていく。
1萌え1エピソードなので読みやすく、気軽なかんじで楽しめる・・かな。
萌えといっても女性向けが多く、そのため検証させられる男子部員達には試練、
という構図もコメディ的に見所のよう。
キャラ設定もキャラの動かしかたも快活でノリが良く、読者層にはハマっている印象。
自分の意思を貫いた方が人生楽しいよねと感じる作品でもあった(笑)

朔坂みん
あすかコミックスDX全1巻 / 角川書店
ジャンル:少女・学園コメディ / 好み度:★★★☆☆

ナギと嵐 もんでんあきこ

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祖母を火事で亡くし彷徨っていた少女は、ヤクザの兄貴分とその舎弟と出会う。兄貴分はその少女に目をつけ舎弟が止めようとしたところ、兄貴分の青年は別人となる。
少女は霊関係の筋というか家系で、力が薄まった血筋の人間に霊を憑依させ力を復活させる試みがあり、少女はそういう状態。一方兄貴分の豹変は天使の人格が憑依というか乗っ取った形。これらを設定からいわゆるオカルト系要素を含んだハードボイルド人間ドラマといった内容のよう。
少女の守護を祖母から受けた天使が兄貴分に憑依しているため、人格は天使の兄貴分と少女と舎弟が行動を共にしていく展開。舎弟は愚直でヤクザの舎弟をやっているが心根の優しい人物のよう。地味にこの舎弟が物語のカギも担っているのかも。
少女の取り巻く状況も展開も不穏な要素が多分にあるものの穏やかな要素もきちんと入れていて、ハラハラする展開も読みごたえのある内容になっている。
著者の話は手放しのハッピーエンドは少ないと思うがそれなりに救いがあり読後感がいい話が多いと思う。

もんでんあきこ
マーガレットコミックス全3巻 / 集英社
ジャンル:少女・ドラマ / 好み度:★★★★★

有栖川有栖の推理小説のなかの、作家アリスシリーズをコミカライズしたシリーズ。
新装版では5冊にまとめられているみたいです。
推理作家の有栖が、臨床犯罪学者・火村英生とともに出会った殺人事件の謎を解いていくという
スタンダードかつ本格的な推理もの。
主人公がワトソン(助手)役、火村英生が探偵役。
漫画の描き手の特徴なのか原作のカラーなのかけっこう淡々と話が進む印象。
複数の関係者との会話と主人公コンビの議論が大半を占めるゆえか、台詞の文字が
画面の大半を占めるのでけっこう読むのが大変だったっけ。
まあそれだけ読み応えはあるし、丁寧に描かれているとは思うのですが、
やっぱりこのシリーズは原作を読む方がいいのかも、と思った作品。
同著者の他のコミカライズではそうは感じなかったんだけどコンセプトの違いなのかも。
このシリーズは一周回ってそのまんまだったってパターンが多かった印象。
クライマックスの演出があっさりすぎるのも特徴かな。
個人的にはもうちょい余韻がほしいところだけど原作通りなんだろうな。

麻々原絵理依
あすかコミックスDX5巻 / 角川書店
ジャンル:推理ミステリー・少女 / 好み度:★★★★☆
ロシア紅茶の謎 / 朱色の研究I・II / ブラジル蝶の謎 / 英国庭園の謎

恋と呼ぶには気持ち悪い もぐす

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モテ男リーマンがひょんなことから女子高生に恋に落ちるが、相手は恋に落ちる前のリーマンの言動に引いたこともあり、積極的なリーマンのアプローチをひたすら気持ち悪がるのだった。
容姿・能力とも高スペックゆえ黙っていても女性が寄ってくるタイプのモテ男リーマン。それゆえに女性を軽んじているところがあり、見ず知らずのヒロインの女子高生に助けられ親切にされた返礼も高飛車な見返りを押し付けようとする。そしてそれまで女性に言われたことのない言葉で一刀両断され、そこから女子高生に対し、本物の恋心を開花し、以後どんなに鬱陶しがられようとヒロインに対するアプローチが続く・・という恋愛コメディ。
ちなみにリーマンの妹はヒロインと親友、という繋がりで二人が交流しやすい設定を作っている。
見方によってはストーカーといっても遜色がないのだが、デキる大人ゆえにその匙加減は絶妙。メアドゲットとか外堀を埋めてく過程とかロマンチックなアプローチとかほんとスペック高いよなと感心することしばし(笑)
スペック高い男性が釣れない女性にアタックする展開は大好物ゆえ読みごたえがある。あとヒロインの親友であり男性の妹たる女子のキャラもいい。女子にとっての二人を見るエピソードも地味に好きだったりする。
ヒロインはオタクという設定だがあまり前面に出てない気がする。リーマンの個性のほうが強いからかも・・。

もぐす / 一迅社1~
ジャンル:女性・ラブコメ / 好み度:★★★★☆

神社の娘の主人公が、生身の女子を愛せない男子2人とビッチな親友に振り回される4コマ漫画。
・・・でいいのだろうか・・。
まず幼馴染みの親友がビッチ系だし主人公のディスり発言がひどいというびっくり設定。
そしてあるきっかけから、霊体しか愛せない男子と、
その幼馴染みである人外しか愛せない眼鏡男子と
知り合うことになり、ハチャメチャな展開になる。
どうも主人公は神社の娘らしく霊能力があり、
男子たちと接触すると霊や妖が見えるということが判明し
関わりたくないのに腐れ縁のようになっていくという・・。
ラブコメで4コマとなるとほのぼの路線が多い中、
登場人物同士の掛け合いがかなり殺伐としているのが特徴。
主人公も振り回される役どころではあるがツッコミが負けず劣らず
毒が強いのでまあバランスはとれている。
その点では似たような話の中ではストレスは少なめかも、と感じた。
どのキャラも自分のエゴに正直で隠そうともしなくて
ゲスいあたりかえって清々しいというかなんというか。
そんなこんなで殺伐ラブコメかと思ったら
後半からいろいろ予想外の設定が表に出てきて前半とは違う面白味も出てきた。
総体的に悪くはないが、途中から設定がいろいろ出てきたのもあって、
まとまりがないというか雑多という印象が強い話ではあった。

サキモトソラ
ゼロサムコミックス全1巻 / 一迅社
ジャンル:4コマ・ラブコメ / 好み度:★★★☆☆

ハスク・エディンhusk of Eden 如月芳規 

古代城塞都市の聖なる塔を守る役目を担う軍の部隊に所属する面々を描く物語。
戦争で都市機能は他へ移動し現在住民のいない古代都市。
都市自体は廃墟だがその中心の塔が重要で守護する部隊が配属されている状況。
なぜその塔が守られるべきなのかの明言はなく、また部隊の末端にもよくわかっていない模様。
ただテロリストがその塔を狙って都市内部に入ってくるのでその排除をしているかんじ。
塔の重要たる理由を知らない人間が同士が塔を巡って戦うという奇妙さも肝の1つなのだろう。
ドラマとしては、エピソードごとに主格が変わる、ある種オムニバス形式とも言える構成。
というか変えざるを得ないというか。主役を毎度変えるというコンセプトが軸になっている作品なので。
戦争モノでは昔は見られた構成だが今だとちょっと珍しいかも?
進撃某もこの形式かと思っていたら違ってたし。
主格がエピソードごとに変わる構成、そして登場人物たちのほとんどが
塔の重要性の意味を知らず戦うという構図によって、
戦争の空虚さとか虚無感が半端なく感じられ、その意味では
主題をしっかりと描かれた秀作だと感じる。
だた、主格を変える構成のわりに、キャラデザが似ていて見分けがつかないところが
多々あってちょっと戸惑うところが難点。

如月芳規
ゼロサムコミックス全4巻 / 一迅社
ジャンル:少女・ドラマ/ 好み度:★★★☆☆

キスよりも早く 田中メカ 

主人公は血気盛んで正義感が強い暴れん坊な女子高生。
両親が死亡し弟と親戚をたらい回しにされたあげく家出をし途方に
暮れていたところ担任の男性教諭に拾われ、ほぼ売り言葉に買い言葉なノリで二人は婚姻関係を結ぶ。
そんな始まりの教諭と生徒の秘密の結婚生活のお話。経緯は冒頭であっさりと、
メインは二人とかわいい弟の暮らしや秘密たるがゆえのコメディドラマ。
1エピソードの区切りがよく、軽快に読めるし、キャラ描写が活き活きとしている。
レーベル的に夜のほうが健全、イチャイチャと痴話げんかしつつもラブラブという定番を堪能出来る。
エピソード自体に目新しさはないのだがツボを押さえた構成はやはり面白い。
安定したラブコメとはかく言わんや。
本編完結後、特別編を集めたキスよりも早くFutureも発売されている。

田中メカ
花とゆめコミックス全12巻+特別編1巻 / 白泉社
ジャンル:少女・ラブコメ / 好み度:★★★☆☆

身代わり伯爵の冒険(1) (あすかコミックスDX)
柴田 五十鈴 清家 未森 ねぎし きょうこ

少女小説のコミカライズ。パン屋の看板娘の主人公が、
失跡した双子の兄である伯爵の影武者になるように依頼されることから物語ははじまる。
繊細な線画に、しっかりしたデッサン力で中世西洋ファンタジーぽい世界観に
よくあった愛らしい絵柄。
原作がそうなのかもしれないが、主人公の双子の兄が貴族で主人公は庶民である経緯とか
影武者となった主人公の立ち位置とか王宮内?での出来事とか、なんだろう・・
どーもしっくりこないというか、なんど読んでも頭に入りずらいんですよね。
たぶん既存の王宮とかのイメージよりだいぶお気楽な雰囲気だからなのかも。
失跡してる兄ものほほんキャラっぽいしな。
主人公はトラブルにも果敢に挑むタイプの漢前キャラでナイチチに悩むってのもお約束か。
主人公を迎えにいった、兄の親友の正統派騎士が主人公のロマンスの相手のよう。
明るい王宮ラブコメを読みたい人向けかな。個人的には兄の日記を軸として
兄の視点からの本編のダイジェストのような番外編・身代わり伯爵と秘密の日記が面白かった。

原作:清家未森 漫画:ねぎしきょうこ
あすかコミックスDX全6巻 / 角川書店
ジャンル:少女・ロマンス・ラブコメ / 好み度:★★☆☆☆

死にたがりと雲雀 山中ヒコ

荒れた寺に棲み着き、寺子屋を始める浪人の青年と自堕落な父を持つ健気な長屋の少女を中心とした、江戸の下町を舞台にした人情物語。時代劇、なのだろうが人と人のつながりを主題にした暮らしの物語と言って良いみたい。
お人好しっぽい浪人の寺子屋先生は、実はある理由で死にたがっている。少女自身は快活でまっすぐで同世代の子供達からも頼られている。長屋の空き巣の犯人かと少女と仲間達が先生を調査することから、二人は出会い交流が始まるものの、その犯人が自分のの父かもしれないと思った少女は、侍先生になすりつけようとするというとこから話がはじまる。
著者の作品は、何かしら抱えるものを持つ人物たちのぶつかりや交流の描写がどれも心にじんわりと染みるがこの作品も言うに及ばず。人物描写が秀逸で、お仕着せでない浪花節みたいなものを堪能出来る。
世知辛いというか不憫な設定で主人公たちは幸福をつかめるのか不安になる展開ではあったが、著者らしい落とし込みだったと思う。
あとがきなどを見るとこういう題材はキャッチーじゃない分発表する場が少なくなっているらしい。

山中ヒコ ARIAコミックス全5巻 / 講談社
ジャンル:少女・ドラマ / 好み度:★★★★☆

なんくる さだうおじ 

なんくる 1 (MFコミックス ジーンシリーズ)
さだうおじ
発売日:2014-08-27

日本最西端の離島を舞台に、都会から来た少年1人と地元の少年たち3人の
少年達による少年達視点のスローライフな日常を描いたお話。
一時期良く出ていた、田舎とくに南の島のゆっくりとした生活環境を描いている。
よく遊びよくサボりよくダラッとする日常。いい・・・(笑)
突出した事件があるでなく盛り上がりもないゆるっとした話なのだが
なんとなくゆるっと読み切ってしまう魅力がある。
絵が好みってのもあるけど、何気ない描写が秀逸だなと思う。
ゆっくりとした生活ペースに慣れない都会ッ子のツッコミがまあいいアクセントに
なっている。

さだうおじ
MFコミックス ジーンシリーズ全3巻 / メディアファクトリー
ジャンル:少女・ドラマ / 好み度:★★★☆☆

1001ナイツ 杉崎ゆきる 

父の稼業を継ぎ、探偵として働く全く似ていない双子の男子。彼らが父の友人に連れられドバイ入りしたことから物語は始まる。
前世ファンタジーとアラビアンナイトなノリが混ざった感じの冒険活劇といったかんじか。
一応少女漫画なので主人公が男子とはいえ男女間ロマンスぽい要素も含まれているけど
絵面的にBLになっているという。
前世が王子と王女だしね。というかレーベル的にはわりとよく見る設定かもしれない。
アニメっぽい絵柄にはっきりした丁寧な線画なので画面が映えてるし
描き込みはすごいけど読みにくくはない。
画面は綺麗だけどあいかわらず話には入りずらいかなあ。このあたりは好みの差だと思うが。
前作よりは馴染めたし、キャラ設定もわかりやすかったんですが。
後半の展開の速さはともかくきちんと完結したのは良かったと思う。

杉崎ゆきる
あすかコミックスDX全10巻 / 角川書店
ジャンル:少女・ファンタジー / 好み度:★★★☆☆

性別がどうした!! さっちゃん 

性別がどうした!! (ZERO-SUMコミックス)
さっちゃん
発売日:2016-12-24

一目惚れした相手は学ランを着た男子でした。
同じ学校で一目惚れした相手が男と認識しても
キラキラとまぶしく妄想が止まらない主人公男子。
そんな主人公の妄想ハイテンションコメディ。
相手の美少年も出会い頭に自分の性別を確認させるために
触らせるある意味男前なキャラ。まああとで照れてるけども(笑)
男子が男子に惚れる展開だがBLではないラインのコメディ。
ふたりの掛け合いの突き抜けたテンションが見所か。
振り幅がわりと大きいので好みは別れるかも?
絵はまあ可愛い。

さっちゃん
ゼロサムコミックス全1巻 / 一迅社
ジャンル:少女・コメディ / 好み度:★★☆☆☆

百鬼夜行抄 今市子 


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不思議な力と妖怪と交流を持っていた幻想作家の孫である青年は亡き祖父と
同じく魑魅魍魎と意思疎通ができる。そんな青年が関わる不可思議な事件を描く話。
オカルトジャンルだが、人外と人間が関わる事件の解決といったミステリ要素も強く、
また退治ものなどの派手さもなく、ありふれた日常に起こる奇妙で恐い話といったかんじ。
生者以外では人間の霊ばかりでなく妖怪や神の類いも多く登場するゆえに幻想的かつ
寓話的、またシビアな展開が多い。わりとあっさり人が死ぬとことか昔話ぽい。
主人公以外にはいとこも見える人間であり、主人公の父は、妖魔が原因で死亡し
現在はその体は祖父と契約した妖魔が入っている。父親(の中に入ってる妖魔)と
主人公との関係ややりとりは得も言われぬ。
一話完結形式なので読みやすく、エピソードの手数が多く読み応えがある。

今市子
Nemuki+コミックス1~他 / 朝日新聞出版
ジャンル:オカルト・ドラマ・少女 / 好み度:★★★★☆

まりんとゆうれい 里中実華 


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内気な性格のヒロインは霊媒体質で、霊と目が合わさると乗り移られる。
そんな彼女はある女子高生らしき霊につきまとわれ、ことあるごとに憑依される状況。
一方でヒロインには片想いの男子がおり、お節介的に件の霊がヒロインに憑依し彼に告白する。
本来のヒロインの気質と真逆の、女子の霊による極端な言動に男子も周囲もどん引きし・・てな展開。
紆余曲折はあれど男子との距離は縮まったり、女子の霊自身の心残りを解決するための行動から
誤解が発生したりと、霊というファクターをソツなく活かしたラブコメというかんじ。
男子の心情をはっきり出さない微妙な演出もうまいなと思う。
まあ思春期の恋愛ものとしては王道なので安心して読める。
ヒロインの体質を唯一知る友人の存在は地味に和む。

里中実華
マーガレットコミックス全3巻 / 集英社
ジャンル:少女・恋愛 / 好み度:★★★☆☆


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男子高校生はある日道ばたで黒猫を拾いクロと名付ける。
だがクロはサーヴァンプという、契約を交わした人間に飼われる性質を持つ吸血鬼だった。
主人公はクロと契約を交わした結果、クロ以外の吸血鬼兄弟との争いに巻き込まれることになる。
ちなみに兄弟達は怠惰や傲慢など七つの大罪をその特性としている。
主人公はシンプルがモットーで、事態が停滞すると自分が進んで何でもやってしまうタイプ。
クロの特性は怠惰でめんどうなことはほんとうにしたくなくだらだらしていたいタイプ。
どちらも「めんどくさい」から来るモットーだがその様相は真逆。同じだけど違う、という
設定も見所の1つか。絵柄はイマドキ風。シャープでキュート。
話の動きは早めなので退屈はしないが多くのキャラが次々と登場する
の話なので、個人的に話を把握するのに手間取るタイプ;
ファンタジー系バトルが好きな人には大好物な作品だなと感じた。

田中ストライク
MFコミックス ジーンシリーズ 1~/ メディアファクトリー
ジャンル:少女・ファンタジー・アクション / 好み度:★★★☆☆

WILD ADAPTER 峰倉かずや 


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久保田誠人は飄々とした態度と度胸と行動を買われヤクザの組の年少組リーダーとして雇われるものの、彼を慕っていた組員の死をきっかけに脱退した際に、右手が獣化し路地裏に転がっていた時任稔を見つける。
そんな始まりのアンダーグラウンドサスペンスアクション。話の根幹は謎のドラッグをめぐる二人の物語。
1巻ほとんど誠人の人となりとか行動を描いていて本筋にやっととっかかるところで次巻という。
主人公ふたりを取り巻く状況と言動の描写が荒んでてカッコイイ。誠人の病んでるとしか感じない気質が印象深い。元の連載していた雑誌のカラーのためかちょっとBLぽい雰囲気もあるにはある。
正直、物語自体は進みが遅くて今ひとつなのだが、シャープで圧倒的な画力とスタイリッシュで重厚なキャラ描写と画面構成に魅了される。
主人公たちは私立荒磯高等学校生徒会執行部の主人公二人と同じキャラだが作品同士の繋がりはない模様。
徳間書店キャラコミックスから一迅社ゼロサムコミックスに変わっている。

峰倉かずや
ゼロサムコミックス1~ / 一迅社
ジャンル:少女・クライムサスペンス / 好み度:★★★☆☆

サムライせんせい 黒江S介 


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幕末期、投獄されていた武市半平太は気がつくと平成の田舎町の道路に倒れていた。
当然平成の世の理はさっぱりな彼だったが、ある出来事から、
学習塾を営む男性に拾われ彼の好意により居候・塾の教師として暮らしている。
そんな始まりのタイムスリップもの。主人公は実在する土佐勤王党盟主。
史実では眉目秀麗らしく、この作品でも塾に通うお母様方にモテモテのよう。
そんな彼の日常と巻き込まれる事件を描いた人間ドラマといったところか。
主人公の他にも幕末の有名な武士たちもタイムスリップしてくる。
コメディ要素も多分にあるが、物語本筋はなかなかリアリティのあるドラマな内容。
個人的には冒頭の何気ない日常の描写が好い。
特に主人公のカルチャーショックの描写が好きだった。
絵は達者、さりげない登場人物の所作とか物言いとかが特に秀逸と感じた。

黒江S介
クロフネコミックス7巻 / リブレ出版
ジャンル:少女・ドラマコメディ / 好み度:★★★☆☆