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魁!!クロマティ高校 

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漫画原作。うっかり不良高校に入学してしまった優等生男子と高校に通う不良たちが巻き起こす騒動を描くナンセンスハイテンションコメディ。
名前は前々から知っていたものの当時は敬遠するタイプの作品で原作未読状態でアニメを視聴したのだがめっちゃ面白かった。ナンセンスかつシュールというかシニカルなノリがたまりません。阿呆すぎる、いいぞもっとやれと言いたくなるテンション。
ちょい線が多くて劇画っぽい原作の絵を見やすく作画しているのも良かった。というか作画クオリティ高いよね、やっぱ。
個性のベクトルが突き抜けたキャラたちが巻き起こすバカ展開と主人公の冷静で流暢なモノローグというか台詞回しの組み合わせが好きだった。
1話15分という尺も良かったと思う。30分だと途中で飽きちゃうかもというか疲れてしまうかも。ハイテンションで突き進みいい案配になったところで締める。絶妙。
吉田拓郎のオープニング曲の作品とのシンクロ率が半端ない。図ったみたいだな・・と素でつぶやいていた初視聴の私。

2003年テレビ東京系放映全26話×15分 / 堪能度:★★★★★

THEビッグオー 

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住人すべてが記憶喪失の街・パラダイム・シティを舞台に、ネゴシエーター(交渉人)の青年ロジャー・スミスは、巨大ロボット・ビッグオーを繰りつつ街のメモリー(記憶)を探るクラシカル・ロボット活劇。
時代的にはおそらく未来の街、なんだけど住人ほぼ全員がある日突然に記憶喪失となった街。それゆえに先人が築いた文明や知識が受け継がれなく荒廃しつつもなんとか維持されているといった状況。
その中で、犯罪人と被害者との間に入り交渉を行うネゴシエーターを生業とする青年が主人公。彼はある事件で精巧なアンドロイドの少女と暮らすことになる。
黒スーツをまとう己の美学を備えているクールガイな主人公、ソツなく多彩な才能を持つ老執事、アンドロイドなので無表情で感情が薄いキャラだがかなり毒舌・一刀両断な突っ込みが冴える少女。
世界観はアメコミ風といおうかオールドシティアクションを彷彿とさせるというか。ケレン味たっぷりでエンターテイメントをかなり意識してるつくりです。一歩間違えると陳腐になりそうなノリですが、そうならない絶妙な間合いが見事。
ドロシーの客観的かつ静かなツッコミとか、クールキャラになりきれてない部分もある主人公、サポート役としてどこまでも有能な執事。面白い、面白いよ。
物語としては、主人公が関わる事件をこなしつつ住人の記憶喪失の謎と、断片的に表れる記憶(メモリー)を追うという形。
1期目はエンタメアクションに終始しているものの2期は当時多く出た作風にならってなのか、かなりセカイ系というかアメージング風な描写が多く、少々難解なつくりだったかも。街の記憶の謎を解明するという意味では2期は必要だったんだけどね。
特撮ロボットアクションのお約束を踏みつつスタイリッシュなテンションが楽しかったです。何事も徹底するのが吉、なのだなと感じたタイトル。

first season / 1999年WOWWOW放映全13話
second season / 2003年WOWWOW放映全13話
堪能度:★★★★★

スクラップド・プリンセス 

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ラノベ原作のファンタジーアクションドラマ。世界すべてを滅ぼすという託宣を受けた廃棄王女の旅の物語。
主人公は金髪の少女である主人公と、兄妹のように育ち主人公を守る黒髪の兄と姉が旅をしている。主人公は、赤ん坊のころに世界を滅ぼす存在という託宣を受け殺されそうになるも、当時の王族に仕えた男性に秘かに救われ成長した姿。
主人公は廃棄王女と呼ばれ、それを他者に知られると、排斥されそうになるので逃亡の旅を続けているという話かな。
主人公を狙っての刺客はしょっちゅうで、親切にしてくれた人が廃棄王女と知るととたんに辛辣な態度になるとか。おとぎ話系というか王族ファンタジー系ではわりとある設定なんだけども、刺客の攻撃や一般市民の糾弾に対する主人公の無表情さが印象的でした。
辛さが麻痺しちゃっていると見受けられるところが当時せつなかったなあ。
客観的に託宣したほうが悪で主人公に邪魔な能力があるゆえに、周囲に主人公が悪だと風潮しているって構図がいたたまれないわ、ヘビーな展開が続くわで、当時はあまりちゃんと見られなかったなあ。
作品の絵とか動きといったクオリティも申し分なく、物語としては秀逸な内容だとは思います、が好みの問題ということで。
それにしてもスクラップド・プリンセスの略がすてプリって妙にツボった。

2003年WOWWOW放映全24話 / 堪能度:★★★☆☆

最遊記シリーズ 

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同名漫画のアニメ化作品。西遊記をモチーフにしたスタイリッシュかつシビアなファンタジーアクションドラマ。
人と妖怪が共存する平和な世界だった桃源郷。しかし牛魔王復活を目論む一派により妖怪たちが暴走する状況に。それを打開するため玄奘三蔵・孫悟空・沙悟浄・猪八戒一向は西へと向かう。
人気がかなりあったのでかなりの話数が放映・発売されたシリーズ。無印シリーズは当時としてはそれなりに綺麗な作画だったんですがどうもアクションのテンポが悪いというか原作のほうが動きが良いという印象が強かったです。止め絵が多いというか。
キャラのやりとりはそれなりに面白かったというか原作のイメージに近かったかな。まあ徐々に慣れていきましたが。OP・EDはよかった。

最遊記 / 1999年OVA全2話
幻想魔伝 最遊記 / 2000年テレビ東京系放映全50話
幻想魔伝 最遊記 Requiem / 2001年映画95分
最遊記RELOAD / 2003年テレビ東京系放映全25話
最遊記RELOAD GUNLOCK / 2004年テレビ東京系放映全26話
最遊記RELOAD -burial- / 2007年OVA全3話
最遊記外伝 / 2011年OVA全3巻

GUNGRAVE(ガングレイヴ) 

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/ Amazonプライムビデオ

原作はたぶんアクションゲーム。キャラデザはトライガンの内藤泰弘。
マフィアに追いつめられた少女ミカの前に現れたのは冬眠装置?のような機械から起き上がった人以外の?青年グレイブ。大きな体躯のその青年はミカを守るように大きな銃を繰る・・。って展開が第1話。
ガンアクションがメインかと思ったら、2話目から過去話になってます。グレイブは蘇る前はブラントンという名前で不良仲間のハリーと共にマフィアに入り、のしあがっていく過程。そしてブラントンが想いをよせる女性マリア。しかしマリアは幹部と結ばれる・・と。
過去話はマフィアアクションというより人間描写重視でしたね。大人の揺れる想い、思惑、野心・・・人間ドラマとしてはけっこう作りこまれた内容です。ドラマ系洋画のクオリティだなーと。
ブラントンは相方だったハリーの野望のジャマになり消されるも、マリアにも牙をむけたハリーから、マリアの娘であるミカを守るために復活する・・という1話に繋がるわけです。ちなみに一度死んで復活できたのはハリーが秘密裏に行わせていた研究にたずさわった研究者が、その技術をブラントンにつかったというわけです。
過去話がかなり長いし、序盤はアウトローの青春ものっぽい展開だったので、まだ続くのかーと食傷しかけたんですが、後半の過去と現在が縫い合わされる構成で面白いなあと感じてきました。まあ人によっては途中で挫折するかもなあという懸念はありますねえ。
作画のクオリティは秀逸で安定しています。動きも滑らか。
個人的にはトライガンでこの作画クオリティを出して欲しかったと(笑)まあトライガン再アニメ化の話があるみたいですが。

2003年テレビ東京系放映全26話/堪能度:★★★★☆

一騎当千 

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7つの高校が覇権を争う関東の地に、1人の少女がやってきた。彼女の名前は孫策伯符。彼女が持つ運命の龍とは...。
三国志に名を連ねる英雄たちの名と力を受け継いだ学生たちが運命のもと派権を求めて戦う...という内容。よーするに三国志における国が学校になってて戦争じゃなくてタイマンで勝負をつけるみたいな感じ。過去の豪傑たちの運命を背負ってそれに準じるもの、逆らうもののドラマも加味されています。
学園ストリート戦闘アクションなので格闘描写がメインなんですが...話の根っこはシリアスなんですが...なんかエロい要素満載で;;女の子率が高くミニスカで戦うのでパンチラあるわ戦闘中に服は豪快に破けるわ、濡れ場シーンもあるわでなんともはや。絵がとても綺麗でシャープなんで目の保養にはなりますが(笑)こう書くと美少女ものっぽいですがイケメンキャラもいっぱい出ます。...アクの強いのもいますが。
三国志になぞらえて話が展開するので話の終わりのナレーションは史実のレクチャーになってます。名前とキャラデザがかけ離れてて正直始めのうちはとまどったなあ;
連載続いている原作のアニメ化なのでとりあえず物語の中核の一つ、主人公の女の子の中に眠る龍(目覚めると本人の命を縮める?)にからむ事象の決着というキリのいいところで終わらせてる感じ。主人公の強いやつと戦いたいという超ストレートな望みを前面に出す天真爛漫なノリが面白いですね。ドラゴンボールを思い出してしまったのは私だけではないですよね。

2003年ATX他放映全13話/堪能度:★★★★☆

R.O.D -THE TV- 

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小説家菫川ねねねは4年前に書いた小説のサイン会のために訪れるが宿泊先のホテルが何者かによって爆発される。力に屈しないという信念の元、探偵業を営む紙使い3姉妹をボディーガードにサイン会を強行するねねねだが...。
OVA・RODの続きとして発表されたシリーズ。テレビ放映時は途中で放映中止されたそうですがDVDで見たのでその辺わからない(笑)
OVAから数年後という設定らしいです。主人公は変更していてOVA版の主要キャラたちは後の方で出てきます。紙使い(紙の硬度・形を自由に変化させる)能力を持つ3姉妹と作家の菫川ねねねが主人公かな。菫川ねねねは前作の主人公・読子と友人関係の模様。そういやOVAで読子の住処にあちこち伝言メモがあったけどねねねの書いたやつだったのかな。
TV版もOVAに負けず劣らず紙使いのアクションが見ごたえあります。人数多い分、こっちのほうが派手かもしれない(笑)作画も綺麗だし満足だ~。
事件以来姿を消した読子がひっかかってねねねは新作が書けずにいるとか、三姉妹の内2人は無類の本好きだけどアニタが本好きじゃないのに紙が使えるとか心理面の設定も興味深いですね。人物描写が等身大だなあと思いました。余談ですが、長女が神保町に来たときの嬉しさの描写はなんかものすごくデジャブ(笑)私も始めていったときはこんなんだったんだろうな...と(汗)
キャラの心理描写とアクションの切り替わりが絶妙で中だるみがなく一気に見せてしまう構成が嬉しい。どちらもきちんと描かれている感じがします。前半は個々のエピソードが並べてあるって感じですが後半になるにつれ継続した事件・出来事が綴られています。心理面でシビアで切ない展開がちょっと辛いですが練りこまれた演出は見事。あと本好きには良くも悪くも強烈な展開もあったり...(汗)
ストーリー構成も、ラストのド派手な展開と演出も、文句のつけようがありません。面白かったです。ほんと。

2003年スカイパーフェクトTV放映全26話/堪能度:★★★★★

宇宙のステルヴィア 

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地球は新星爆発により強力な電磁パルスと放射線によって1度大打撃を受ける。復興は成し遂げられるも一度目の災害から189年後に訪れる新星の衝撃波が待ち構えていた。その衝撃波が到達しようとする年、宇宙ステーションの1つステルヴィアに入学する片瀬志麻をはじめとする少年少女たちの物語。
物語の舞台となるステーションは防衛施設と人材育成を兼ねた人工ステーションで、主人公たちはそこで教育を受けるという設定。大規模な災害を回避するというストーリーと思春期の学生たちの成長モノが融合した作品。回を追うごとにスケールが増していっていたような。
絵は綺麗で安定してるしSF設定は興味深かったですが、基本の学園モノがどうにも肌があわず;主人公の性格にもなじめなかったせいもあるかも。正統派は学園モノがお好きな人には見ごたえあると思います。設定とかしっかりしてるしね。完成度が高いのと楽しめるのは別物なのねー...と実感したタイトル。

2003年テレビ東京系全26話/堪能度:★★★☆☆

L/R -Licensed by Royal- 

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イングランドのお隣の王立国家イシュタル国の私設エージェントコンビ「L/R」こと、ロウとジャックの物語。
英国の隣の王立国家という設定なので雰囲気が英国っぽいですね。といか昔の探偵コンビ系の外国テレビドラマっぽいというべきか。
王室近衛からライセンスが出ればだれでもエージェントになれるという設定。はじめは主人公2人が任務をこなす読みきりパターンでしたが、徐々に王室の世継ぎ問題がメインになっていきます。まあ全部見たら早い段階で伏線はりまくってたんですが。
このタイトル、オープニングがお気に入りだったり。スタイリッシュで面白そう!と思える出来です。もちろん中身もそれなりに面白いですよ(笑)暗躍タイプのお仕事だけどどことなくのん気というか人生楽しまなくっちゃな精神のコンビというのはやはり大好物です。スパイ大作戦な装置とかテンポのいい会話とかもね(笑)
オープニングといえば、映像を見ると、物語の鍵となる女の子は話が進むにつれ主人公たちのところに居候する展開になるのかと思い込んでたんですがそうならなかったなー。ラスト以降のシーンなのかな?しかしあのハードボイルド系ドラマのお約束なラストシーンでそれはありえるのかと・・。

2003年フジテレビ系放映全13話/堪能度:★★★★☆

魔法遣いに大切なこと 

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魔法という力が溶け込んでいる現代社会。魔法は社会の中で育成・管理されている。魔法遣いの研修・試験を受けるために岩手の田舎から東京にやってきた女の子・ユメの物語。
能力は高いけどおっとりした普通の女の子が研修で知り合った人々や出来事を通して成長していく過程を描く...みたいな。この話の魔法は依頼者の心を感応することで正確に使える(依頼を果たす)という設定なので主人公と出会う人々の心理描写が丁寧に描かれています。
魔法が現実社会にあったらこんなかんじなのかなあという感じ。魔法というファンタジー設定はあるものの、内容は現実でもよく見られる普通の生活を描いている感じ。
自分が良かれと思ってとった行動でも相手にはそうでない場合もある。魔法という力は大きいからその影響力も大きい、というくだりが印象に残っています。タイトル通り、魔法を遣う意味を学ぶ主人公。
あと魔法描写も綺麗ですねえ。魔法遣いに支給される指輪の描写が特に。映像的にも心情的にもほっこり柔らかい気持ちになります。人間描写を観たい人にはお奨めの作品。

2003年テレビ朝日系放映全12話/堪能度:★★★★★

AVENGER(アヴェンジャー) 

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はるか未来の荒廃した火星。地球に棄てられた人々はドーム型都市に住み、限られた物資の分配は各都市対抗の代表闘士戦によって決められていた。そんな世界に生きる女闘士・レイラとアンドロイド・ドールのネイ、彼女たちに興味を持ったドールブリーダーのスピーディの旅を描いた物語。
この世界は子供が生まれなくなり(20代前後あたりが最年少?)アンドロイドのドールは子供の代用品もしくは愛玩用に造られた存在。レイラといるネイはドールということになってるけど...という設定。レイラの旅の目的は復讐の旅らしい。
戦闘の強さが最重要という社会のしくみなので戦闘シーンがいっぱいです。あと「こども」の存在も物語の中核を担っています。
思わせぶりに過去が描かれる演出、まったりとした動きのない場面から躍動感あふれるアクションにかわるテンポ...。うーん個人的にはメリハリありすぎって感じ(笑)
キャラクターデザインとかアクション描写はすっごい好みなんですが、人間描写の演出がやぼったい気がする...。世界設定は興味深いんだけどどうもキャラクターに感情移入しにくいというか。メッセージ性は強いのでじっくり観れば味わいが出てくる作品だと思います。ラストがなんか拍子抜けだと思ったのは私だけですか?

2003年テレビ東京系放映/全13話/堪能度:★★★☆☆

なるたる 

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主人公の少女シイナが小学生最後の夏休みに祖父母の島に遊びにいったとき、海の社で星型の奇妙な生き物に出会う。シイナその生き物にホシ丸と名前をつけ、家につれていくが・・・。
ホシ丸は竜の子という存在であり、形態を自在に変化させることができます。竜の子はホシ丸だけでなく複数おり、各々こどもがそのパートナー(?)となっている模様、シイナはほかの竜の子との出会いや、竜の子を使って世界をリセットしようとする者たちの戦いに巻き込まれていくという展開。
タイトル「なるたる」は「骸なる星、珠たる子」の略。タイトルといい、オープニングのデフォルメしたコミカルなノリのオープニングといい、流行り始めた萌えアニメかなー、それにしては絵柄がそうじゃないなあと思っていたら大きく予想を外されていました。
シリアスでシビアかつセカイ系という・・。竜の子とそのリンク者との戦いは生死が関わるし竜の子を持つ者の中には人に危害を加える一派もいたりとハードな展開が続きます。
竜の子を持つ人間は、主人公も含め、家族や友人とうまくいっっていない等といった、多かれ少なかれ心の傷を持っておりその辺の人間ドラマもリアルに描かれています。一般社会ではよく見られる人間関係の軋轢も竜の子が関わることにより、追い詰められた人間の袋小路な思考展開が強調されている気がしたり。
竜の子による殺戮シーンもけっこうあるのですが、ゆったりスローに暴挙が行われる演出。日常の中に突然にのっそりとやってきた危険な非日常、唖然としているうちに牙がこちらを向くいう感じ。子供の持つ残酷さも一瞬垣間見えた気もしたり。阿鼻叫喚のグロ表現より死に対する恐怖が倍増されているなあと感じました。普通の、日常の雰囲気の演出もさりげなくうまいんですがね。
こういうやるせない展開は好みじゃないのですが目が話せない引力を持った濃密なタイトルでした。最終話はかなり無理やりまとめた感じですが話数が足りなかったのか原作が続いていたからか・・。

2003年テレビ東京系放映全13話堪能度:★★★★☆

LASTEXILE(ラストエグザイル) 

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父親の残した小型飛行艇を繰り空の運び屋を営むクラウスとラヴィの物語。
主人公たちはグランドストリームと呼ばれる大きな嵐をいつか越えることを夢見ているという設定で仕事関係などで出会う人たちとのドラマを描いたストーリー展開が多いかなあ。観た第一印象。クオリティがめっさ高!でした。絵は綺麗だしキャラデザはツボだし畳み掛けるような展開と飛行機の動きや空戦描写がすっごいスピーディ。世界観も特殊で見ごたえがありました。
ストーリーの組み立てが秀逸だなあと思いました。主人公たちを通しての世界観の説明がすごく自然でわかりやすいなあと。その中身には正直驚きましたが。
戦争やってる人たちには公平とか正々堂々を旨とする頭がっちがちの騎士道精神というのが根源にある設定でその辺チェスとかのボードゲームを生身の人間でやってる感じで薄ら寒いものを感じたり。ゲームと殺し合いを難儀な形で融合させてるというか。あと主人公たちが人道的な行動をとったがゆえに割を食うという展開は観ていてちと辛かった;まあ現実味があるといえますが(笑)

2003年レビ東京系放映全26話/堪能度:★★★★★

藍より青しシリーズ 

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主人公の大学生・薫は財閥の御曹司だが総裁である父親と母親は正式な夫婦でないため中傷を受けていた。幼い頃父親の死と同時に祖父に厳しい教育をほどこされるも後の母親の死をきっかけに家を出る。一方、薫の許婚の少女葵は薫が家を出た段階で婚約は破棄になるも薫を追いかけてこちらも家を出る。そんな2人に葵の後見人が協力、葵の家の別荘で2人は住むことになる。で、そうこうしているうちに薫が所属する部の部員たちが集まって行くという展開。

よくある、たくさんの美少女と主人公の男の子の同居物語。といっちゃうと身も蓋もないかもですが。絵は綺麗でヒロインの女の子が純和風でしとやか系なせいなのか作品自体も落ち着いた情緒豊かな雰囲気。キャピキャピ系(古語)の萌え系アニメにはないものがあります。
物語もけっこうリアルに作られてるし完成度は高い感じ。原作が青年誌だからかな。ヒロインは押しかけ女房で一途なタイプ...性格は全然違うけど、うる星思い出しますね。
続編の藍より青し~縁~は1作目よりかなりライトに作られてます。ハーレムものっぽくなってたような。後半のメインはティナのシリアスティナかな。それにしても脇キャラのパワフルさに比べ主人公がおとなしめの性格なせいかすっかりかすんじゃってます(笑)

藍より青し/2002年フジテレビ系放映全24話
藍より青し~縁~/2003年フジテレビ系放映全12話
堪能度:★★★☆☆

明日のナージャ 

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20世紀初頭のイギリス。孤児のナージャの元に母親の日記とパーティドレスが届く。その直後に謎の男たちに付回され偶然知り合った旅一座のところに避難して、そのまま一座の踊り子として母を捜す...みたいな展開だったかと(うろおぼえ)ヨーロッパのみならずエジプトあたりまで主人公の旅は続きます。
...なんか名作劇場とキャンディキャンディを足して2で割ったような構成ですね。タイトルは、主人公が苦難を乗り越えて成長するってイメージが膨らんじゃうし、毎回これでもかとイケメンキャラが出てくるあたり、少女モノだなあ...としみじみ感じたり(笑)
主人公、踊り子という設定なんですが肝心の踊りの演出は微妙。まあこのテのアニメは主人公のコスチュームが重要なんでその辺は適当でもいいのか。でも女の子向けの玩具を売るには雰囲気が普通で地味な気がしたけど...。ストーリーはけっこう練れてるなあと感じました。キャラより中身重視って感じ?

2003年テレビ朝日系放映50話/堪能度:★★★☆☆

エアマスター 

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かつて新体操の女王だった女子高生・相川摩季は路地裏で行われる格闘「ストリートファイト」のファイター。新体操の経験を活かした空中技を得意とすることからエアマスターと呼ばれるようになる。摩季をはじめとするファイターたちの熱いバトルを描いた物語。
ストリートファイターっつーとどうしてもゲームを思い出してしまう;一言でいっちゃうとコギャルが主人公の格闘モノなんですが、青年誌連載の漫画のアニメ化なんで相当絵柄が濃いです。アニメ始まって原作の特集雑誌があったので見てみたけど原作読めませんでした。絵が強烈すぎて(汗)初心者はアニメで堪能しよう...と本を閉じたあの日。アニメの方がまだ薄い。
とにかくアドレナリンを無限に放出しているような強烈でハイテンションな展開で30分があっという間に終わってしまう感じ。オープニングとエンディングまでもテンション高いです。迫力があるという表現も生ぬるい。血ーだらだらで完全にお亡くなりになってしまうだろうダメージ受けてもたちあがる...すごいよう...。
このテの劇画調の絵柄とノリの格闘モノって苦手な部類なんですがなんか引き込まれてしまうものがありました。ファイトアクションの動きの早さはかなり見ごたえあり。イッちゃったキャラのやりとりも面白いですね。なんかやばいクスリでもやってるんですか?みたいな人が多かったので、ちょっと引き気味なところもありますがそれも慣れれば味が出るというか(笑)
...一番印象に残ったのはKOFの草薙みたいなキャラとウドの大木タイプの大男キャラのキスシーンでしょうか...。これ観てお茶を噴いたのも懐かしい思い出(汗)テレビ放映でこれやるのか...と感慨にふけったっけ...(笑)

2003年日本テレビ放映全27話/堪能度:★★★★☆

アクエリアンエイジ 

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トレーディングカードが元になっているタイトル。今をときめくイラストレーターによる美麗なカードばかりでほしい・・と思ったことがありました。結局1枚も買わなかったけど(笑)
主人公であるアマチュアバンドのボーカリスト・上倉多響太のバンド活動(サクセスストーリーというべきか)と本来の話の核である乙女たちの戦いが並行して展開している構成。主人公の彼女も戦いの勢力の1つの長だけど目覚めてなくて覚醒を怖がっているというか嫌がっているというかそんな感じで話がはじまります。
カードタイトルの世界観ってかなり複雑でキャラも多いからメディアミックス化するにはかなり話数がないとよくわからなくなるというのがありますが、このタイトルも元ネタをよく知らないとついていけないタイプ。話数の割りにキャラ多すぎますよ・・。アニメとしてのストーリーは主人公側に任せてあとはカードの宣伝プロモをやっているという感じ。それなりにドラマチックではありますが人間描写は深いんだか浅いんだか微妙です。
作画がとても綺麗で動きも滑らかなので、たくさんの女性キャラがファンタジーな衣装をまとっての空中戦が見所かと思います。ストーリーはこのさい置いておいて(笑)
OVAも発売されましたがテレビ版に比べると・・・。カードからのファンからも不評らしいしそういう出来。まあOVA形態では辛い題材なのかもですが。

アクエリアンエイジ Sign for Evolution/2002年テレビ東京系放映全13話
アクエリアンエイジSagaII~Don't forget me・・・~/2003年OVA30分全1話
堪能度:★★★☆☆

鉄腕アトムシリーズ 

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21世紀の未来。原子力をエネルギー源とする少年型のロボット・アトムの物語。
手塚治虫氏の代表的タイトル。もうアトムの誕生日も過ぎてしまった今日。3回アニメ化されました。どのシリーズでもアトムは人のために働き、人間とロボットの架け橋の役割を担っているようです。
1作目は白黒。つーか最初の国産アニメだっけ?再放送で観たことありますが内容が濃かったなあ。うん。最終回はよくなつアニの特番で紹介されたっけ。未来だけど黒電話を使うアトム(笑)
2作目は美形適役が出たり手塚キャラがゲストで出たりとけっこう冒険な構成だったような気が。タイムマシンでアトムが20世紀のブラックジャックを連れて中世のサファイアのところに行くエピソードはすごいなあと思った記憶があったり。
3作目は多分祝アトム誕生の年ってことで制作されたんでしたっけ?アストロボーイって海外放映のときのアトムの表題だったはず。最近なのでやっぱり絵は綺麗ですね。アレンジが強烈だなと思わなくも無いですが、ストーリー構成はまぎれもなくアトムです。なんというかアトム他ロボットアクションにおける空間描写がすごく凝ってるなあと。子供向けだけど大人でも満足できる出来なのはさすがですね。
余談ですが、確か京都駅付近に手塚アミューズメントがあってそこでオリジナルアニメを放映してたけど今でもやってるのかねー。人間の愚行で汚染されたはるか未来。ロボットが人間を管理するその世界の、科学者の祖父を持つ少年が、人の心を持つという伝説のロボット・アトムを目覚めさせる...ってな内容だったと。違ってたらすいません。地球の汚染と人間の所業の関係ネタを観るとアトムを含めて高度成長期のアニメを思い出す。

鉄腕アトム(モノクロ)/1963年フジテレビ系放映全193話
鉄腕アトム(カラー)/1980年日本テレビ系放映全52話
アストロボーイ鉄腕アトム /2003年フジテレビ系放映全50話
堪能度:★★★★☆

WOLF'S RAIN 

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近未来・科学テクノロジーは発達しつつも荒涼とした雰囲気の世界。何百年も前に絶滅したと言われている狼の青年たちの物語。
狼だけど人の姿にもなれる(もちろん狼本来の姿にも戻れる)という設定で、狼の安住の地?とされる「楽園」を探している主人公キバとその仲間が「楽園」の導き手となる花の娘チェザとともに楽園を目指すという展開。
平坦ではない追っ手を振り切っての旅の中でおこるドラマがメインかな。主人公たちもチェザも人の形だけど人じゃないという設定で、感覚や感性がちょっとちがう、という演出が妙に印象深かったですね。チェザって本来は花(植物)だから第一人称が「コレ」だしね;雰囲気も独特だったなあ。女神のごとく水面のごとく。
静かで容赦ないドラマ展開と、芸術と呼べる丁寧で繊細な映像が見所かと。彼らがたどり着いた楽園は、昔見たSFのいたたまれない展開を思い出します。ある意味平和なんだろうけども・・いやんな感じ(笑)
最後の4話はOVAだったせいか見ごたえがありました。難解な展開に頭フル稼働でしたが;オープニングの映像につながって?いたのには驚嘆でした。

2003年フジテレビ系放映26話/2004年OVA4話/全30話
堪能度:★★★★☆

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おもいっきり科学アドベンチャー そーなんだ!をAmazonで見る

いわゆる知育アニメなんですかね。キッズでやっててタイトルになんか懐かしさ(小学校のころの学研の○年の科学とかまんがサイエンスとか)を感じて観てみたり。
主人公たちがネットゲーム中にいきなりネット世界ゲームに迷い込み、現実世界に戻るため、その世界の中心?のタワーから発せられるミッションをクリアするというパターンで、ミッションに絡んだ科学知識を紹介・解説するのが主題のようです。
クリアのための情報を得るたび、タイトルにもあるそーなんだ!を主人公たちが言うのがお約束の模様。まあスポンサーの雑誌?のタイトルでもあるらしいし。メインの知識解説はともかくミッションの内容は無理がないか?と感じるしこの年で観るとやはり気恥ずかしい(笑)作画は割りと力入ってるなと思いました。崩れがほとんどなかったしね。

2003年テレビ東京系放映全26話/堪能度:★★★☆☆