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灼眼のシャナシリーズ 

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高校入学という節目にごく普通の生活に安寧を感じていた主人公の視界は突如非日常的なものになり、怪物のような生き物が人々を次々と喰らう光景を目にする。そしてその怪物を屠る赤い髪の少女との出会いから物語は始まる。
化け物は人自体ではなく人の存在を喰らい、食べられた人はそのうち存在しなくなる。他者にとってその人間が死んだという認識ではなく元から居なかったことになるという設定。主人公の少年も知らずのうちに喰われた人間なのだが、不思議な少女との出会いで変わるみたいなかんじかなあ。
有名タイトルなのでまあ説明はそこそこに。というか要素が多すぎて書き切れないので(笑)
原作つきのアニメでは物語の進行具合の兼ね合いなどでアニメのほうは中途半端になりがちなんですが、こちらの作品のアニメは3期まで発表されきっちりと完結している。人は生きた意味を残したがる生き物で、それすら奪われるという設定が肝の作品ような気がする。うまくいえないけど。
1期は主人公ふたりのボーイミーッガールからはじまるファンタジーバトルもの、2期は実は主人公は物語の世界においてわりと特別な存在で、敵対勢力の大きさなどから1期では想像しにくかったスケールに発展していき、3期は少女の勢力VS少年の勢力の全面戦争みたいな話になっていた。
1~2期はそれなりについて行けたけど3期は完結総まとめというのもあるのだろうが一進一退の戦争展開ばかりでちょっとこころが折れそうに(笑)
作品のクオリティは高いと思うんだけど自分にとって面白い(合う)作品か否かは別の話なんだなあと感じた作品。シャナのツンデレキャラはちょっとなじめなかったのもあるのかな。
オープニングは曲も映像も3期ともけっこう好みでした。アップテンポでテンションの上がる曲は好きなのです。

灼眼のシャナ 2005年毎日放送他放映全24話
灼眼のシャナII -Second- 2007年毎日放送他放映全24話
灼眼のシャナIII -Final- 2011年BS11他放映全24話
灼眼のシャナSP「恋と温泉の校外学習!」2006年OVA1話
灼眼のシャナS 2009年OVA4話
灼眼のシャナ 2007年映画90分
堪能度:★★★☆☆

LOVELESS 

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10歳の時に人格交代を起こし2年分しか記憶がない小学生立夏の前に兄の戦闘機だという大学生・我妻草灯が現れる。彼は兄の遺言で立夏の戦闘機となるという。草灯とともに兄の清明の死の原因となったと思われる「ななつの月」に迫る立夏だが...。
うーむ。ストーリーの説明が難しいですね;独特の世界設定なもんで。猫耳とシッポがついていて「大人」になると抜けるという設定とか、戦闘機とその主であるサクリファイスは運命共同体みたいなもので、戦闘機と呼ばれる人間が言葉(スペル)によって相手を攻撃し、相手の攻撃はサクリファイスが受けるというパターンの戦闘とか、かなり特殊。ウテナっぽいセクシャルな雰囲気もあります。
アーシアンとか高河ゆん原作のアニメを見ていた原作ファンにとってはアニメやればできるではないかいな、と思うくらい映像が素晴らしいです。原作の絵を寸分無く再現してるのにはびっくりだ。原作者の絵の手法とか(ちょっとぼかしエフェクトがはいったやつ)も再現してるし。(...まあこれはデジタル処理だと楽にできるんでしょうが)。動きもいいし、とくに戦闘シーンはなかなか良いです。アニメ万歳(笑)
ストーリーのほうは...原作が原作なので始めてみる人には中々はいりづらいかなあ。原作を知らない場合は映像美を堪能したい人向けですね。あと女性的萌えなメロウ展開なのでそれがツボな人にも(笑)

2005年テレビ朝日系放映全12話/堪能度:★★★★☆

ギャラリーフェイク 

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元メトロポリタン美術館の天才キュレーターの贋作専門の画廊ギャラリーフェイクを営む青年・藤田を中心に絵画など美術品とそれに関わる人間模様を描いた物語。
青年漫画原作。主人公は贋作専門画廊を営んでいるが本物を扱う取引もやってるのかな。ちょっとアンダーグラウンドっぽい、美術品に絡むサスペンスドラマってかんじ。
物語の内容自体は原作そのままなのだが、ヒロインが1話目から登場するなど原作と若干構成を変えている。キャラデザインが原作よりスタイリッシュになっているし、構成や演出なども余分な枝をそいできれいにまとめている印象を受ける。
原作の良いところをきっちり残し、かつ原作とは違う作風を感じさせつつも人物の声などイメージ通り。原作既読から観た感想としてはこれは良いアニメ化、と思った。基本的に1話1エピソード形式ってのも個人的に観やすく好み、というのもあったのかもしれないが。

2005年テレビ東京系放映全37話
堪能度:★★★★☆

だめっこどうぶつ 

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4コマ漫画原作。正式タイトルは「桑田着ぐるみ劇場 だめっこどうぶつ」らしい。狩りが苦手な狼とか走るのが遅いチーターとか秀でていないとだめなところがだめという着ぐるみな風貌のだめっこ動物たちが集まる森の日常を描いたほのぼのコメディ。
ほのぼの・・というかゆるゆるとかグダグダ感が強い茫洋としたノリのコメディ。動物が主役だが半擬人化というか、人が顔が出せるタイプの着ぐるみを着ているようなキャラ絵。可愛らしいキャラデザとパステルな彩色とダメキャラの融合が良い感じ。肩の力を抜いて流して観られるのんびりしたお話。基本キャラ同士の会話で進められるがなんとはなしに現実的なものが多いのも特徴。
原作漫画家の作品をいくつか読んだことがあるのだが、初見当時はこのアニメの原作は読んだことがなかった。が、原作者のあのちょっと空気が抜けた感のある不思議な味わいのある作風をきちんと醸し出している。原作ファンなら良作だと思う。
キッズでけっこうリピート放映してましたよね。

2005年キッズステーション放映5分×全26話
堪能度:★★★☆☆

奥さまは魔法少女 

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現役魔法少女の20代主婦を中心とした物語。魔法と現代世界と主人公を取り巻く人恋愛ドラマ。
舞台となる地方都市は魔法世界から来る管理者の魔法少女が維持している。現管理人は20代主婦。魔法少女には新しい世界を作り出せるのだが、母から受け継いだ古い世界を維持している。
魔法少女はキスをすると力を失うので、既婚者でありながらパートナーとキスをしたことがないことから夫婦間に軋轢が生じて別居状態。
現管理人の主婦と、就職で主婦の家に下宿することになった青年と、魔法世界からやってきた新しい管理者候補の少女の三角関係な恋愛展開、古い世界から新しい世界へ強制的に移行させようとする異を唱える魔法世界側の画策が基軸かな。世界を新しくするとそれまでの世界はなくなり大切な人間も消えるということらしい。だから主婦は現状維持を貫いている・・のかな?
ちょいエッチな展開もあったりなかったり。20代の魔法少女コスは当時は結構ニッチだったなあ。ストーリーは、魔法少女を題材にしているが結構生々しい人間模様が描かれている。先に述べた3人の関係の展開とか主婦の魔法少女仲間?な女性たちの発言とか。昼ドラっぽい内容だなと。各々の言動はまあわかるんだけどなんというか・・みなさんエゴに正直でリアルすぎて引いた。当時現実的な話をアニメではあんま観たくなかったってのもあるのかも。
作画が安定してなかったのと主人公であるはずの主婦に感情移入しにくかったので個人的にはいまいちだったが、終わってみれば観づらかったリアルな人間描写こそが光る作品だったように思う。

2005年キッズステーション他放映全13話
堪能度:★★☆☆☆

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業界初の大人向けBLゲーム原作アニメ。通称好きしょ。BLがアニメ化か・・時代は変わるものだとしみじみ感じたっけなあ。題名もなんか気持ちにシンクロしてた(笑)
顔は二枚目だが直感で動くタイプの男子・空は、事故でけがをする。退院して寮に戻ると転校生・直が同室になっていた。実は直と空は幼なじみなのだが空はその記憶がなく、どうも空の記憶がないのは過去の出来事が起因しているようで、空は直と他の友人とともにその謎を解いていくという流れ。
テレビ放映だから絡みはほとんどないのかなあと思っていたらわりとがっつりありました。つってもコアなやつじゃないけど(当たり前)。ライトなノリと空の記憶喪失の謎を探るというミステリ要素も含まれているためBLに拒否反応がなければそれなりに楽しめる内容かと。良くも悪くもあまり気負いせず流して観られるかんじ。
とはいえ直のキャラはアニメBLを見慣れない当初では若干直視できなかったのも懐かしい思い出。その前にハードめの別作品を観たから構えすぎてたってのもある;

2005年キッズステーション他放映全13話
堪能度:★★★☆☆

ハチミツとクローバー 

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美大生の祐太は先輩や同じアパートの住人たちに囲まれ大学生活を楽しんでいた。そんな中、彼は講師から親戚の女性・はぐみを紹介され、彼女に一目惚れする。
美大生の青春ストーリー。
とても丁寧な作りで特に人物の心情の機微の描写が秀逸。劇中のBGMが良く合っているし揺さぶられる構成。
どの登場人物も印象が強いというかどの人物が欠けても話が成立しないって印象というか。キャラ造形はむろん原作が秀逸だからなんだろうけどアニメの制作側が原作を熟知して制作したんだろうなというのがうかがえる作品だった。
日常恋愛ものはアニメだと途中で観るのがしんどくなってくるんだけどこれは終始堪能できました。
1期と2期に分れているけど発表年タグは1期分のみにしています。

第1期 2005年フジテレビ系放映全24話 + 未放送2話
第2期:2006年フジテレビ系放映全12話
堪能度:★★★★☆

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テレビアニメ版の続編なのでテレビ版を見ていないとさっぱりわけがわかりません。
テレビ版の最後で主人公エドワードが別の世界(現実世界に近い世界観)に行ったところで終わりでしたが、映画はその後独裁者を崇拝する秘密結社のシャンバラ計画にまきこまれる・・という流れ。
ストーリーとしてはまあ可もなく不可もなく。OPとEDはかなり手抜きでしたが。個人的には映画で観た時ちいさなおこさまもいたりして刺激強くなかったかなあと心配;血ーどばどば出てますよ;;
あと、構成とか演出とか、なんとおおきなおねえさん向けだったのかと。まあ人気の源ですからな。映画に出たハイデリヒさんのインパクトは強烈でした・・。
テレビ版でもそうでしたが、ほんとにものの見事にかみあってない人間関係が切なかったですね・・。錬金術師が語る「この世は等価交換が原則」と相対に、人の心は決して等価ではありえないと。想った相手に同じだけ同じ形で想ってもらえるとは限らない。その意味で等価を得られたのはアルとエドだけかのー、と思ったり。あとラースもかな~。
ハイデリヒさんってなんか貧乏くじっぽ;ストーリー構成上、アルを現実世界に来させるためだけに死んじゃったとしか;彼の死に様が泣きたくなるくらい辛かったよ;
一番こころなごんだのは現実世界のブラッドレイ。おっとり性格と見せかけてけっこうゴーイングマイウェイな性格はツボでした。なんかエドと息ぴったりなんですが(笑)
一番涙を誘ったのはホーエンハイム氏。拉致られてるのに、息子にその可能性すら考えてもらえず、とっとと弟とくりそつな人のところへ転がり込まれているという・・。一応現実世界に来てからいっしょに住んでたのにねえ;いかにそれまでの行動が災いしているとはいえ不憫すぎる。
一番哀れだったのはロイさん(何故かさんづけ)。つくづく報われない人だ。やっぱりエドにとって大佐はホーエンパパと同じ存在なんですかねえ。待ってたのにあの仕打ち(笑)まあリザさんと仲良くやってください(希望)。
一番切なかったのはエンヴィーかなあ。エンヴィーはやっぱりホーエンパパに愛されたかったんだよね。でもパパは欠片も自分を見てくれなくて「罪」の対象としか見てなくて、エドへの愛情ばっか語ってそれでプチンてきれちゃって牙にかけちゃったんだと思う。不憫。
エドとアルの最後の選択。もちろんエドの場合は爆弾のことがひっかかってたからだろうし、アルはエドといっしょにいたいという気持ちがあったからというのが大半だろうけど。でも自分のしでかしたことへの逃避もちょっとあったんじゃないかなあと思う。だからどうということはないんですけどね。まあアルの場合は錬金術が使えないところにいたほうが長生きするかもね。いくら離れやすくなってて弊害が少ないとはいえ魂を分割するのはどうかと思ったよ;;
絆を持つ唯一の者がいればそこは自分の世界になる、ってことでしょうか。良くも悪くも人の想いと行いのシビアさがありありと出てる作品でした。創作物に少なからず癒しや夢がほしいと思ってる人向けじゃないけどわざとらしいお涙頂戴でないところは評価したいです。

2005年映画115分/堪能度:★★★★☆

交響詩篇エウレカセブン 

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実に平凡な片田舎にすんでいた少年レントン。与えられた日常に不満しかなかった彼の前に現れた少女エウレカとの出会いがはじまりだった。
ロボットアクション+ヒューマンドラマアニメ・・・でいいのかな。あらすじはいろいろありすぎて書ききれないです;;愛と青春と政治とセカイ系が入り混じってます。
日曜の朝の10時に放映と思えないほどいろんな意味で現実味あふれる内容でした。へタレ主人公のみならずほぼ全ての登場人物の成長ものといっていいのかな。話のスケールがかなり大きく、現代社会における(人間有史以来のというべきか)疑問と命題をあますところなく表現していました。国家レベル・世界レベルから日常レベルまであらゆる規模の人の営みが克明に描かれていると言うべきか。どの世代が見ても共感する部分があるってのはある意味すごい。
個人的に印象に残ったエピソードは夢うつつのエウレカに知らず拒否されて出て行くレントン。その後エウレカたちの敵である夫婦(お互い敵と知らない)に拾われたときの擬似家族の風景。なんか涙が出たよ。
余談ですがタイトルを初めて見たときサザンオールスターズの某曲を思い出してしまいました。ごめんなさい(汗)曲といえばこのタイトル、OP・EDともにかなり力がはいっていましたね。良い曲ばっかりです。

2005年TBS系放映全50話/堪能度:★★★★★

以下はリアルタイムでちょろっと書いてた感想の再録です。

相方が見始めたのでなんとなく一緒に見てたんですがおもしろい・・。BONESか~。最後まで面白いといいけど(笑)
第1話「ブルーマンデー」/第2話「ブルースカイ・フィッシュ」
おとーさんが英雄で、ちょっとダメっ子っぽい普通の男の子レントンの独白で物語は始まる。なんつーか前半泣きっ面に蜂ということわざが頭を掠める。面白くないことは立て続けにおきるもので。つまらなく、平凡な生活の中、少年にとって衝撃の瞬間がやってくる。空から降ってきて完膚なきまでにレントンの家を破壊するLFOとエウレカ。ボーイミーツガール+α(英語は1でした)運命の出会いだよ(笑)火炎放射器で供養って、エウレカさんけっこう過激。アミタドライヴが重要なキーらしい。
どーも剣とか銃とか使うというよりトラパー(大気の波?)に乗るボードアクションがメインらしい。2話になってやっと気がつく私(おい)
「カットバックドロップターン」...すごい技名だ・。ってスケボーだかスノボーだかに同じ技があったらすいません。ヘたれな主人公が一発で大技を決める。特権と言わずしてなんと云おう(笑)
しかしレントンの台詞は笑えるというか恥ずかしいというか;いや素直でかわいいですけどね。主人公の性格がベタっぽいけどスピーディな映像は素敵。
第3話 「モーション・ブルー」
そんなこんなで少年は一目ぼれの女の子を追っかける+あこがれのゲッコーステイトに乗るということでうかれまくって家を出ることになりましたとさ。
エウレカはレントンに好感を持ったようだ。その評は「おもしろい人」だけど。どう見ても子供のエウレカが私の子供みたいだもの発言はレントンでなくともちょっとびっくりしたよ(笑)レントン、マジでエウレカの実子だと信じてるのか?
意気揚々とゲッコーステイトに乗ったレントンはエウレカのこども発言とこどもたちとメンバーのおちゃらけなアクの強いメンバーのトリプルパンチを食らうのでありました。現実はそんなに甘くない。

しかし・・レントンの独白で「姉さん大変です」とか云われると某HOTELドラマのホテルマンを思い出す人多数だろうなあ。いまの若い人は知っているのか。あとタイトルのエウレカセブンってサザンオールスターズのエロティカセブンを思い出す・・(ごめん)

第4話 「ウォーターメロン」
ゲッコーステイトの理想と現実。スタイリッシュな集団かと思いきや台所は火の車状態らしい。つか彼らは反政府集団なんですか?よくわかってない私。臓器密輸というかなりやばい仕事を請け負うことに。いくら貧乏でもリフは聖域。リフで金稼ぎしない。はじめは反発していたレントンがそれを知ったときの表情がなんともいえませんでした。しかしタイトルとストーリーの関連はいったい・・。アゲハ計画などストーリーのキーワードが出てきています。

第5話 「ビビット・ビット」
今回は恋愛がテーマっぽい。エウレカにいまいち眼中に入れてもらえないレントン、タルホねえさんの憂い、ホランドのちっと不器用さとかがツボどころですかね。
レントンとタルホねえさんが買い物に行きますがやっぱりタルホのおもちゃになってますよレントン君。タルホの危機にやってくるホランドはかっこいいですねん。なんのかんのとほれてるのねと思うエピソードでした。

第6話 「チャイルドフッド」
エウレカのこどもたちとレントンのお話。エウレカと親しくなろうとするレントンにこどもたちが悪戯をします。おかあさんをとられちゃうかもしれないから相手を攻撃するという・・こどもたちの心理がいじらしい。やられるほうはたまったものではないですが。レントンもその辺のこどもたちの心情を知るにつけ強く出れない模様。
しかし、朝の日曜なのに吐○物やら下ネタがやたら多かないですかこのアニメ;
ただの悪戯ならいいですが最後の悪戯が船をピンチ状態に。結局レントンの行動で事なきを得るもレントンは罰として営倉入りを言い渡されてしまう。ホランドの、大人がしかってやらなけりゃ云々の台詞が印象的でした。結果的に良い方向に行った行動でもいけないことはいけないとけじめをつけさせる。あーこの辺、子供番組っぽいなと感じたり。この話はけっこう好きでした。

エウレカセブン39話 「ジョイン・ザ・フューチャー」
グレートウオールをめぐってシリアスな展開が続いていたのになんでいきなりサッカーなのか。坊さんがやるよう薦めたから、ホランドやる気満々。意味はわからんけど意味はあるらしい(ほんとかい)ということで疑心暗鬼ながらどこぞのチームとサッカー試合をする面々。
とりあえず経験のあるレントン。始め目立っているけど致命的な弱点が発覚し愛しのエウレカにもじゃまするなと言われる始末(悲)
ゲッコーチーム、最後の反撃で、ホランドの尊い犠牲の元、エウレカのフォローと励ましでちょっと復活しがんばるレントンとエウレカのコンビプレイが決まり涙の1点をゲット。とりあえずなけなしのプライドは保たれたようで。一番の見所はこのエウレカとレントンに顔踏みつけられるホランドですかねー。やっぱ。
...で、このプレイの意義は最後のホランドの言葉に集約されていると。構成に無駄がないなあ。そして次週の前フリのあのおっさんの演説が...。

蒼穹のファフナー 

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本土と離れた楽園・竜宮島に少年たちとその家族は住んでいた。平和な日々が続くことがあたりまえのはずだった島に突如金色の巨大な生命体が光臨する。そして少年たちはほんとうの世界の形を知り、否応泣く敵と戦うためにファフナーに乗ることになる。
あいかわらず始めのうちは状況が見えないので始めの数話で断念するか見続けるかの両極なタイトル。私は相方が観続けなければきっと途中でやめちゃってただろうな。回数重ねるごとに見ごたえが実感できるタイトルかも。始めの見所は牧歌的な雰囲気の島が突如要塞になるシーンかな。ありがちだけど圧巻でした。
圧倒的で未知数の敵に対し絶望から始まる戦い、ロボットに乗ったと同時に生命のカウントダウンが始まっちゃうといういたたまれない展開がなんともはや;大きな敵を前に人間同士が諍ってるとか大人は危険に晒されず子供たちだけが生命の綱渡りっつーのがまた辛い。
主人公たちの葛藤や怒り、戸惑いといった心理描写はちょっと稚拙な表現だけどそれだけわかりやすいというか共感しやすいというか。台詞がどうも棒読みな感はあるけど慣れると味が出てきます。心理戦もあるので台詞を聞いてると頭がこんがらがってきますが(汗)物語のテーマである「あなたはそこにいますか」は奥深い言葉ですね。終焉の絶望のなかに希望は見出せるかみたいな。敵が人を取り込もうとするところとか人を知ろうとしてるとことかはエヴァに似てるのかなあ。戦闘描写もエヴァとかぶるところがあったっけ。
個人的には近所の雑貨屋のおばあちゃんなキャラが会議室?で他の局員と意見を交わしてるシーンがツボでした。
単発(スペシャル)でメインストーリー以前のファフナーの乗り手たちの話もあったけど展開がリアルで切羽詰った息を呑む展開だったなあ。メンバーたちの心情を現す壁の落書きの変移の描写は秀逸だったと思います。

蒼穹のファフナー/2004年テレビ東京系放映全25話
蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT/2005年テレビ東京系全1話
堪能度:★★★★☆

JINKI:EXTEND  

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主人公のプラモデル作りが大好きな少女・青葉。彼女は祖母が死んでまもなく何者かに攫われてしまう。連れて来られた場所は外国のアンヘルという基地だった。そこで彼女は巨大なロボットを見つけ目を輝かせる。それは彼女の運命の始まりだった...。
拉致されてとまどいつつロボットマニアの血がうずきなりゆきでロボットに乗り込み才能を徐々に開花させる。だけどそれは母親の暗い思惑がからんでいた...みたいな展開?まあ青葉の運命の演出と描写は見所ありかな。ロボットに接する生き生きとした青葉も良かったかも(笑)
なんか途中から主人公が変わって別の話になっちゃってわけわからず;あとで知ったけど3年後の話のようで。もうちょっとちゃんとした説明がほしかったよ......。最終回近くでまあ繋がりましたが、それでも謎は多し(汗)

2005年テレビ朝日系放映全12話/堪能度:★★☆☆☆

タイドライン・ブルー 

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過去人類が半数を失う大災害が起こり陸地の90%が失われた世界。生き残った人類は懸命に生きていた。世界を行く先を左右する事態とそれに関与する人々の物語。未来少年コナンとナディアを足して2で割った感じの海洋アドベンチャーと言えばいいのかな(笑)ノアとかの神話ネタもからめている感じ。
直情型の主人公の少年、少年が慕う少女(つーか妊婦)、管理側に在籍する冷静沈着タイプの双子の弟がメインキャラっぽいですが、まあ彼らを含めた人間ドラマと、政治や戦争をからめた中々密度の濃い内容。主人公は保護される身で世界を知らず、いろんな体験をすることで成長していくというのが主軸のひとつかな。
しかしヒロインがいきなり未婚の母で妊婦って今までなかったね。出産シーンが1話でいきなりですよ。街がなくなりそうな大変なときにだから臨場感がすごいすごい。主人公がヒロインに恋心を持ちアプローチするのは母親を求めてる気がするのは気のせいか。
13話なんで話のスケールの割りにこじんまりした印象を受けますがだらだらするよりこの構成は個人的に好み。エンディングのコミカルさも妙に印象に残ってます。

2005年テレビ朝日系他放映全13話/堪能度:★★★☆☆

英國戀物語エマシリーズ 

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英國戀物語エマ
19世紀のイギリスを舞台にした貴族のウイリアムとメイドのエマの物語。
まだ身分階級意識が根強くて貴族とメイドの恋はなかなか成就しにくい時代に出会った2人。奥ゆかしい2人が互いに見せる初々しい態度がほほえましいですね。原作のあの雰囲気をそのままアニメにしている感じ。あーいい意味で古典だなあと思いました。
物語の性質上まったり雰囲気ですが、退屈はしなかったのが不思議。背景とかがとても綺麗だったのでその辺も良かったかな。某インドな人の暴挙がすごくスピーディで痛快でしたね。
話数の関係か、そこで終わりですかー。というラスト。まあ原作は連載中だしここで手を打たないとあれなんですが...。宙ぶらりんな気持ちになったのは否めない(汗)。
2005年テレビ神奈川他放映全12話/堪能度:★★★★☆

英國戀物語エマ 第二幕
2005年放映タイトルの続きシリーズ。12話なのでかなり駆け足にしなければならず、原作と違う構成が目立ちます。エピソードも似て非なるところもあり、はしょってるものもあればオリジナルも含まれてたり。まあ原作そのままでは退屈そのものなのでこれもまたよし、という感じ。大きく違うな、と思ったのは主人公2人の関係の描写かなー。アニメじゃエマが(愛しているけど)頑なにウィリアムと一緒になるのを拒んでウィリアムがそれを追いかけるみたいな展開。まあこういうのもアリかなと。恋愛ドラマじゃありがちな展開ですがやはりツボだねえ・・(笑)
おおむね出来はいいと思いますが、原作を読んでいないと(アニメだけ観ても)わかりづらい部分が多いのがちと難点。まあ原作は秀逸な出来なのでアニメしか観てない人も読んでみてください。
個人的にはハンスの出番が多くなってたのが良かったです。原作では出番がちと少なくてもっと動かしたらいい味が出るキャラなのになーと思ってたもんで。
2007年ANIMAX他放映全12話/堪能度:★★★★☆

エレメンタル ジェレイド(EREMENTER GERAD) 

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空賊団・紅山猫の下っ端の少年クーは、船内の戦利品の中にあった石の棺を偶然開けてしまう。中には髪の長い少女レンが眠っていた。彼女は人と融合することで強力な武器となる幻の種族・エディルレイドの中でも希少な七煌宝珠の一人だった。彼女を手に入れるべく様々な人間が船を襲う。クーはレンとリアクトし、からくも脱出、そしてエディルガーデンへ行きたいというレンの望みをかなえるべく共に旅をすることになるが...。

ガンガンの原作の雰囲気もあるのですがチビキャラ表現が多くて全体的に軽い感じ。この辺は好みもあるのでしょうが作画自体不安定であまり水準が高いとは言えないですね;
紅の豚とかLASTEXILEのような飛行系がからむ設定なんですが、どうにもアクションシーンがいまいちだし。なんか低予算っぽいというかなんというか。悪くはないと思うのですがこれ、という惹き付ける物がないので印象に残らない作品ですね。人間描写はまあまあだけど。原作ファン向けかなー。

2005年テレビ東京系放映全23話/堪能度:★★☆☆☆

ああっ女神さまっTVシリーズ 

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幸と不幸のバランスが崩れてしまった大学生の螢一のもとに神が一人の女神を降臨させる。ベルダンディと名乗る女神はたったひとつ願いをかなえるという...。
OVAや映画になったアフタヌーンの看板作品。まだテレビ放映がなかったというのがちと意外だったなあ。相方が見てたので一緒に見たタイトル。基本的に作画が安定してて演出もくどすぎなくて観やすかったと思います。登場人物が悩んだり喜んだり奮起したりする描写が原作の雰囲気をくずさずアニメでこそ見られる間がよかったです。
螢一の望みは結局ベルダンディとともに暮らすということになったけどいろいろ悩んだ末に選んだというところとその理由は自分のいいところを見てくれている人と共に在る喜びというところがいいですね。よく空気みたいな存在といっしょにいると幸せという、あれに近いかもと勝手に思ってみたり。
後にベルダンディの姉妹や悪魔?とか出てきますが、ベルダンディを含め、なんかとっても人間くさいと思うのは気のせいか。まあそれが物語を面白くさせていると思うのですが。嫉妬で天変地異を起こしたり暴走したりする女神さまはいいなあ(笑)
DVDでは最終巻としてああっ女神さまっ SPECIALに未放映2話と総集編1話を収録されています。
2期シリーズとして2006年に「ああっ女神さまっ それぞれの翼」、テレビ特番として2007年に「ああっ女神さまっ 闘う翼」も発表されました。

ああっ女神さまっ/2005年TBS系放映全24話+DVD2話+総集編1話
ああっ女神さまっ それぞれの翼/2006年TBS系全22話+DVD2話
ああっ女神さまっ 闘う翼/2007年TBS系全2話
堪能度:★★★★☆

IGPX 

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未来の世界、人々を熱狂させるモータースポーツであるインモータル・グランプリ=通称IGPXを巡る物語。
IGPXとは3人一組のチームを組み、1組の相手チームとガチンコ勝負でコースを巡回し速さを競うスポーツ。といっても使うマシンは車ではなく、車のような走行タイプにも人型の戦闘タイプにも変形するマシン。故に早くゴールについたほうが先ですがコース巡回中はマシン同士の戦闘も出来意識的に相手をクラッシュさせるのも有効というルール。まあロボット戦闘とF1レースを足したようなスポーツなわけですね。
主人公のチームはたなぼたに近い状況で上位リーグに入ったチーム。前半は新参の主人公たちの快進撃を描いたレース、後半は攻めから守りの立場になった主人公たちのドラマが土台になっています。
マシンの性能とパイロットの腕とチームワークが要求されるスポーツってところでスポ根な展開あり、マシンといえば企業、その辺の大人な事情の展開、各々のキャラの人間ドラマ等々結構密度が濃いです。主人公のパイロットチームは男1人女2人の構成。ぼんやりと血気盛んなのとほんわかムードメーカーと。いいバランスかな。
レースシーンはかなりアクロバティックというか躍動感があるというかアメリカンテイストが濃いというか。まあこれくらい速い展開のほうが面白いですよね。人間ドラマのほうはまったり日本人向けだったりするんですが。主人公はパイロットリーダーの割りにぼんやりしているイメージがあるところが特に。人物描写が濃くなく万人向け、平たく言うと低年齢層でも受け入れられる感じですね。スポーツ系でよく見られるタイプのキャラが多いというか。
総じてエンターテイメントとしては質の高い内容かな。レース系というかスポーツ系の話はクサイ展開もあるので、苦手なほうなんですがこのタイトルはそれなりに楽しめました。

2005年テレビ朝日系放映全26話 / 堪能度:★★★★☆

アイシールド21 

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ジャンプで連載しているアメフト漫画が原作。気が弱く、パシリ人生まっしぐらな主人公が、俺様なアメフト部長蛭魔に、その俊足を見込まれ実質部員が2人なアメフト部に入ることになり・・。って感じ。
現代設定のスポーツものなんですが、少年漫画らしいアクの強さと、個性的というのも生ぬるいありえないキャラクターのため、原作はとっつきにくかったのですが、アニメだとそのアクの強さがいい感じに映えてます。よくよく見れば本筋(アメフト試合部分)は普通なんだ。あの強烈さはやはり準主役(つか影の主役?)蛭魔が原因なのか・・。萌え抜きで観るに、蛭魔がいないとつまんなくて観てないかもなと(笑)
あと蛭魔の声はあってますねえ。俺様で人を自分のペースに強引に持っていくあのキャラにぴったりですよ。声優でないほうがかえって自然なんだなあ。
個人的には放送時のおまけが好きだったり。アメフトの解説があるのは、やはりサッカーとかよりなじみが少ないからか。
放映が長いためときどきへぼーい絵になるときもありますがおおむねクオリティは高い・・はず(汗)

2005年テレビ東京系全145話/堪能度:★★★☆☆

UG☆アルティメットガール 

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21世紀初頭東京。きっちり月曜日に、どことなく猥褻物を連想させる風貌の怪獣が出現しそのたびに謎のヒーローUFOマンが退治していた。そんな中、UFOマンは戦闘中に誤って3人の女の子を踏み潰してしまい、自分の一部を彼女たちに分け復活させる。そして彼女たちはUFOマンに変わり怪獣と闘うことになるが...。
たたみかけるような展開の中に織り交ぜられた事象はエロの隠語を見るがごとく(意味不明)まあ、エロネタとパロディネタ満載のお遊び企画的な内容です。なんか...深夜とはいえよく企画が通ったなと...。
ウルトラマンのごとく1度死んで蘇った女の子3人が巨大化して敵と戦うという。んで時間制限が迫ると裸になっていくという...直球だなあというのが正直な感想。
絵も綺麗で可愛いし、パロディアクションに重点を置いてる感じだし、テンポが結構いいので、無茶な設定と展開もけっこう面白いと思ってしまった。不覚にも(笑)内容がR-15なら時間も15分。短い時間が成功している印象を受けました。エロと萌えとアホで勢いなノリを見たい人向け。

2005年TVK他4局放映(A-15)全12話/堪能度:★★★☆☆

IZUMO -猛き剣の閃記- 

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幼馴染みの白鳥姉妹や親友の剛たちと共に平穏な学園生活を送っていた八岐猛。しかし剣道の選抜に猛が選ばれたことによりその関係に亀裂が入る。そんな中、剛と猛は、転校生の帰国子女の逢須芹やクラスメイトの北河麻衣、白鳥姉妹を巻き込んで異世界へと迷い込んでしまう......。
猛と剛は飛ばされた先の世界の対立に組みこまれ互いに戦うって展開の模様。ゲームが原作だけど知らないのでイメージ的にどうかわかりません;このタイトルって前にエロアニメがあったような...観たことないけど。話はまあともかく、それなりに絵柄は綺麗だけどなんか観難いんですよね;ちぐはぐというか...音楽もなんか合ってないしなあ...。ということで総体的にイマイチなタイトルなのでした。

2005年テレビ神奈川他放映全12話/堪能度:★★☆☆☆

パタリロ!シリーズ 

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パタリロ!(ぼくパタリロ!)
気候は常春、ダイアモンド産業が活発な超金持ちの島国マリネラの幼い国王パタリロ・ド・マリネール8世を中心に繰り広げられるドタバタナンセンスコメディ。
ナンセンスと言い状かなり緻密なストーリー構成だったり。ほぼ原作のイメージ通りで内容的には可もなく不可もなく。クックロビン音頭に節がついたのが感動でした(笑)
原作が花とゆめに連載されていたころリアルタイムで読んでた人間なのでアニメ化するというのにかなり衝撃が走った記憶があります。いや主人公はともかく脇役に真性ホモがいるし、テレビ放映大丈夫なのかと;;今でこそボーイズラブってジャンルが確立してるけど...私が知らないだけで一般的だったのだろうか。原作にあったベットシーンもちゃんとあってあせったのも懐かしい思い出(笑)つーかそこしか思い出せんのか私;なぜか途中でタイトルが変わった作品。たぶん時間枠が移動したからだと思うのですが。
長編でシリアスかつハードボイルドなエピソード「スターダスト」を元にした映画も作られました。「スターダスト」ってスパイものっぽいのでやっぱテレビでやるより映画にしたら映えるエピソードですね。

パタリロ!・ぼくパタリロ!/1982年フジテレビ系放映全49話
パタリロ! スターダスト計画/1983年映画48分
堪能度:★★☆☆☆

パタリロ西遊記!
パタリロのキャラが出演するパタリロ版西遊記。マライヒが三蔵法師、孫悟空わパタリロ。残り2人は西遊記版のオリジナルキャラでバンコランは十六羅漢の一人という設定。ここでもバンコランはあいかわらずで敵(牛魔王)の息子にも手を出してます。キッズステーションサイトの説明に「だってバンコランだから...」というコメントが笑える。15分一話形式なのでテンポ良くさくさくっと進む構成なのでそれなりに楽しめます。EDのかわいい系な曲がなぜか印象深かったり。
DVDには未放映1話が収録されている模様。

2005年キッズステーション放映全26話+1話/堪能度:★★★☆☆