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Angel Beats!(エンジェルビーツ) 

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森に囲まれた生徒数が千単位の全寮制の学園。そこは一見普通の学校だが実は死後の世界であり、生前理不尽な仕打ちを受けたなど、まともな青春を過ごせなかった少年少女が、この学園内で青春を謳歌し満足し成仏するところだった。
大多数の生徒と違い、生前の記憶のない主人公の少年は、成仏したくない(今の自分という存在を消したくない?)生徒たちが構成する「死んだ世界戦線」に加入させられるのだが・・というはじまり。
基本は「死んだ世界戦線」VS学園の秩序を守る「天使」たる白い少女の戦いなんだけど、その戦闘描写というか展開は、そこそこリアルなんだけど学園祭準備のワクワク感とか学園祭の出し物のようなノリを感じるという。また主人公と「天使」はなにかしらの因縁?があるようで、それはラスト近くでわかってくる構成。
観た当時は設定が少々突飛すぎてついて行きづらかったのだが、ラスト近くで全容がわかり、終わってみればわりと楽しめる話だった。
細々としたところになるが、やたら作中で登場するものの本筋と関係なさそうなバンドとその曲が目立つ、主人公の少年の最後の最後で吐く台詞がそれまでのストーリーを壊す印象が強い、というのがひっかかったかな。
「天使」の寡黙なキャラはちょっと好きだった。あとオープニングの曲と映像もお気に入り。脚本が泣きゲーで有名な人だと知ったのはかなりあと。この見慣れない舞台設定もそれだからかあと納得(泣きゲーはあまりやらなかったもんで;)

2010年BS11他放映本編13話・特別編2話
堪能度:★★★★☆

そらのおとしものシリーズ 

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田舎町が舞台。平凡と平和を好む少年智樹はある夜、空から降ってきた背中に羽のある少女を保護する。少女は自分はエンジェロイドで、マスターである智樹を喜ばせる存在だという。
あきらかに人外のかわいい女の子がやってきて主人公と周囲の人間と彼女が織り成すドタバタコメディといったところか。主人公がエロ星人ということで、コメディ部分は、ぱんつだ裸だおっぱいだと性的衝動全開のネタが多いです。
あからさまにUMAなアンドロイドの少女が主人公のもとに来た理由とか少女がどこからきたのか、少女が何者かという謎解きとシリアスな展開がありますが、追っ手らしい別の天使がやってくるあたりから小出しに出てくる模様。その兼ね合いからしんみりとしたドラマも描かれています。
小出し、というのはシリアスで本筋に突入か、と思ったらまた最初のドタバタ日常の話になったりしているから。それって構成的にどうなんだろうか;とも思ったり。
ニンフが、再度主人から催促されてるのにすぐに行動を起こさないというかすぐツンデレキャラとして何事もなかったように彼らに混じってバカやってるのとかには、ちょっと違和感があったかなあ。細かいところなんですがね。
あとイカロスを連れ戻す使命を受けたニンフが受ける仕打ちのシーンが痛々しく見ていて辛かったです。絶対的な主従関係と身に受ける暴挙、ことあるごとに廃棄処分をちらつかせられなのに主人を慕う気持ちがあるという・・。地上でのほんわかした日々とのギャップがあるから余計痛かった;
絵はすごく綺麗でした。戦闘シーンもコミカルシーンもなめらかな動きだし、イカロスの表情の変化をはじめとして登場人物の描き方が生き生きしてるし。
あと印象に残ったのはやはり毎回違うエンディングの歌かな。なつかしの昭和の歌ばかりで。特に探検隊の歌には笑ったなあ。それにしても夏のあらしといいアニメでは昭和ブームがおこっているのでしょうか。
2010年に2期そらのおとしものf放映。1期と同じくエロバカ展開とシリアス展開の融合が絶妙。昭和時代のエンディングも同じく。ラストは原作とけっこう違うみたい。終了時は連載中でしたしね・・。2011年に映画も発表。

そらのおとしもの / 2009年UHF局放映全13話+OVA1話
そらのおとしものf / 2010年UHF局放映全12話
劇場版 そらのおとしもの 時計じかけの哀女神 / 2011年映画100分
堪能度:★★★★☆

DARKER THAN BLACKシリーズ 

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DARKER THAN BLACK黒の契約者
突如として異常領域ヘルス・ゲートが東京の真ん中に出没、人々は不可解なその領域を高い塀で囲い封鎖する以外にできなかった。それと同時に「契約者」と呼ばれる超常の能力を得た人間も現れる。
主人公・契約者を使う組織に所属し隠密活動を行う主人公・中国人の黒(ヘイ)をはじめとする、契約者と人間と世界の話。
契約者というのは1つの能力に特化した異能者で、基本的に感情が希薄で殺人などの行為に対しての罪悪感すら全く持たない。また、能力を行使するための代償に相当する行為を行うこと必要で、内容は個々人で異なる。たとえば指の骨を折る、本のページの端を折る、といった感じで一見発揮される能力とは全く関係ないぽく見えるところが特徴。この設定は、ストレスを軽減するために全く別の行動(たとえば掃除とか)をする代償行為とダブるなあと感じた。
主人公は中国人の黒(ヘイ)。偽名でぼろアパートに住み表では気の弱い留学生、裏は冷淡な工作員というかんじか。契約者、なのだけど冷淡というほどでなく表情は乏しいものの行動などに情と感じるなと思ったらあとからその理由が明確になってきます。
特殊能力とダークシリアスな世界設定とスパイ系な渋い展開。終わってみると救えないエピソードがほとんどだけど描写に手加減があるのと、主人公の立ち位置や行動描写が上手くて視聴後の後味はさほど悪くない。ちょっとビターなダークアクション、かな。
大体2話くらいで1エピソードというのも観やすかった。狭い範囲での人間ドラマを堪能していくうちに物語のからくりも無理なく頭に入る構成なのもよかった。
TV初回未放送の番外編(後にTV放映)の話はちょっとコメディっぽいのはいいんですが、主格の女性の設定に吹いてしまいました。あー、このころにはもうこのテのキャラが登場するようになってたんやね。
2007年TBS系放映全25話+1話

DARKER THAN BLACK流星の双子
続編シリーズ。物語の主格となる少女がもつ流星殻と世界を巡る話。こちらは1本エピソード構成、かな。前作主人公がほとんど悪役ではじまり、1話目で前作のメインがばったばったと倒れるわ、前作のヒロインの立ち位置がシビアすぎる展開でええってなったっけ。
黒と少女と小動物が行動を共にしつつ、いろんな勢力が、前作のヒロインと少女の持つペンダントの石を巡って策謀したり衝突したりというかんじ。
前作に思い入れがあってか個人的に微妙な展開でしたが人物描写がとてもよかったので引き込まれていきました。なんとなくさらに続きがあるかなとおもったけど・・・。
2009年TBS系放映全12話

DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 外伝
DARKER THAN BLACK流星の双子のDVD版に収録されたOVA。
時系列的には1期と2期の間の空白期間、2期に詳しく描かれなかった2期の物語の原因たるエピソード。2期を視聴後に観たのでさらにせつなくなってしまった。
2010年OVA30分×4話

堪能度:★★★★★

黒執事 / 黒執事II 

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同名漫画のアニメ化作品。ゴシック・ダークファンタジー。19世紀英国を舞台に、悪魔の執事と彼と契約した貴族の少年の話。少年の家系はヴィクトリア朝、女王の直属の番犬で闇仕事を請け負うみたいな家柄という設定。
1期は原作に準じて結末はオリジナル。といっても原作の結末をもじってるのかもしれないけど。原作はまだ連載中だし。2期は主人公の少年が記憶をなくした状態からはじまりオリジナルキャラ・悪魔とその契約者の少年のセットが敵となって登場という話に。2期は主人公側のドラマもありますがどちらかというと敵側の少年のドラマも重点に描かれています。なぜ主人公が記憶をなくしたのか1話の最後の最後のシーンでどういうことがおこっていたのかというのもわかる内容。
耽美な絵、怜悧な人間関係(つっても悪魔や死神も入ってるけど)、女子好みの砕けた表現とゴシック系?の妖しくも無駄に優雅で華麗な演出が目玉の作品。
1期でせつないけど綺麗に終わったと思っていたら2期が来てどう展開させるつもりなんだろうと思っていたのですが、1期で終わるよりはある意味ファンにとっては好みの結末だったんじゃないかなと思う次第。
シリアスな展開のときはブレないシリアスっぷりですが、日常会話やお遊びの回は当人たちはそれなりに真面目ながら、客観的にはギャグというしかないノリなのも特徴の1つ。
ギャグはある意味雰囲気を壊してるとも言えますが、ギャグ用のデフォルメしたキャラ絵ではない状態でのギャグな台詞はこれはこれで面白い。ギャグ回はいたたまれなくて早送りすることもしばしばだけどねー(笑)
1期よりも2期のほうがギャグの突き抜け度が高く、最終局面での戦いというかゲームにはさすがに脱力したなあ。でも一辺倒なだるい展開よりはよほど楽しめる仕様だったと思います。
正直、当初この作品独特のノリはどうなんだ、と思っていたのですが、視聴し続けると癖になる作品でした。

黒執事 / 2008年放映JNN系列全24話+1話
黒執事II / 2010年放映JNN系列全12話
堪能度:★★★★☆

閃光のナイトレイド 

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1931年。中国の政局の不安定さに漬け込み列強諸国が勢力を拡大していたころの上海・上海租界が舞台。特殊能力を有した構成員による日本の諜報機関・桜井機関の面々の物語。
構成員の能力は、精神感応や瞬間移動。時間停止などいわゆる超能力の部類に入るもので、それを活かしての上海周辺でのスパイ活動がメイン。実際の歴史をモチーフにしたサスペンスアクション。
主人公たちの設定はSFですが、舞台背景は真面目というかリアルに突っこんだ内容(それゆえに冒頭で注釈がついてるんだろうけど)現実にあるスパイ的技術を超能力に置き換えてあるとも言えるか。これのほうがアクションが映えるからか物語自体がリアルだからフィクション色を濃くさせているのか。
キャラに魅力を感じるし人物描写は現実味があるし各々の心情も背景も地に足の着いている印象。物語と見栄えのするフィクション活劇のバランスは絶妙。
ごく普通の世界描写も落ち着いていて好感が持てるというか地味な部分でも力が入っているなという印象。

2010年テレビ東京系放映全13話 / 堪能度:★★★★★

はなまる幼稚園 

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元気娘の杏ちゃんを中心に、幼稚園を舞台にしたほんわかコメディ。
元気で活発な気質の杏ちゃん、博識で大人びた発言をするひーちゃん、かわいい小梅ちゃんは仲良し三人組と、彼女たちの担任の男性保育士通称つっちー、そして美人で天然な山本先生、他生徒たちと先生たち。
二等身の、園児というより小人みたいなフォルムの子たちがちまちま動く姿にはやられてしまったよ(笑)正直なところ当初主人公の声がちょい作られすぎてる感があったけど慣れると大丈夫だった。
原作既読なのでどうしてもくらべてしまうんだけど、入学式のエピソードからはじまるので原作よりも人物関係がわかりやすい構成になってるかな。
原作は杏中心の視点でどことなく童話というか短い「お話」ぽいけど、アニメはつっちー視点で現実味を帯びたコメディというかんじ。
原作の可愛らしさをきちんと出しつつ、キャラの動きや展開の速さなど良い温度のテンポでした。個人的にはとっつきやすい仕上がりになってると感じるけど、原作を熟読してその雰囲気に慣れた人だと違和感があるかもなあ。

2010年テレビ東京系放映全12話/ 堪能度:★★★☆☆

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トイズと呼ばれる特殊能力が存在し周知されている世界。そして宝を奪う「怪盗」、怪盗を津甘える「探偵」がしのぎをけずる世界。ミルキィホームズという探偵チーム4人の少女たちの物語。
きらきら萌えな4人の少女が主人公。彼女たちはめざましい活躍を見せ大物すら退けるほどの実力者だったのだが、宿敵を追い詰めた際落雷を受け、彼女らのトイズは失われ、一転落ちこぼれとなり居である探偵学園の退学を迫られる、という状況から始まる美少女探偵コメディ活劇。
崖っぷちからの起死回生を目指しトイズ復活のため奮戦するわけだが、落ちぶれると屋根裏部屋行きというのは名作劇場からのお約束なのか。
日曜の朝にやるタイプの絵と本筋に見えていろんな意味でぶっとんだ作風というか展開とうか。主人公のノリもアレだが敵側の男性キャラがナルで似非耽美でとキャラとしてはとてつもなくインパクトはある。
パロディの多用、気の抜けたようなノリなどなどわかる人にはわかるというか楽しめる要素は満載。

探偵オペラ ミルキィホームズ 2010年AT-X他放映全12話+特番
探偵オペラ ミルキィホームズ第2幕 2012年AT-X他放映全12話
探偵オペラ ミルキィホームズ Alternative ONE & TWO 2012年放映特番2話
ふたりはミルキィホームズ 2013年AT-X他放映全12話
探偵歌劇 ミルキィホームズ TD 2015年AT-X他放映全12話
劇場版 探偵オペラ ミルキィホームズ〜逆襲のミルキィホームズ〜2016年上映70分
堪能度:★★★☆☆

秘密結社鷹の爪シリーズ 

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世界征服を目論むベンチャー秘密結社・鷹の爪と正義の味方デラックスファイターとの戦いを描いた「秘密結社 鷹の爪」シリーズ、古墳キャラの若者たちのコメディ「古墳ギャルのCoffy」シリーズの2本立て構成のシリーズ。
普通のアニメじゃないなあと思ったらFLASHで制作されたアニメだそうで。キャラ自体のバリエーションは少なくパタパタアニメみたいな動き。
適当っぽい絵柄ですがこれもデザインとしては高度なんだろうなー。悪の組織と正義の味方の話は、お約束として悪の組織のほうが庶民ぽく正義の味方のほうがえげつない性格。
彼らの脱力系掛け合い漫才はテンポが速くて飽きないし、妙に単調な台詞の口調がまた良い。
古墳を模したキャラたちのシリーズはいろんな意味で衝撃でした。古墳をキャラ化するという発想がすごすぎる。そして妙に古墳薀蓄が織り込まれているのが笑える。主人公の古墳ギャルの台詞が超早くて声優さんすげえと感心したっけな。TVの1期と2期では担当替わってるけども。ネタだろうけど2期の声優交代の理由の台詞がなんかせつなかった。あと映画のときも。
どちらも強者と弱者がおり強者に弱者がいろんな意味で振り回されるという昔ながらのギャグコメディの基本を押さえてある内容。淡々としたノリゆえかあまり嫌度はないところが好みでした。

THE FROGMAN SHOW(第1期) 2006年テレビ朝日系放映 全12話+番外編4話
秘密結社鷹の爪 カウントダウン(第2期) 2009年テレビ朝日系放映全11話+番外編5話
秘密結社鷹の爪 THE MOVIE 〜総統は二度死ぬ〜2007年映画
秘密結社鷹の爪 THE MOVIE2 〜私を愛した黒烏龍茶〜2008年映画
秘密結社鷹の爪 THE MOVIE3 〜http:// 鷹の爪.jpは永遠に〜2010年映画
秘密結社鷹の爪 THE MOVIE4 カスペルスキーを持つ男 2010年映画(OVA)

迷い猫オーバーラン! 

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主人公の男子は姉と喫茶店を経営している、とはいえ姉は不在がちで実質幼なじみの少女と男友達でなんとか切り盛りしている状態。そんな中、姉が突如猫耳のような髪型をした不思議な少女を連れて帰宅する。
内容としてはメインキャラの日常を描くファンタジー要素も取り入れたドタバタラブコメディ(シリアス込み)といったところか。ドタバタぶりはラノベの定番、シリアスは不思議少女とメインキャラの関係のドラマとまあ王道な構成。メインヒロインはエヴァのレイタイプのキャラの方かとおもったけど幼なじみのほうが目立っているかんじ。今時ではちょい珍しいかなと思ったっけ。幼なじみが脇役ぽい立ち位置が多かったので。あと姉が不在がちなのが困った人間がいたら遠くでも駆けつける性質だからという訳のわからん理由という・・。不思議少女を連れてくるための設定なんだろうけども。・・いやこういう設定をつっこんだらダメなのか。
どうも一話ごとに作り手が違う印象を受けるほどに作風が違うんだけど気のせい?往年のうる星をちょっと思い出した。基本1話完結形式だから問題ないけどまとまりがないような気がしないでも。

2010年BS11他放映全12話 / 堪能度:★★★☆☆

裏切りは僕の名前を知っている 

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養護施設で育った少年・夕月には幼い頃から触れた人の心の声が読めてしまうという不思議な力を持ち、それゆえに周囲に疎まれ生きる気力を失いつつあった。それでも施設内では彼の理解者はおり平穏に暮らしていた。そんな中、突然現れた兄に一緒に暮らそうと誘われ戸惑う夕月。
しかしここ最近の周囲で起こる異変が自分に原因があることを知り兄の元に行くことを決意するが。
同名少女漫画のアニメ化。いわゆる前世もののよう。主人公は前世で特別な存在だったようでその力に絡んで、兄となのる青年とその周囲は主人公に知らせず主人公を囲う形になっているのかな。また主人公の前世に深く関わっていたらしき主人公を守る騎士のような青年の存在も。
耽美な原作の絵柄をほぼ忠実に綺麗に再現されていて、また声優さんの声の雰囲気とか作品全体の演出とか絶品でした。
主人公と彼を守る青年は絵面的にはBLそのものですが、主人公の前世が女性だったという設定で、それそのものじゃないというわけ。前世が女性で現世で男性というのは、単にBL的シチュにしたいがためでなくちゃんと話の根幹に関わる理由づけがされているようですが。
とはいえ精神的な絆が半端なく強く、やはり女性受けしやすい間柄であることは間違いなく。
主人公の心情描写や守護する青年の能面のような顔がたまに動く演出、兄の青年の思惑などけっこう見ごたえあり。
美形だらけの話はちょっと苦手な部類なのですがこれは面白かったかな。原作もそのうち読もう。

2010年UHF局他放映全24話 / 堪能度:★★★☆☆

ぬらりひょんの孫 シリーズ 

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一見おとなしい普通の少年だが実は妖怪の総大将・ぬらりひょんの血を継ぐ少年・リクオを主人公とした、妖怪バトルアクション。
妖怪と人間のクオーターであるきっかけで姿をぬらりひょんの孫たる妖怪に変貌する設定で、妖怪世界はわりと任侠に近い設定。というか妖怪ものだけどほとんど任侠ものだよなあ。
原作漫画の絵柄のイメージをそのままにさらに美麗になったかんじで絵面的にはとても満足度が高かったです。個人的には、ぶっちゃけストーリーはどうでもよくて、バトルアクションと主人公の妖怪バージョンのビジュアルを見るためだけに観ていたようなもんです、ハイ(笑)1期目は3代目が出てくるとこだけ集めたい勢いでした(笑)
2期目は原作をあまり読んでいない時期だったためかストーリーもじっくり見るようになりましたが。話数の多いジャンプ原作アニメはどうしても展開が遅く感じられてしまうんですよね・・・。
1クールごとに総集編があったり、2期が終わったのちにOVAで2話続編が作られたりしてました。OVAはコミックス限定版用かな。

ぬらりひょんの孫 2010年アニマックス他放映全24話+2話
ぬらりひょんの孫 〜千年魔京〜 2011年アニマックス他放映全24話+2話
堪能度:★★★☆☆

バカとテストと召喚獣シリーズ 

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ライトノベル原作のファンタジー学園ラブコメディ。
進級テストの結果によってクラス分けされ、教室など設備の待遇に差をつけるシステムを採用している文月学園が舞台。テスト内容自体はいたって現実のものと変わりないものの、タイトルにあるようにテスト施行の際、召喚獣を登場させるという特殊な設定があります。
召喚獣による戦闘は、特殊なフィールドを作りそこで戦うわけですが、その戦闘描写は昔の2Dアクションゲームそのままで可愛いというか懐かしいというか。召喚獣といっても生徒のSNSのアバターのようなプチキャラというあたりが萌え系列っぽいなと。
しゅじんこうの少年はバカ王だが、優秀なのに最下クラスにいる憧れの少女のために仲間とともに高位クラスに戦いを挑むという流れ。
原作未読なのでこの設定に当初馴染めなくてねえ(笑)期待はしていないもののインパクトはあったので見てみたら予想以上に面白かったという。
召喚獣云々という設定以外は萌え系ラブコメではよく見かける、」いかにもな記号っぽい人物設定や展開なのですが、味付け次第で面白く感じる作品になるんだなあとしみじみ感じたタイトル。まあ設定や演出よりもこういう類のアニメは登場人物たちに感情移入できるかが肝かもしれませんが。
たたみかけるような演出、ちびまる子ちゃんのような冷静な解説と登場人物たちのバカ騒ぎっぷりのコントラストが絶妙なんですよね。
コメディの演出がうまくて女の子の可愛さの演出だけを強調していないのかなあ。ラブコメ展開はやたらかゆくなるのが多い中いい意味で生暖かい目で見れたから(褒めてます)
主人公ハーレム状態でクラス対抗戦という設定上サブキャラの数が半端ないですがさりげなく各キャラを印象付ける構成なのも魅力でした。

バカとテストと召喚獣 / 2010年テレビ東京系放映全13話
バカとテストと召喚獣 〜祭〜 / 2011年OVA2話
バカとテストと召喚獣にっ! / 2011年テレビ東京系放映全13話
堪能度:★★★★☆

祝福のカンパネラ 

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世界の宝物庫と呼ばれる都市が舞台。アイテム技師のレスターや幼馴染の公女カリーナをはじめとするクラン「オアシス」の面々の恋愛と冒険の物語。
同名18禁ADV原作のアニメ。萌え系のかわいい絵柄、主人公モテモテ(古語)設定はデフォとして、アニメだけみると原作が大人向けとは思えないほのぼの&メルヘンな雰囲気。話の基軸はRPG系MMOのようにクランに所属したキャラがクエストを受け冒険をするというもの。アニメでクランとかクエストとかそのまんまのセリフが出てくるのはちょっと新鮮だったかも。
折り目正しく女性に優しい王子様タイプってのもちと珍しいかな?恋愛のじたばたとかラッキーハプニング的展開はあるしキャラは記号色が濃いものの、主人公が大人なタイプだし女子もがっつかないタイプばかりなので個人的に安心して観れました。萌え系によくある女の子の行動の演出のわざとらしさはなくやりとりの演出が軽快なのも好印象。
話のメインは冒険だし演出やアクションもなかなかながら作品全体の雰囲気はお遊戯な印象。細かな設定や話の筋はほとんどキャラのセリフで説明されるしクエスト内容もわりと王道だし。後半になり物語が核心に触れてくると面白くなってきたかな。
RPG設定自体はやたら凝っていて好み。正直ちょっぴりもったいないという気がしないでもなく。
2011年に番外編としてOVAが制作されました。本編より映像特典のほうがかなり長いんですが。

2010年UHF局他放映全12話 / 2011年OVA23分1話
堪能度:★★★☆☆

心霊探偵八雲 

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死者が見える赤い目を持つ大学生・八雲が周辺でおこる事件を解決する物語。同名ミステリファンタジー小説のアニメ化。
当初は同じ大学に通う女性経由での短髪事件ものですが話が進むにつれ主人公の出生と彼の持つ赤い目に関わる毒をもつ人物が絡んだ内容になっていきます。
一見オカルト的特殊能力の仕業と見せかけて実はやっぱり生身の人間がトリックを使っていたというパターン。純粋にミステリを楽しみたい人には微妙かもしれませんが個人的には意外性がありなかなか楽しめたタイトル。
その生い立ちからクールで他者を拒絶気味という主人公キャラとものおじない女性という組はあわせはありがちながらやはり良い(笑)
ミステリ方面は申し分ないながら、メンタルサイドやドラマサイド、人間性や各々の思いを語る台詞は少々陳腐で心に響かなかったのが残念なところ。現実的な生々しさがあるわけでなし芝居くささだけが目立った印象。

2010年NHKBS放映全13話 / 堪能度:★★★☆☆

一騎当千シリーズ 

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三国志時代の英雄たちの魂を継承する少年少女たちの学園バトル物語。基本設定などは1作目の感想に記載しています。一作目と以降のシリーズは質が違うような気がしたので2作目以降はこちらにまとめています。

一騎当千 Dragon Destiny
シリーズ2作目。絵柄がガラッと変わって個人的に好みではなくなってしまい極端に見る気が失せてしまったっけ。再度視聴すると慣れてたけど。関羽はともかく劉備のデザインがダメで好きになれなくてね。OPやEDは好きだったけど。絵柄としては原作に近くなったのかな。あいかわらず服が派手に破けてパンツ乱舞ですがアクションの見せ方も変わっていた。
話としては蜀メンバーが主体のシリーズだからか関羽がやたらクローズアップされていた気がする。
2007年AT-X他放映全12話

一騎当千 Great Guardians
2期のすぐあとに発表された3期目。1~2期とうってかわってコメディ色が強いノリで始まるシリーズでした。日常的ギャグとか百合系ネタがてんこ盛りだったような。関羽の劉備好き好きテンパリ具合しか思い出せない(笑)
孫権初登場、1期で死亡した呂布が記憶をなくし復活したところから本筋がはじまる展開に。記憶がないので本来の危うげで強いキャラが180度気質が変わっているところとか、いろいろと確執とかを持つメインキャラが戸惑いつつも呂布とやりとりするシーンが印象的だったな。こういう王道ネタは食いつく私。
2008年AT-X他放映全12話

一騎当千 XTREME XECUTOR
4期。製作会社が変わったのか作品全体の雰囲気が微妙に変化。バトル中心のシリアス展開に戻りました。不良ものの青臭いノリの台詞に悶絶しほとんど早送りで適当に。バトルシーンは素晴しかったのできっちり見ましたが。
シリアスメインの構成だからかお色気は抑え目だったような。つかまだやるのねと思ってしまいました、すいません。やっぱあざとかろうと1期が一番面白かったんですよう。
2010年AT-X他放映全12話

一騎当千 OVAシリーズ
2012年発表の集鍔闘士血風録・2015年発表Extravaganza Epoch
2019年発表一騎当千 Western Wolvesなど

堪能度:★★☆☆☆


おまもりひまり 

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古来より妖を狩り人を守る鬼斬り役十二家が存在する世界。妖の数が極端に減った現代でも妖と鬼斬り役は互いに戦い恨みを重ねていた。
ごく普通の高校生天河優人は、16歳の誕生日に謎の美少女・緋鞠と遭遇する。彼女は優人の祖父との約束でこれから優人を護るという。主人公は本人はごく普通、と思っていたけれど実は鬼斬り役の家の血筋、緋鞠は優人の家に忠誠を誓った猫の妖。緋鞠の出現で優人は自分の出自を知り自分を狙う妖の存在を知ることになる。
守護を目的とした緋鞠をはじめ、襲来したのち和解した妖、鬼斬り役の他家の少女、一般人の幼馴染の少女などが優人のもとに集っていくという展開で、オカルトファンタジーを下敷きにした典型的な美少女ハーレムアニメ。
妖と人間の戦いをベースにお色気ハーレムネタ、策謀やすれ違いなどキャラが交錯するシリアス面とヒロインたちのなりふり構わぬ主人公争奪ラブコメが融合した内容。
両立していたものの、やはり戦闘系より恋愛系の展開が充実していたかなあ。メインヒロインのオトコマエな言動と一途な面のギャップとかツンデレとか男性が好みそうな女性キャラが多かったなあ。まあハーレムアニメだから当然か。記号だけというわけでもなくそれなりに血が通ったキャラ設定ではありますが、個人的にはもう少し共感できる部分が欲しかったかなあ。
絵はかなり綺麗で、ヒロインの半裸とか主人公に迫るとか、割と直球なエロ展開なのに例の白煙が穂ほとんどなかったのが印象的でした(そこかい!とか言わない)。あとで知ったけど制作側の並々ならぬ努力の賜物だったらしい。情熱のベクトルがずれている気がしないでもないですが、気が散らずに視聴できたのは確か。萌え要素は重要視しないクチですが女性の体のラインは綺麗だなと思いました。

2010年UHF局他放映全12話 / 堪能度:★★★☆☆