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エンドライド 

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父の会社にあった水晶に触れた少年・瞬は異世界エンドラに飛ばされる。一方現在の王を憎む王子が復讐を果たそうとし失敗、牢屋に入れられていたところに瞬が現れる。ふたりの運命の出会いにより物語は始まる。
アニメ開始時点ではサービスは始まっていなかったが原作はゲームらしい。ゲームのほうは著名な漫画家がキャラデザするという謳い文句なんだけどアニメではあまり感じられなかった。
内容は、ど直球・正統派・低年齢層向けの異世界RPG系冒険譚。往年のRPGゲームの名シーンや設定を詰めるだけ詰めた印象。お手本的な冒険活劇ではあるのだが、このテの話をたくさん観た人間にとっては今更感があるというか・・日曜の朝に放映しても遜色ない話だったという感想しか浮かばなかった。
1クールかと思ったら2クールで途中から挫折しそうになったが後半はそこそこ盛り上がった。ゲームの宣伝になったかというと微妙なんじゃないかなあとは思う。

2016年日本テレビ他放映全24話/堪能度:★★★☆☆

聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ 

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剣と魔法が存在し3つの王国の勢力が拮抗している大陸には、世界を破壊し尽くす邪竜が存在していた。邪竜を封印する儀式を行うが何者かの妨害により失敗。主人公の少年とその両親も参加していたが両親は死亡。何年か後、成長した少年は、育ての親でもある剣士の従者と仲間たちとともに邪竜を撃つ旅に出る。
ソシャゲが原作らしい。RPG世界観と設定、謎の美少女との出会い、主人公の成長譚、竜の討伐、竜に絡む力を欲する大変わかりやすいラスボス・・・とこれ以上にないテンプレというか定番の内容。
低予算なのか20年くらい前の作品を観ているような(彩色や線の処理はさすがにきれいだけど)古臭い作画、ぎこちなく動かない戦闘描写、口だけ達者な主人公(成長譚も含まれるので仕方がないのだが)・・・。
終始感じるチープ感というか今時じゃない感が半端なかった。とはいえテンプレということはかつての王道でもあるということなのだろうか、全く観るに耐えないってわけじゃなくなんかわからないけど全部観てしまったという作品。もうちょいテンポが良かったらなあ。後半はちょっと燃える(萌えるでは否)展開だった。あと1話プロローグ、儀式の一連のシーンは興味深かった。
ゲーム原作だがこの作品は販促になるのだろうかという疑問はある。

2016年テレビ東京系放映全13話
堪能度:★★☆☆☆

鬼斬 

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魔物を封印した結界のひとつが破られ、世界の危機再来の前に5人の少女戦士が立ち向かう。
オンラインRPGが原作。可愛い女子たちが魔物と戦うというテンプレな設定。
往年の戦闘ものらしい大仰なナレーションにハイテンションなノリとコミカル表現とお約束ネタを惜しみなく出すタイプの構成で思ったより面白かった。5分枠なので勢いで観てしまえるし絵も可愛いくて安定しているし。オチがいまいちと思うのと面白いと思う回の振り幅が大きいのが難と言えば難かな(あくまで個人の感覚です)。
女子キャラの中に紅一点ならぬ黒一点がいるが声はない。どうも元ゲームではよくある主人公のボイスなしタイプらしい。こういうちょくちょく原作ゲームの仕様ネタを挟み込みテンポよく展開していく。ゲーム販促には手頃な作品じゃないでしょうか。

2016年BSフジ放映全13話
堪能度:★★★☆☆

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ラノベ原作。ネトゲのオフ会に行った男子。MMO内で結婚した嫁はネカマと思いきや本当に女子でしかも同じギルドに所属している二人も女子であり同じ高校に所属していることが判明する。そんな始まりのネトゲ青春学園ラブコメ。
過去にネカマでトラウマ事案を経験した故にリアルとネトゲは別物と割り切っている男子と、ネトゲ内で嫁となった女子はリアルとバーチャルの関係性がほぼ同義な若干ひきこもりと不思議ちゃんをこじらせた女子というカップルの関係性をはじめとして、学校内に設立したネトゲ部の活動を描いたお話、といったところか。
主人公の嫁であるヒロインの生活矯正とか仮想と現実の折り合いとか部の活動とかが主軸かな。
部内の3人のメインヒロインの現実と仮想の同調度合いというか接し方が各々違うってのがうまいなと思ったし、設定的にはハーレムものそのものだけど、恋愛方面に関しては硬派というか主人公男子が基本、余所にブレないところもよかった。むろん他のヒロインに振り回される展開も多々あるけどね。
題材からネトゲならではのエピソードやネトゲプレイにおいての描写はリアリティがあった。メンバーの一人が超金持ちで課金の鬼という設定をうまく使っていて実際は詰む場面でもそれで解決するってのもありそう・・って気がしてしまう不思議。使いっぷりは予測の範疇を超えるが;
それにしても現実に机をつきあわせてネトゲをするってあこがれるなあ。いや戦闘中に口頭でフォローしたり指摘したりできるので。戦闘中にチャットできないからほんとうらやまし(汗)
絵は若干癖が強いかな。個人的には好みではないのだがどこか懐かしさを感じる絵柄だったりする。
青春ラブコメ系の話は苦手部類なのだがキャラ描写が結構等身大というか感情移入しやすくて気づけばしっかり見ていたなあ。コメディのノリも見やすかった。

2016年BS11他放映全12話
堪能度:★★★☆☆

NEW GAME! 

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高校を卒業後、幼少期から好きだったゲームシリーズを制作するゲーム開発会社にグラフィッカーとして就職する女性を主人公にしたゲーム会社お仕事アニメ。
好きだったゲームシリーズを制作した会社に就職した主人公は仕事の大変さと現実に直面し奮戦する、って話。
4コマ原作、アニメ化以前からネットでは主人公の台詞、~がんばるぞいが有名だった。それはさておき、キャラの魅力が作品の良し悪しを決定するジャンルの作品だがそういう意味では質は高い。主人公のみならず各々のキャラづけがしっかりしていてすぐに登場人物を把握できるのが良かった。キャラの動きも細やかで見栄えがする。
絵柄からゲーム会社を舞台にした単なる萌えアニメに見えそうだが、ゲーム制作会社の実情をけっこうリアルに描いているような気がする。とはいえ女子だけの開発チームという設定と漫画的なノリが強いせいか、けっこうシビアな状況でもほんわかと見ることができる。
漫画も読んだがアニメは原作の魅力を十二分に出した内容と感じた。

2016年BS11他放映全12話+OVA / 堪能度:★★★☆☆

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精霊が人間のパートナーとして存在する世界を舞台に、後に智将と呼ばれることになる少年を主人公とした物語。
ラノベ原作。精霊が存在し人間とパートナー関係を結ぶというファンタジー設定以外はけっこうリアルな軍隊・戦争もの、かな。敵を駆逐するだけの話でなく主人公の所属する軍内部が腐ったところもあるタイプの話。主人公は自堕落で昼行灯な言動を行い、戦闘能力も低いが実は知恵が回る頭脳派という設定。後に智将と呼ばれるという前フリがある。
内容というか作風はけっこう重厚な戦記物の印象を受けるがそれにしては細々としたところで矛盾というか違和感がある作品だった。内容にあわせてか作画も萌えとは対局の硬派な絵柄なのはいいのだが女性キャラの見た目の魅力が薄いのはいかがなものか。アクションの作画は流麗で見応えがあった。
精霊の姿がマスコットなビジュアルなのが気になった。原作挿絵からなのか、実体を持つという設定ゆえかわからないが、物語がリアルでシリアスな内容なだけに違和感がぬぐえなかったのだが、こう感じるのは少数派なのだろうか。
それにしてもマッドハウス制作にしては地味な印象を受けるのは気のせいか。いや地に足のついた話でもいい意味でエンタメ性が強い作品が多かったもんで。

2016年BSフジ他放映全12話 / 堪能度:★★☆☆☆

紅殻のパンドラ 

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士郎正宗原作・六道神士作画の漫画のアニメ化作品。アニメ企画のプロットが立ち消えになり後に角川から漫画化されてその作品がアニメ化になるという一周回ったような経緯のアニメ。
攻殻機動隊やRDと同じ世界観なので全身義体などおなじみの設定が存在する。時系列的には攻殻機動隊より前、カジュアルに電脳化はできない時代でインターフェースは光学モニターのよう。
攻殻機動隊の世界観で、萌えと魔法少女と百合なコメディSFアクションをやりきったという感じの内容。士郎正宗原作のアニメは硬派ばかりだったので、原作と経緯を知らなかったら意外と感じるかなあ。原作漫画家の作風が良いのだろうが萌えものにあるあるなあざとさがかえって面白味を増しているってのが面白い(笑)
ただただ日常的な話を綴るでなく、基本お馬鹿(失礼)な流れに、味方側の科学者のいい加減ぷりと敵方は至ってまじめ(笑)な悪役という配置など、良い味を出している。主人公の信念というかポリシーが一貫しているあたりも観やすい理由だったのかも。
デフォルメのキャラ絵が棒のようだが原作漫画の絵柄に忠実に描いているがゆえ。個人的にはなんのかのと楽しめた作品でした。

2016年BS11他放映全12話 / 堪能度:★★★★☆