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■ライトノベル感想

読んだライトノベルの感想。現在更新停止中。

内容説明

読んだライトノベルの記録。ですが今は更新停止中。音楽カテゴリがありますがそのうち消します。

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最近の更新エントリー

蒼穹の声-Voices Best- / 姫神

蒼穹の声-Voices Best-
蒼穹の声-Voices Best-(2004/04/21)
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幻想水滸伝3のオープニング曲「愛を超えて」目当てに買ったCD。すっかりドライブ時の友となっております。
幻想水滸伝3のBGM集にも入ってると思いますが声付きかどうかあやしかったのでこちらを購入(幻水CDでは結構失敗している私;)。ボイスが入った曲ばっかり集めてあるというのにも惹かれたんですがね。インストルメンタルもいいけど歌詞ついたほうがイメージが膨らむというか気分が高揚するんですよ。
CDに入ってる神々の詩ってテレビ番組の主題歌じゃなかったっけ?番組タイトルもまんまだった気がするんですが。うろ~。
そういや姫神さんってお亡くなりになられてたそうで...。レビュー見て初めて知ったり。そういやそんなことも聞いた覚えがあったりなかったり。
それにしても普通のCD買ったのって何年ぶりだろう...。オタクなのにアニメソングCDすら買ってない私;部屋にCD(MD)コンポがないからなんですがね。以前よりは車運転する時間が多くなりそうなんでいろいろ買ってみるか~と思ってます。


投稿者 higure : アーカイブ | △UP

影執事マルクの手違い / 手島史詞

影執事マルクの手違い (富士見ファンタジア文庫)
(2008/10/20)手島 史詞
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暗殺者を生業とした少年マルクが雇い主の依頼により広大な屋敷に住む少女エルミナの暗殺を行おうとするが返り討ちにあい絶対服従の契約にサインをさせられ少女の屋敷の執事になることに、というお話。暗殺者という割りに主人公は一人も殺したことがないということなので主な業務は用心棒だったかも。思い違いをしていたらごめんなさい。
契約を交わし応じた代償をはらうことにより精霊の能力を使えるという契約者が存在する世界。主人公はもちろん、少女もそうなのですが少女の場合は謎が多く物語の根幹に関わっているのかな。
ファンタジー設定の架空の地が舞台ですがどうも開拓時代の西部アメリカがモデルの模様。開拓者とネイティブの歴史まんまかと。
緻密な構成というわけではないですがまとまった読みやすい構成。ときどきそんなんありか、と思うオチもありますがそれがいい味だしてます。ただ主人公がエルミナの過去を見る描写は少々稚拙さを感じたかな。
波乱万丈の人生を送った故に多彩な知識や技を習得しそれが執事稼業に反映されているという設定に萌え(笑)
とりあえずシリーズ1作目ということで伏線があちこちにありましたがおいおい回収されることでしょう。威厳のある性格と口調のエルミナとしっかりしているようで抜けている主人公の関係の推移が楽しみです。


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幽式 / 一肇

幽式 (ガガガ文庫)
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学生が主人公のホラー作品。といってもあんまり怖くはありません。
怖くないというか心が重くなることがないというか。常軌を逸したタイプの人がいたりグロ表現はあるけどね。
主人公の少年は人には公にしていないけれどかなりのオカルトマニア。オカルト専門のサイトを見るのが楽しみでそのサイトのオフ会も参加するほど。主人公にとっての唯一のホラー体験・幼いころ探検と称して忍び込んだ古びた洋館の赤い部屋の記憶が物語の要になっていく、みたいな。
見えないものが見える奇異な行動をするいわゆるデンパ系のクラスメイトの少女、サイトの管理者で同じ学校の先輩の女性、別離したはずの父親の出現。ホラーだけど根幹は青春ものといってもいいかも。
後半は、思い込んでいた事象が実は虚空だった、逆だったというどんでん返しな展開になってて、ホラーというよりアメージングストーリーっぽい気がした。カルト宗教の呪術の描写はちょっと怖かったかな。
改めてストーリーを回想すると別々の一見関係のないような事柄が次々と出て、それらは実はつながっていたみたいな構成ですね。でも読んでて戸惑わず、支流から本流へ流れる河のようにすんなりと頭に入る。読みやすくていいわあ。
登場人物が魅力的なのも特徴か。主人公をとりまく2人の女の子がいい味出てるなー。
終わりの文章から、続編もでるっぽい。


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お庭番望月蒼司朗参る! / 流星香

お庭番望月蒼司朗参る! 始まりの庭と帝都のちびっ子四神 (B's‐LOG文庫)
お庭番望月蒼司朗参る! 始まりの庭と帝都のちびっ子四神をAmazonで見る
B's‐LOG文庫 流星 香

タイトルと副タイトルが長いよ!そして文章にやたらハートや☆が入ってるよ!
これがいまどきのライトノベルなのか・・とジェネレーションギャップを感じた1冊。単にレーベルのカラーもしくは作者のカラーなのかもしれませんが。
ジャンルとしては東洋風ファンタジー設定の学園アクションものかな。
なんちゃって江戸幕府の政治形態をとった現代世界。首都である帝都では人に仇なす蟲と聖獣四神の戦士との戦いが夜に繰り広げられていた。しかし要である四神すべてに認められた戦士が不在のままだった。そんな中、帝都の城の庭師としてやってきた主人公。
四神とは中国の霊獣白虎とか朱雀とかのあれですね。主人公の知らずの行動が原因で四神がちみっちゃくなり主人公にやたらなついている、その状況に上の人たちがとった処置とは・・って展開。
しかし小説のあらすじってけっこう難しいね。いろいろエピソードがつまってるからどれを重点に書いてよいやら。
最初に書いたとおり文体の若さにちょっと引き気味でしたが物語自体はストレスなくさくさく読めます。キャラクターが多いけどきちんと説明されてるから混乱もないし、アクション描写も味がありました。
そしてラスト近く、望月蒼司朗でブルームーンって通り名のセンスに突っ伏するわたくし。


投稿者 higure : アーカイブ | △UP
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