日本の有名な昔話をごった煮にしたような内容のアドベンチャーゲーム。
前編と後編の2本立てになっています(前編と後編はそれぞれ独立した1本のソフト)。基本はアドベンチャーですがアクションミニゲームや、パズル的ミニゲーム等、いろいろな要素が盛り込まれています。ストーリーはディスクシステムのゲーム、鬼ヶ島の続編。脇キャラの外伝的な物語のあと、本筋の物語へとなだれ込む構成になっています。続き物ということを考慮してか、「いったいさん」というキャラが、ディスクシステムのストーリーを語りつつ物語が進行していくつくりになっているのでディスクシステムの内容を知らない人でもわかりやすくなっています。尤も、前編・後編とも、シナリオをクリアするとディスクシステム版を遊べるようになっているのですが。
昔話をベースにした物語、愛らしい絵柄に、のんびりとした子供に本を読んで聞かせるようないったいさんの語り、掛け軸風の画面デザイン、どれをとってもほのぼのとした雰囲気があり、プレーヤーを和ませる作りになっています。リアル指向のゲームもいいですがこういった親子でプレイできるようなゲームもいいですよね。
・発売元または製作元...任天堂
・ジャンル...アドベンチャー
・個人的ハマリ度...★★★★★
・機種:スーパーファミコン,ゲームボーイアドバンスほか