天使のいたずらにより男と女の両方の心を宿して生まれたサファイア。彼女はシルバーランドの世継ぎだが女の子で、女性は王位継承権がないため王子として育てられる。ジェラルミン公は自分の息子を王座に据えるためサファイアの秘密を暴こうとする...。
やっぱり帽子にでっかいリボンがついてるからリボンの騎士なんですかね（どうでもいい）。
男女二つの心をもっているが故男勝りな面と女性らしい面とを併せ持つ主人公、というのが子供心にかっこいいなあと思った記憶があったりアクションがあってドラマチックな展開と少女漫画な恋愛要素も入ってて見ごたえありましたね。
毎回あのテこのテでサファイアの秘密を白日の元にさらそうとする悪役をなんとかしのぐエピソードははらはらで、後になるほどハードな展開になっていってました。雄雄しく戦う男の心と愛する男性に寄り添う女性の心のコントラストが絶妙。宝塚が元になっているそうですがオープニングとか歌劇とクラッシックがミックスされた雰囲気があるのはそのせいなのか。
1967年フジテレビ系放映全52話/堪能度：★★★★☆