一休さん 

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室町時代に実在した一休和尚の幼少(修業)時代の日常を描いた物語。
一休さんが将軍様や商人の出す難題をとんちで切り抜けるというパターンが大半。はじめのうちは史実通りのエピソードもあったのですがだんだんネタがなくなってきたのか後半は子供科学アニメになってきたような気が(笑)白黒の文様のコマをまわすと色が浮き出るやつとかね。
時代的に隠居状態の足利氏がなぜか将軍と呼ばれているとか、てきとーなところもありますがアニメですからということで。
オリジナルの何でも聞きたがるどちて坊やがかわいかったなあ。実際いるとうっとうしいことこの上ないでしょうが(笑)別の時代に生まれていたらけっこう大物になってたかも?
政治的立場から共に暮らせない母子のドラマとか仏教にからんだ哲学的なエピソードも多々あったり。ラストの親しい人々と別れ修業の旅に出る最終回は見ごたえありました。BGMが荘厳でしたねー。

1975年テレビ朝日系放映全296話/堪能度:★★★☆☆