北海道の一地域・中空知の学校の地下に人知れず宇宙人の基地が造られていた。ひょんなことからその事実を知った女子高生は市役所に赴き、防衛軍に出動願の書類を書く。こうして中空知を舞台に、防衛軍対宇宙人の戦いの火蓋はきって落とされた......。
......あらすじ、おおむね間違ってはいないと思います（冷汗）。まあいわゆる特撮系なストーリーなんですが、どことなく牧歌的というか、脱力する設定や演出が特徴的でした。
切った張ったな展開のわりに殺伐としていなくて、炭酸が抜ける直前のサイダーを連想したのを覚えています；個人的に面白かったのはお役所仕事を皮肉ったエピソードとか宇宙人の豆のようなスケールの目的でしたね。でも一番ヒットだったのはパラボラ光線砲の性能だったり（笑）同タイトルの新書判もあってそちらは収録作品が＋αされている模様。
あさりよしとお
アニメージュコミックススペシャル/１巻/徳間書店
ジャンル：少年・SFコメディ/好み度：★★★★☆
同時収録作品：巨大ロボ北海道に現る/復活！無節操超超巨大戦闘兵器