妖魔の青年と人間の女性が結ばれ、二人の子供を得たが、妖魔の親族の怒りを買い青年は命を賭して妻と子供を護った。10数年後、妖魔の血を半分受け付いだ子供たち...成長した雷と鳴の前に妖魔の刺客がやってくる......。
妖魔対主人公の兄妹の戦闘シーンや、ラスト近くの展開は見ごたえがあります。何も考えなくても引き込まれる感じで、展開もまとまっていて無駄がありません。シリアス展開が多いですが、コメディシーンもあります。設定は悲壮感漂うものですが主人公たちの生命力あふれる個性のせいか暗い印象を受けません。ところで「朱鷺色怪魔」ってこの話を改題したものなのか、それともリメイク版なのか??
鈴宮和由
少年サンデーコミックス全2巻/小学館
ジャンル:少年・伝奇・アクション/好み度:★★★★★
[過去コメント]
「朱鷺色怪魔」は、「蒼い妖魔たち」をリメイクしてアニメ化された時のタイトルです。原作者によりコミカライズもされていますが、個人的には「蒼い妖魔たち」の方が物語としてずっとまとまっていると思います。内容は前半が「蒼い妖魔たち」の簡略版、後半は鳴の息子が主人公ですが、えーとなんかでかいおっさんが敵だったような・・・どうやって戦ったかよく覚えてません。OVAも見たはずなんですが、全く記憶にありません。「蒼い妖魔たち」が好きだったのに、残念に思った覚えがあります。
(投稿者 通りすがり : 2006年06月13日 23:01)