セリーグの連敗はあたりまえの弱小プロ野球球団・東京メッツの個性的な面々を描いた物語。
東京メッツはもちろん架空球団です・物語の前半は、50歳を超える現役投手・岩田を筆頭に、彼とメッツの監督・五利が交渉し入団した選手たちのドラマが描かれており、後半は初の女性プロ野球投手・水原勇気の魔球ドリームボールにまつわる物語が描かれています。メッツの選手たちは、女形にホームレスに現役高校生にのんべえ等々、とにかく個性派ぞろい。個人的には彼らのエピソードを綴った前半の方が好きでした。後半はドラマ性が高くラストも水島作品にしてはすっきりまとまっています。今では女性もプロ野球に入団できるようになっているはずなのですがいまだにいない理由がこの漫画でわかるような気がしました。
平成編シリーズとか新野球狂の詩シリーズとかも出てました。いつの間に(汗)
水島新司
野球狂の詩/講談社漫画文庫全13巻 / 講談社
野球狂の詩平成編/ミスターマガジンKC全3巻/講談社
新野球狂の詩/モーニングKC/講談社
野球狂の詩 水原勇気編新装版 /講談社漫画文庫
ほか