露木うらの14歳の誕生日、横浜上空に巨大な光が降りてきた。宇宙の意思によって定められた戦士・星を護るZONEと邪光星石との戦いが今始まる...。
世紀末の日本を舞台に選ばれた戦士が外宇宙から来たものと戦うというパターンの物語。レベルとかステータスとか、プロフィールが書かれたRPGゲーム仕立てのオープニング、映画風な画面演出が映える作品です。世紀末ネタのベタな展開といえばそれまでですが、何か惹きつけられる雰囲気がありました。パーティは4人で、美形なお医者さんと童顔な弁護士さんと魔人?(猫の尻尾のある男の子)と主人公の少年・うらというメンバー。主人公のうら以外は戦士の自覚があり、外敵が来たと同時にうらの覚醒も手伝うという展開でした。...で、これも1巻以降続きが出ない未完作品です。連載時には各キャラのサイドストーリーっぽいエピソードも発表されていましたが単行本には未収録。
水縞とおる
ウイングスコミックス1巻 / 新書館
ジャンル:現代ファンタジー/好み度:★★★★☆