部活の罰ゲームで訪れた曰くつきの教会で十字架の棺おけを発見した少年・彼方は棺桶の中にいた黒マントの少年に胸を衝かれ絶命する。しかし同時に十字架の棺桶に異変が起こり彼方は復活する。狐に包まれたような出来事から次の日、ある事件をきっかけにマントの少年・ティティと再会し、どうも十字架の棺桶の魔法で主人公とティティは命を共有する一蓮托生の間柄になってしまったことを知る。つまるところ片方が肉体的に傷つけばもう片方も傷つくという関係。
いわゆる魔物とか妖怪に相当するWALKがらみの事件を基軸に2人その周辺の交流を描くという構成。まあこれもバディものなのかな。ティティの過去や浮世離れした(というか世間知らず?)なキャラがツボでした。主人公とのやりとりもそこはかとなくほほえましく(笑)
1巻が出た後かなりたっていますが続刊は出るのかなあ・・。
冴凪亮
花とゆめコミックス1巻 / 白泉社
ジャンル:少女・ファンタジー・アクション / 好み度:★★★☆☆