電脳ビリーバーズ 海月志穂子

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親から自立したい主人公のお嬢様は、ある口実を使い全寮制の学校に入学。本来入りたい部から門前払いを食らいその部から落ちこぼれた人たちが集まるビリーバーズに入る。そのビリーバーズに出入りしていた2人の男子とともに新たに電脳ビリーバーズを立ち上げるという流れ。えーと話の筋は一口で説明できない;
主人公が学園に入るために口実に使った暴君な風紀委員の男子も、電脳ビリーバーズをともに立ち上げた男子2人も、自分のために主人公を利用しようとする傾向。端的にいえばSタイプ。それなりに好意はあるようだけども。そして主人公が避けたい父親が一番えげつないという。
明るいコメディ調な作風なんですが、けっこうシビアな人間模様。学生の自治が中心の学園モノらしい構成ですが、どうも作りすぎたキャラに入れ込めず。暴君タイプだったはずの風紀委員はけっこうヘタレになっちゃったのは面白かったけど。

海月志穂子
プリンセスコミックス全4巻 / 秋田書店
ジャンル:少女・学園 / 好み度:★★★☆☆