たもちーの動物小国 高群保

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ペットショップで無料でもらってきたウサギとそのウサギが産んだ仔ウサギの育成などを描いたうさぎ飼育エッセイ。
著者は立ち寄ったペットショップで無料譲渡されていたロップイヤーのうさぎを引き取る。店員の言うことにゃそのウサギは妊娠している可能性が高いという。そして飼い始めてしばらく後いつのまにか7匹を出産、母親ウサギは子育てに積極的でなく、著者が育てることになるが、という流れ。
苦労と歓喜の繰り返しの仔育ての後、里子に出しその後日談くらいまでが描かれています。本編のほかには先住のうさぎ2匹の話もあり。
普通のペットエッセイよりなんとなくストーリー性がある内容で楽しく読めました。混じり気なしのノンフィクションなんですが、構成がうまいのかな。子育ては人間でも動物でも一筋縄ではいかないですね・・。うさぎを生まれたてから育てようと言う人には有益な内容・・かもしれません。
それにしても著者のうさぎをデフォルメしたような自画像は正直ちょっとキモい。慣れるのに時間がかかりました。なんでだろう;目が耽美だからか等身と顔の大きさのバランスがアレなのか。

高群保
ウンポコエッセイコミックス全1巻 / 新書館
ジャンル:エッセイ・ペット / 好み度:★★★★☆