漫研所属の学生のオタクライフを痛くかつコミカルに描いた4コマ漫画。
中学時代はモロオタクな風貌と生活をしていた滝沢政宗は高校生になったことをきっかけに高校デビュー及び脱オタクを目指し、容姿を今風にしオタクであることを封印するも、漫画研究部の部長に過去を把握されほぼ脅迫によって漫画研究部に入部することになる。
部のメンバーはコスプレ、実力派の漫画描き、素人とさまざま。著者自身相当なベテランだろうと推察できる、リアルかつ痛々しいオタクネタが特徴。おそらくオタク経験者が見てもそう感じるであろうネタが多いのがすごい。うん;
濃いネタが多いですが的確であることも事実。まあ痛いだけではないほのぼのとした雰囲気も同居しているので読んでいるうちはさほど辛くはないのですが。自分は他者ほど濃くないと思っている心理に共感を覚えたのも懐かしい思い出。
笑えるという点では申し分ないのですが、1巻巻末の「部のミニコミ誌」ページ等、己の黒歴史を思い出して悶絶することもしばしば(笑)。
阿部川キネコ
ガムコミックス全7巻 / ワニブックス
ジャンル:4コマ / 好み度:★★★☆☆