バオー来訪者 荒木飛呂彦

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けっこう初期の作品。秘密組織ドレスによって寄生虫バオーを寄生させられた少年橋沢育朗は超能力を持つ少女スミレによって助けられ、2人は組織に追われる身となるというのが大まかなストーリー。
寄生虫(バオー)を体内に入れた宿主が生物兵器になる、という設定が斬新でした。必殺技の説明と迫力ある効果音が目玉。当時、漫画という媒体でこれだけの迫力と臨場感が表現できるのかと受けた衝撃は今でも忘れられません。恐怖のジャンプシステムで打ち切りとなった作品ですが、終わり方は上手くまとめられています。だらだら続くよりはこのほうがよかった気も......。ところでバオーって駁王からとったのでしょうか。

荒木飛呂彦
集英社文庫全1巻/集英社
ジャンル:少年・アクション / 好み度:★★★★★