大半は著者一人だけでツアー参加するという企画で漫画すが、巻の終わりの方では別の企画だったのか編集担当と二人という状況での話もあり。
東京から日帰りで大島、キャニオニングツアー、新潟ありがとうツアーなど、そんなのあるんだという内容のツアーが多めかな。バスツアーなのに参加者が一桁だったり著者だけだったりなツアー、体力勝負なツアー、時期はずれで見るものが少なかったツアーなどなど読み物としては楽しめる話ばかりでした。著者の、のんびりと達観した感想と旅先の情景描写がいい味出てます。
二人ツアー編でインパクトがあったのはやはり男性ダンサーショーツアーか。そういうショーをする店があるのは知っていましたがツアーがあるとは。
おおむね行きたくなるようなツアーレポというより、ネタとして楽しめるツアーレポといった感じ。個人的には行ってみたいなというツアーもありましたが(ダンサーショーのことではありません。念のため)。まあどのみち関西圏の人間には行きづらい場所ばかりですがね。
柘植文
バンブーコミックス全1巻 / 竹書房
ジャンル:エッセイ・体験記 / 好み度:★★★★☆