ワールドエンブリオ 森山大輔

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高校生・陸は、2年前に失踪した叔母からのSOSとも取れるメールを受け取ったことから「棺守」と呼ばれる怪物との戦いに巻き込まれる。
主人公はメールに添付された写真を頼りに廃屋へといきそこで戦闘にまきこまれ、謎の繭から生まれたこどもを得る。こどもは失踪した叔母によく似ていた。棺守は人に寄生する。宿主は魂をなくし周囲からも宿主の記憶が削除されるという設定。
一口では説明できないほどに設定が複雑ではじめのうちは状況が見えにくい展開。主人公はほぼ蚊帳の外状態で彼のあずかり知らぬところで状況はどんどん変化していくというところに戸惑いを感じました。1巻目だけ読むと挫折する場合がなきにしもあらずなので複数巻まとめ読みを推奨。読み進めればそういうことか~と感じると思います。
かわいくアニメ調で画面的には読みやすい絵柄。絵はすっごい好みなんですが、話がちとマニアックなのが難といえば難。キャラもそれなりにたっているのですがちょっと弱い気もしたり。

森山大輔
ヤングキングコミックス全13巻 / 少年画報社
ジャンル:青年・SF・ファンタジー / 好み度:★★★★☆

正直に言おう。1巻の帯に引かれて買いましたとも(笑)