恐竜侍ティラの介、くのいちのスズシロと供の猿３人の珍道中を描いた時代コメディ。
恐竜侍ティラの介はその名のごとく恐竜がお侍の服を着た風貌で、人助けを信条とするもはた迷惑な行動、恐竜の脳みそを連想させる食欲に忠実な行動が特徴。忍者スズシロと供の猿はティラの介を暗殺を依頼されるが執行しきれずティラの介と供に旅をすることになるという設定。
一応時代ものですがまあギャグなので考証はほぼ無視。著者らしい勢いのあるアクションとシュールなギャグの応酬が特徴。敵のキャラデザも、時代モノとかけはなれすぎてぶっとんでます。このハチャメチャにはある種のすがすがしさを感じたり。一見破天荒ながら構成には苦心したんだろうなと感じる内容でした。
個人的にスズシロさんが繰り出すいろんな表情が可愛らしくて好きでした。あと猿の名前の猿楽ってのがなぜか妙にツボだった。なぜだろう。
OYSTER
アクションコミックス全１巻 / 双葉社
ジャンル：少年・コメディ / 好み度：★★★★☆