悪運を退治する福の神の少年の物語。
主人公による明快な勧善懲悪ものというべきか。相手が悪運だからちょっと違うか。悪運退治ということで七福神がモチーフになっています。相手は天邪鬼だよね。多分。
やっぱ著者の話し運びは楽しいしすんなり頭に入るから好きだなあ。ギャグだけでなくしんみりする要素もきっちり描いてあるし。黄門地獄変並みの勢いがあるタイトル。やっぱこういうノリは好きだ。
しかし残りの面子がちゃんと登場しないままに終わっちゃって・・やっぱり打ち切りだったのかな・・と;うまくまとまってはいるのですがね。後の妖怪仕置人はこれの焼き直しかなと思ったりする設定がいっぱい。妖怪仕置人でリベンジしたの・・か?
中津賢也
ヒットコミックス全1巻 / 少年画報社
ジャンル:青年 / 好み度:★★★☆☆