主人公のマサキは、何者にもなっていない自分に不安や焦燥を感じるニート青年。隕石が落ちるのを見た主人公は戯れに宇宙怪獣よ世界に破滅をといった言葉を叫び、その願いに呼応するかのように青年の前に隕石が落ちる。それは巨大な卵だった。怪獣の卵だと興奮する主人公だが生まれたのは尻尾のある女の子。その子は主人公をおとーさんと呼び仕方なく主人公は女の子を保護するという展開。
少女はほとんど人間とかわらないがしっぽがあり、特撮の怪獣の特性に近いものを持っていた。いまのところ恋愛対象の女の子が突然やってきたというより娘ができたといったほうがしっくりきますね。少女の物怖じなく天真爛漫な気質と怪獣の特性、予測がつかない行動にてんやわんやする主人公という擬似家族コメディといった感じ。主人公の周囲もおおむね少女に好意的で悪い意味でハラハラするところがないのが個人的に良。
基本はドタバタですがええ話や～的ほのぼのな展開も多分にあります。萌え的なありがち展開かと思ったのですが予想に反しほんわか癒される話だなーというのが正直な感想。
F4U
ヤングジャンプコミックスウルトラ全３巻 / 集英社
ジャンル：青年・コメディドラマ / 好み度：★★★★☆
著者の名前の読み方はえふふぉーゆうでいいのだろうか・・。