伴天連XX 横島一 / 猪原賽

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江戸時代末期が舞台。読売り(瓦版売り)の青年がする河童と行方不明者の話に、大柄の奇妙な侍が食いつく。読売りの青年は侍に興味を持ちその出現現場に赴くとそこは人外の戦いの場だった。
主格の侍は腕にあるものが融合(というか寄生?)した状態でそれゆえに不死の状態になっていて、それをひきはがすため戦うという構図。それはクトゥルフの神話に絡んだ設定。
全く普通の人間である読売りの青年や、わけ知りの謎の宣教師を狂言回しに物語は展開していく模様。
西欧系架空神話と江戸時代の日本を絡めるという設定は斬新で興味をそそるのですが、ストーリー構成はごちゃっとしていて話に入り込めないというのが正直な感想。後々整理され面白くなってくるかもですが、個人的には未知数の域。
豪快の一言に尽きるアクション描写が見所か。あ、神話の著者生誕120周年記念の話なのね、これ。なるほど。

原作:猪原賽 / 作画:横島一
ファミ通クリアコミックス全3巻 / エンターブレイン
ジャンル:少年・アクション / 好み度:★★★☆☆