両親の転勤のため、親戚の五行家へ居候する事になった少年・実男。幼馴染のいとこの少女・彩は、なんと霊能力者になっていて、実男はひょんな事から彼女の助手をする事になってしまう。霊絡みの怪事件を解決する二人の活躍(?)を描いた物語。
当時流行ったオカルトとか占いをテーマにしたコメディで、基本は依頼された、もしくは偶然、関わった霊的な事件を主人公2人が解決していくというパターンの一話完結タイプの話です。コメディ主体ですがシリアスな話もあり、人物描写も丁寧に描かれているバランスが取れた作品かと。主人公二人のやりとりのテンポが良くてついつい笑ってしまいます。 最後は、物語のはじめの伏線がちゃんと描かれていたので良かったです。
小山田いく
少年チャンピオンコミックス/全3巻/秋田書店ほか
ジャンル:オカルト・コメディ /好み度:★★★★☆