リーゼントにメガネ、ジゴロのような風体の茫洋とした瀬戸。トラブルに対する彼の武器は土下座。
劇画漫画ですが拳でやりあう話ではなく、主人公はトラブルに対し土下座で事を収めるという一風変わった内容。暴力ではなく究極の土下座という手法でトラブルを回避する交渉術の妙がテーマなのかな。おそらくただ土下座するだけではなく時と場を読み計算された末に締めとして土下座を行い相手の戦意を喪失させるということのようで。
いまのところ1話完結形式で偶然であったトラブルに首を突っ込むんだり頑固親父に自分の望むことを通したりといった感じ。前のエピソードで登場した脇役が次のエピソードでも登場するという構成。そして何話目かの後主人公の本名と職業がわかる。
緊迫した真剣勝負といった場面なのですが良く考えるとありえないギャグのような印象もうけたりも。あと主人公の風貌って田代まさしに似ているような気がする・・。
板垣恵介&RIN
ニチブンコミックス全3巻 / 日本文芸社
ジャンル:青年 / 好み度:★★★☆☆