戦国の世の尾張の国。主人公の少女は織田信長の双子の妹。双子は忌み子とされ里子に出されていた彼女だが信長との交流は頻繁で、信長は彼女が幸せに暮らせるよう「天下布武」を目指していた。
しかし今川の奇襲により信長は死亡。主人公は、信長の夢を実現させるため、宣教師に渡された箱による儀式で悪魔を召喚し信長として生きることを決める。
女性である主人公が信長の身代わりとして天下を臨むのは良いとして悪魔がそれに一役買うという設定が斬新といえば斬新。さりげにエンタメ性が高い物語の構成は原作者のカラーなのかな。
主要登場人物は可愛かったり美形だったりと眼福、かつ画面構成の質も高いと感じました。
原作:広井王子 / 漫画:湖住ふじこ
KCxARIA全4巻 / 講談社
ジャンル:少女・戦国ロマン / 好み度:★★☆☆☆
しかし導入部はどうしてもBASARAを思い出さずにはいられない。