人間国宝の書家の祖父と暮らす少年は、特殊な力を持つ筆・魔繰筆を使っての書の戦いに巻き込まれていく。書と文字を使う新感覚のバトルアクション。
主人公の少年は、両親を亡くし人間国宝の書家である祖父と暮らしている。本人も書を嗜むものの現在は、祖父の教室に通う達筆な幼馴染の少女のほうが気になっている状態。そんな中、少女を家に送る際に何者かに襲われる。
特殊な能力を持つ筆を使い文字を書きその文字の特性を使って相手を攻撃・防御するというファンタジーバトルアクション。画数が多いと攻撃力が多いとか文字の特性などの組み合わせなど独特のルールを基にバトルが繰り広げられるという構成。主人公の祖父は理由知りで、発展途上の主人公がどう成長していくか、敵対する相手とどう戦っていくのか、また相手の目的と謎は何か、などが展開されていく模様。
筆を使い文字を操るという設定以外は王道なバトルものという印象。文字が前面に出るアクションシーンは結構見目が映えるなあ。
原作:金谷拓海 / 作画:篠月梟太郎
電撃コミックジャパン全2巻 / アスキーメディアワークス
ジャンル:少年・バトルアクション / 好み度:★★★☆☆