BLOOD‐C十六夜鬼譚他コミカライズ4件 

パパのいうことを聞きなさい! (ジャンプコミックス)
竹村 洋平
同名ラノベコミカライズ。原作未読、アニメ視聴の後拝読。姉夫婦が死亡したことにより大学生の主人公が三人の娘たちを引き取ることになる話。コミカライズでもただ筋をなぞらえただけでなく漫画用に再構成しているらしく、けっこうすんなり話に入れる構成。正直大学のシーンから始まらない分アニメよりわかりやすかった。主人公の姉夫婦の葬儀後の親族との経緯とかあっさめだけど妙に臨場感があった。原作を知らずとも楽しめるタイトルかと。複数巻。

この中に1人、妹がいる! (MFコミックス アライブシリーズ)
もっつん*
同名ラノベコミカライズ。財閥の跡継ぎの条件に期限内に伴侶を定めなければならない男子が、嫁探しのためにある学園に編入する。というとハーレム恋愛SLGだがその嫁候補に一人実の妹が混じっているらしいというサスペンス要素を加えた話。ほとんどハーレム萌えものらしい展開だが妹の件がどうなるのか先が気になる。筋を追うには読みやすい絵柄と構成。複数巻。

花咲くいろは Green Girls Graffiti (Emotion Comics 41)
細雪 純
同アニメコミカライズだが、オリジナルストーリーというか本編の前日譚。主人公の緒花が喜翠荘に来る前、本編の二人のヒロイン民子と菜子の物語。当初あまり親しくなかった二人の友情とか自身のドラマとか。原作を知っていなくても二人の女子高生の友情と成長の物語として楽しめる安定した内容。複数巻。

BLOOD‐C 十六夜鬼譚  (角川コミックス・エース 355-1)
ハヅキ リョウ
同名アニメコミカライズ。時代は戦後まもなく、主役は神官であり主人公の父親役だった人物。本編の過去のエピソードかつ本編の話の根幹が見える話。位置的にはスピンオフもしくは前日譚。TVアニメでははっきり描かれていなかった(はず)の部分だけに本編コミカライズより楽しめたが、初見では本編とに話のつながりが見えにくいかも。絵や構成自体は読みやすい。複数巻。