ホラーやオカルトは大好きだが霊感がほとんどない著者が、聞いたり出会ったりした不思議話や怪奇話を集めたエッセイ集。怪異と書いてあやしいと読む。
著者本人は霊感はないということですが、住んでいたマンションがらみの話などを多少経験している模様。
コンセプト通り霊が身近な知人たちの話・霊がからんだ話がほとんどですが、いわゆる怖い・たたる・ネガティブな霊といった怪談系よりも、霊によって危機を回避するとか偶然出会いが続くといった「不思議な」という形容のほうがぴったりくる話のほうが多い気がします。
個人的には守護霊と霊感のある知人の話が印象的。霊感はさっぱり人間なので、悪いものがすりよっても気がついてないと思うと怖くなります・・。うおー。
ひわときこ
ほんとにあった怖い話コミックス全1巻 / 朝日新聞社
ジャンル:エッセイ / 好み度:★★★☆☆