どこまで行けるかな? 他エッセイ漫画5件 

どこまで行けるかな? (ワイドKC)
藤末さくら
あるきっかけから、30代で小柄な著者が普通自動二輪免許を取得するに至るエッセイ漫画。LET'S GET A MOTERCYCLE LICENSE!という副題もついている。過去一度状況から諦めていたというのもあってその情熱がさりげに伝わります。未知の世界であるバイク乗り世界と乗るための必須事項が興味深かった。★★★☆☆

スピ☆散歩 ぶらりパワスポ霊感旅1 (HONKOWAコミックス)
<伊藤三巳華
霊感体質の著者が神社仏閣など、いわゆるパワースポットを巡る旅エッセイ。スピリチュアル系の人の視点からのスポットの描写は新鮮でした。複数巻。

裁判長!ぼくの弟懲役4年でどうすか (ゼノンコミックス)
松橋犬輔,北尾トロ
裁判見学記の著作で有名な著者の弟が起訴されましたという現実は小説より奇なりを地でいく内容。身内の裁判でも客観性を保つ姿勢で描かれている。実母には疎まれたようだが。弟さんが主人公たち家族に状況を告げたシーンはリアルだった。

山登りねこ、ミケ
たきむら りゅう
山好き夫婦の飼い猫が夫婦とともに登山をするという実録もの。山登りを通じての絆を描いたというかんじ。牧歌的な絵が内容にあっている。奥さんはメスがほしかったので三毛猫を飼うことにしたのにめったに存在しないオスの三毛猫だったという出来事になんとかの法則を思い出した。そして夫婦の山登りに対する情熱がすごいなと。

デコまん
ろくでなし子
器量良しの姉の存在と周囲のデリカシーのない言葉などからいつか整形しようと心に誓っていた著者はなぜか陰部の整形に踏み切り、美しくなった陰部を石膏で型取りしてアート作品を作るようになった経緯を描いたエッセイ。何度見ても陰部整形に至った過程が謎なのだがテンション高めで自分の感じたことを実行する行動力は素直にすごいと思った。この本を知る前は著者は文章書きだと思っていたんだけど・・誰と勘違いしていたのか;