外資系はつらいよ ずんずん

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著者が外資系金融機関に勤めていたころの同僚や上司のエピソード、外資系に対するよくある疑問への回答などを描いたエッセイもの。
著者は外資系金融機関などに勤めた後現在は日本企業に所属している著者が、外資系で勤めていたころのエピソードや外資系に対する疑問に答えるかんじの内容です。副題はOLずんずんが見た資本主義帝国♪の全貌。大仰だけど、やっぱり大体そんなかんじ・・なのかな??
完全実力主義、かと思ったら上司との折り合いが悪いとダメで媚を売るのも必須、長時間勤務あたりまえ・・・と巷で話題のブラック企業環境そのものでちょっとびっくり。まあ日本のブラックと違うところは給料の金額ですな・・・。(むろん外資のがすごい)
就職できるタイプは3つあるってのが面白いですね。著者の知る、外資で働く人たちの特徴も興味深かったです。ほぼ騒動通りで(笑)著者は自身のスペックは高くないってかんじの表現をしてるけど、優秀な外資の周囲に比べて、であって一般的にはやっぱり高スペックなんだろうなと感じたり。
絵はうまいってわけじゃないけど線がはっきりしていて読みやすいです。オールカラーの意味はないなと思いましたが。

ずんずん / 中経出版全1巻
ジャンル:エッセイ / 好み度:★★★☆☆