元気娘の杏ちゃんを中心に、幼稚園を舞台にしたほんわかコメディ。
元気で活発な気質の杏ちゃん、博識で大人びた発言をするひーちゃん、かわいい小梅ちゃんは仲良し三人組と、彼女たちの担任の男性保育士通称つっちー、そして美人で天然な山本先生、他生徒たちと先生たち。
二等身の、園児というより小人みたいなフォルムの子たちがちまちま動く姿にはやられてしまったよ(笑)正直なところ当初主人公の声がちょい作られすぎてる感があったけど慣れると大丈夫だった。
原作既読なのでどうしてもくらべてしまうんだけど、入学式のエピソードからはじまるので原作よりも人物関係がわかりやすい構成になってるかな。
原作は杏中心の視点でどことなく童話というか短い「お話」ぽいけど、アニメはつっちー視点で現実味を帯びたコメディというかんじ。
原作の可愛らしさをきちんと出しつつ、キャラの動きや展開の速さなど良い温度のテンポでした。個人的にはとっつきやすい仕上がりになってると感じるけど、原作を熟読してその雰囲気に慣れた人だと違和感があるかもなあ。
2010年テレビ東京系放映全12話/ 堪能度:★★★☆☆