私はまだそれを知らない (Cheeseフラワーコミックス)
<椎名チカ
女子が、父の都合で、面識のない父の男友達だという四十路のおじさんと同居することになる話。主人公は性に関して奔放、男は女のさじ加減で踊る者と認識するタイプで、幼馴染の男子とはセフレという状況もある。で、主人公は同居人の叔父さんを誘惑して同居解消に持っていこうとするが、逆に惹かれてしまうわ、当人はは身持ちが硬いわで、という感じ。主人公の恋愛以外のことも含めての意識の変化とか、おじさんの生真面目純情な面と大人の魅力の面がうまいこと融合した気質とか、読み応えがありました。二人の寸止め的な絡みも萌えた。キャラ描写が上手いんだなあ。★★★☆☆
<椎名チカ
女子が、父の都合で、面識のない父の男友達だという四十路のおじさんと同居することになる話。主人公は性に関して奔放、男は女のさじ加減で踊る者と認識するタイプで、幼馴染の男子とはセフレという状況もある。で、主人公は同居人の叔父さんを誘惑して同居解消に持っていこうとするが、逆に惹かれてしまうわ、当人はは身持ちが硬いわで、という感じ。主人公の恋愛以外のことも含めての意識の変化とか、おじさんの生真面目純情な面と大人の魅力の面がうまいこと融合した気質とか、読み応えがありました。二人の寸止め的な絡みも萌えた。キャラ描写が上手いんだなあ。★★★☆☆
僕の彼女は用心棒 (白泉社レディースコミックス)
<高田りえ
大部屋俳優を目指すが需要の先細りもあって泣かず飛ばずな女性は、養成所の同期でダンスでブレイクした俳優を伝手に上京する。紆余曲折の末、3人の男優の用心棒として同居することになるが。亡き父のような時代劇脇役俳優になりたい主人公の芸能サクセスものであり業界の恋愛ものであり、というかんじ。1巻完結なので展開が早いのは否めないが、バランスが良く充実した内容、登場人物も無駄なく動かしている。総じて安定感のある内容。登場人物のキャラは最初からわかりやすく含みがないのが珍しかった。なんか著者の絵柄変わった?内容に合わせてのことかもしれないが。★★★☆☆
<高田りえ
大部屋俳優を目指すが需要の先細りもあって泣かず飛ばずな女性は、養成所の同期でダンスでブレイクした俳優を伝手に上京する。紆余曲折の末、3人の男優の用心棒として同居することになるが。亡き父のような時代劇脇役俳優になりたい主人公の芸能サクセスものであり業界の恋愛ものであり、というかんじ。1巻完結なので展開が早いのは否めないが、バランスが良く充実した内容、登場人物も無駄なく動かしている。総じて安定感のある内容。登場人物のキャラは最初からわかりやすく含みがないのが珍しかった。なんか著者の絵柄変わった?内容に合わせてのことかもしれないが。★★★☆☆
新選組美男五人衆 (フラワーコミックスアルファ)
かれん
江戸末期、新撰組の前身、壬生狼に所属する美男五人衆と呼ばれた青年たちに焦点を当てた歴史ドラマ。えーと山野八十八が主役のよう。隊内外ともに難しい時期の様々な出来事を背景に隊士たちや主人公と馴染みの町娘との交流などが描かれている。衆道ネタもあるが記録にもあるエピソードしかないし目立たない。男五人寄ればそっちを連想してしまってごめんなさい。新撰組隊長格の面々に比べマイナーらしい彼らの説明もあるので知らなくても大体わかる。史実にのっとった内容だが女性漫画らしいロマンスを含めた人物描写が丁寧かつ人間臭く面白い。続きもののようだが連載がゆっくりなので続巻はまだまだ先らしい。
かれん
江戸末期、新撰組の前身、壬生狼に所属する美男五人衆と呼ばれた青年たちに焦点を当てた歴史ドラマ。えーと山野八十八が主役のよう。隊内外ともに難しい時期の様々な出来事を背景に隊士たちや主人公と馴染みの町娘との交流などが描かれている。衆道ネタもあるが記録にもあるエピソードしかないし目立たない。男五人寄ればそっちを連想してしまってごめんなさい。新撰組隊長格の面々に比べマイナーらしい彼らの説明もあるので知らなくても大体わかる。史実にのっとった内容だが女性漫画らしいロマンスを含めた人物描写が丁寧かつ人間臭く面白い。続きもののようだが連載がゆっくりなので続巻はまだまだ先らしい。
スキのかけら、キスの記憶 (Cheeseフラワーコミックス)
<浅野あや
表題作ほか私が知ってるカレのこと・まさかのキミ収録。表題作は、八方美人の彼氏に憤り別れを告げた直後からの記憶が失われた女子の話。3年分の記憶がない主人公の視点で話が進み、別れたはずの男子は側に寄り添い友人たちは何かを言い淀んでいる、そんな状況下の主人公の描写が見所か。主人公が記憶喪失の場合、若干ミステリ仕様になるのが好み。他作品も含め人物設定や主題がしっかりしているなと感じるが、話の〆がしっくりこないところもある。あと絵の方で女子キャラの瞳の大きさと位置がちょっと微妙で気になった。
<浅野あや
表題作ほか私が知ってるカレのこと・まさかのキミ収録。表題作は、八方美人の彼氏に憤り別れを告げた直後からの記憶が失われた女子の話。3年分の記憶がない主人公の視点で話が進み、別れたはずの男子は側に寄り添い友人たちは何かを言い淀んでいる、そんな状況下の主人公の描写が見所か。主人公が記憶喪失の場合、若干ミステリ仕様になるのが好み。他作品も含め人物設定や主題がしっかりしているなと感じるが、話の〆がしっくりこないところもある。あと絵の方で女子キャラの瞳の大きさと位置がちょっと微妙で気になった。