人口増加・環境汚染もろもろの問題を多数抱えた日本政府は感覚を接続する仮想電子空間GAIAを計画。現実に近い感覚を得られるそのバーチャル世界に住む少年が主人公。
主人公はある日公に使われていないマネーカードを拾得しそれを使用する。しかしそのカードは登録した時点で登録者からマネーを引き出し交換し、登録者同士が戦い最終的に残った1人に全登録者からあつまったマネーを総取りすることができるというシステムだった。
また、GAIAの最大の特徴は痛みの感覚がないということ。しかしゲーム中は痛みを感じるという。
2週間は登録解除できないことから、少年は本来のカードの持ち主である少女と生き残るために共闘することになるが・・。
バーチャル世界でのサバイバルアクション、というところか。カードの機能とそのシステムがなかなか複雑で理解するのに時間がかかるなあ。まあSFではそれはお約束なのでしょうが。正直なところ、現段階ではあまり魅力は感じられず。半まきこまれ型の街中サバイバルゲームな話が多めになってきたせいか、設定以外では新鮮味がないからか。
巻が進み、SF的設定なルールが活かされてくれば面白くなってきそうではありますが。
原作:岩井恭平 / 漫画:刻夜セイゴ
MFコミックスアライブシリーズ全6巻 / メディアファクトリー
ジャンル:青年・バーチャルアクション / 好み度:★★★☆☆