探偵、とあるのでミステリ系かと思ったらオカルトバトルドラマ系だった。主人公の少年は過去自分を助けた霊?に会いたくてオカルト系儀式などを片っ端から試したところたくさんの霊に取り憑かれ、藁にもすがる思いで、ヒロインとその執事が営む探偵社に赴く、というはじまり。
ヒロインは霊の姿を具現化したり他者の脳に干渉し霊視できるようにするという能力を持つのみでいわゆる退魔的なことはできない、なので霊に絡む推理もの・・かと思ったけどそればかりでもなく。前半はそれっぽかったけど後半はヒロイン側と関わりのある敵が登場、というところでヒキ。レーベルらしい展開といえばそれまでだが「探偵」という言葉以外のほうが良かった気がするんですが・・。話自体は悪くないのに違和感を覚える。続巻ではそうでもないのかな?
漫画:おかざきおか/原作:立花慎之介
角川コミックスエース全3巻 / 角川書店
ジャンル:少年・オカルトファンタジー / 好み度:★★★☆☆