不遇だった少女は、亡き祖父の縁から、死者に会える「反魂香」を扱う二人の青年の店に身を寄せることになる。
北の雪国で母親の所業から村八分を受けていたヒロインは、東南アジアで死亡した祖父の遺言で香木を扱う青年ふたりと出会う。反魂香を巡るドラマが主題かな。初巻では恋愛要素はほぼなくどちらかというと疑似家族ものに近い内容。不遇なヒロインの拠り所が青年達のところに固まるところかな。恋愛要素はある・・のか?
花ゆめ系でわりと見る展開に近い気がする。反魂香というファンタジー要素はあるがドラマはリアルで続きが気になる作品。周囲の大人のふるまいが世知辛いなあ・・。
桜小路かのこ
フラワーコミックス全3巻 / 小学館
ジャンル:少女・ファンタジー / 好み度:★★★☆☆